だまされんな
見た目に騙されてしまう人が多すぎる。
人は目だけでは何も見えていない。
目で見ない部分を感覚の鋭い人は見たり感じたりする。
そういう人の前に立ったら裸を見られているかのようにどう繕ったって何も隠すことができない。
人は生きていると色々な仮面を付ける。いくら上手に仮面を付けていても隠れている本来の自分を見抜かれてしまう。
特殊な能力がなくてもそこを意識するのに慣れていくと感じられるようになるのだろう。
これからどんどん敏感な人が増えてきて、仮面で本質を隠せなくなってくるだろう。そうなったら嘘なんてつけないし隠し事なんて何もできない。
だから秘密にしてることなんて少なければ少ないほど良くて、自分を曝け出せば出すほど魂は喜ぶ。
私はガチトークをしない人は信用できないし、芝居しているのもわかってしまうのでそういう人とは話していても楽しくない。
先日まさにあった実例。友人5人で車に乗っていてその中の1人が昨日は実家に帰ると話していて、実家に帰ると親から「良く眠れた?」と必ず聞かれるそう。実際彼女は自分の家の方が良く眠れるし、実家だといつも良く眠れないそうなのだが、いつも「うん、すごくよく眠れた」と親に言うらしい。その話を聞いたほかの4人に突っ込まれまくった。「何で嘘つくの?」という質問には「親を安心させたいから」という答え。一人娘で箱入りで育てられたから仕方ないかもしれないけど、やっぱりそれは他人軸で「自分に嘘をついている」ということ。自分にもご両親にも嘘をついてしまっている。「良く眠れなかった」と言ったら親は傷つくのだろうか?もし本当のことを言って傷つくとしたら親の問題でしかなく、彼女の問題ではない。もし関係性が壊れてしまうのを恐れての発言だったら「恐怖」という感情を使って話しているのだから恐怖の現実が起きるのだよ。と私はたちは粛々と話をした。「そうだね、自分に嘘はつきたくない」と言っていたので、良い娘を演じるのはもういい加減終わりにした方がいい。
そんな良かれと思うような小さなことでも嘘はつかない方がいい。自分を誤魔化す癖がついてしまうから。
意識が広い人ほど、NGな話題がない。どんな話題でもさらっと話すことができる。人を傷つけずに、波風立てずに、変な気持ちにさせずに自分の気持ちを伝えることができる。
目に見えているものしか信じないと意識の変化が全く起こらないし、例えばテレビで賢そうな、偉そうな肩書きを持った人が何かを語っていたらその人の言ったことを自分のフィルターを通さずにそのまま受け入れてしまうから騙されてしまうことがある。
大体詐欺師は見た目も感じもいいから騙されるのだが、絶対に身体や心は何かしらのシグナルを送ってくれていると思う。
何でもかんでも疑ってかかるのもちょっと嫌だけど溢れかえる「情報」の中の何を選択するかによって、今の時代その人の未来が決まってくるまさに「情報戦争」と言ってもいいかもしれない。かと言って何も情報を入れないのも危険だと言える。1番危険なのは「情報に踊らされる」ことだが、これも自分の感覚を信頼できればいくら情報を入れてもぶれることはない。
あくまで人の言っていることは人の言っていることでしかなく、いつでも自分が主体であることが大切だ。
違和感や胸のザワザワを感じられないほどに洗脳され、眠っているのだ。
ほとんどの人間は絶対に見えないものを感じながら生きているはず。このお店なんか入る気がしないとか感じてお店を選んでいるだろうし、この道ちょっと怖いから違う道行こうとか。
意識して自分の静かな声に耳を澄ませてみると、何か物事や人を前にしたときに見えるものが纏っているエネルギーを感じることができるようになる。
ひとりになって、心を落ち着け、身体の力を抜いて、自分と向かい合う時間を1日の中で少しでも取ることができれば、次第に心の声をキャッチする感覚が掴めてくるかもしれない。
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