幸福感
誰にも、思っていることを素直に言えない、
本当のことを、言えない、
嘘をついて、私を苦しめて相手を悲しませて、
勝手に期待して、
勝手に思い込んで、
勝手に生きている私が、本当に憎い。
そんな私が、
可哀想で、可哀想で、本当に可愛い。
不幸に塗れた私は、
幸せな気持ちな時よりも、はるかに可愛い。
自傷行為をして、血まみれになって、
薬を大量に飲んで、現実か夢かの区別もつかない時間をさまよって、泣いている時の私は、本当に可愛い。
可愛い。
可愛いのになぁ。
もっと愛されたくて、
もっと満たされたくて、
もっともっともっと、
幸せになりたいだけなのに。
周りを見ると、みんな困ったような顔をしている。
私がそんな顔にさせてしまったのか。
「今から死んでくる。」
「リストカットした。」
「ねえ、私のこと好き?どれくらい?私だけ?」
あなたが、あなたが、あなたが、
本当に私のことを好きか、必要としてるか、
確かめたいの。
でも、あなたも、あなたも、あなたも、
困った顔をする。
何が間違ってて、
何が正しいことなのか、
区別もつかなくなってくる。
私、幸せになりたいだけなの。
満たして欲しいの。
幸せだけで。
こんな私が、
私は、本当に、嫌いだ。
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