地球ゲームのルールとは

人の死について誰も教えてくれなかった。

教わったのは死は怖いこと、不吉なこと、悲しいこと。

これからほんとに多くの人たちがログアウトしていくと思う。

実際救急車は一日中サイレンを鳴らしている。先日は斜め前の家の方が運ばれ、昨日はお隣さんの奥さんが。

うちの近くにある小ちゃい消防署。昔ここに住んでいた8年の間には一回たりとも出動はおろかシャッターが空いてるところも見たことがなかった。でもここに引越してきて約三ヶ月の間に何回出動しているところを見たか。救急車で処置されている場面を何回見たか。

死を客観的に見られるくらい意識を広げていないとこれから周りの感情に煽られてかなりきつい思いをするだろうと思います。

もう甘いことは言ってられないところまできています。

世界のどこかで災害や事件に対して心を揺らしてる場合じゃないです。知りもしない人に心を寄せる暇があったら自分に心を寄せてあげて欲しい。

究極目の前で人が亡くなっても動揺しないくらいの意識の高さでないと生き残れない。亡くなったのが例え家族だとしても。

冷たいと思いますか?そんな人間味のない人にはなりたくないですか?

それも個人の選択です。

でもね、そこまで意識の高い人にはもっとでっかい愛があるんです。

意識の違いとはそこなんです。

愛の質が違うんです。

意識の広さとは愛の大きさと言い換えてもいいかと思います。

これはこうなりたいからこうするとか言うことでは無くて、意識が拡大すると自然にそうなる。

私が好きなパラマハンサヨガナンダさんは目醒めているヨギでした。彼は何月何日にここを去ると言って自ら身体を脱ぎ捨てました。その遺体は長いこと腐食することはなかったそうです。

尊敬するヒーラーのダスカロスも自分の命を自ら操っていました。

周りの人達は悲しむでしょうか?

彼らを敬愛していた人達は依存していた人を除いてお祝いしたのではないかと思います。

感謝と愛とともに。

ずっと一緒にいた人が突然居なくなった時の気持ちは理解できますから、悲しんでいる人を見て「死なんてたいしたことじゃないんだよ」とは言いません。

この世の中は幻想だといいます。私もそれをふと垣間見ることがあります。

あまりにもリアルで感情を伴うので私たちはこの世界をリアルだと思い込んでしまっている。

だからって世捨て人のように全てを放棄したり、自ら命を絶ったりしてよい訳ではない。

ここのゲームの仕組みをわかっていないと極端に走ることになってしまう。

ここに居る目的を知っていれば自ずとやることが見えてくる。

それにはやはり感情を見て整理してあげないと心の中のぐちゃぐちゃの感情が邪魔して見えてこないのです。

もし死に対して恐怖を抱いている人は、なぜそう感じるのか?と自分と向き合ってみるとその原因がわかってくるかもしれません。

もし大切な人を亡くすのを恐れている人はなぜ自分がそう感じるのか、その感情の元となった経験を思い出すために自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。

子供達に教えるべきことは、ここのゲームのシステムとルールなのだと思います。

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