「初志貫徹」は近くて遠い
「初志貫徹」という言葉がある。
始めに掲げた志を忘れずに一身に努力を続けて、最終的にその志を形にすることである。多くの人が志を忘れてしまったり、現実の兼ね合いでどうにも志などと言っていられなくなってしまったり、または志を形にすることを諦めてしまうものだ。それだけに「初志貫徹」とは、私たちにとって近そうで実は遠い言葉の一つである。
バレーボールを熱狂的に愛するある友人の紹介で、一人の男性に出会った。
色々と話を聞いてみると、将来は地元で政治家になりたいという。普通の会社員をし