[閑話] imagine
薄ぼんやりとそろそろ真面目に婚活すべきなのか?と思いつつも、具体的にこういう人と出会いたいというイメージを考えたことなかったな、と思って。
学生時代はそれなりにデートしてみたりしてたけど、だいたいつまんなくなって今に至る。
誰かといるよりも自分の可能性を試す方がよほど面白かったし楽しかった。
現にその結果で飯を食えているから後悔は全くないし、つまらない人間関係にそのまま時を溶かしていたらたぶん発狂していたと思う。
若かりし頃の同世代男子にあったような見栄は、もう同世代にはないんだろうけど。
そこそこ手広く浅く趣味を嗜んでいたから当時からいろんなところに会話のフックはあって、でも会話を掘り下げようとしても何も出てこなかったり、私に勝てないと言われて敬遠されたりしていた。
いや別に勝つ必要なくない?
そもそもマウントにならないよう言葉を選んでいたのに。
というか勝つってなんだ。戦ってねえし。
こちらがそのつもりでも、まだ男子がリードすべしという価値観があった時代だったのも影響していそうだし非難するものでもないけどさ。
親友たちと話すとき、誇張していないのに本題に入る前の導入エピソードからパンチが強いと言われがちだもんね。
仕方ない。私の人生が面白いことには誰の責任もない。
この際、過去などどうでもよいな。
一緒にいるならこういう人だといいな、と思う要素を考えてみる。
おおらか。無駄に戦わない。
話し方が静か。
自他の境界がしっかりしている。
分野を問わず知識を得ることに肯定的。
鮮度が大切な"情報"と体系的な"知識"の役割の違いを理解して使い分けができる。
自己評価はそこそこでも自己肯定感はある。
泰然自若。
嫌なことを仕方ないと割り切るように努力できる。(そうできないくらい嫌なことも時にはあるので)
大切な存在を守るために相応の努力ができる。
かわいげがある。
いろんなことを面白がれる。
スノボ滑れる。
ゲレンデ行くとき運転交代してくれる。(交代しながらならそこそこの距離移動できる! 安比か夏油行きたい。)
ニューアコとかアコチルでほどほどに遊べる。(サタニックは全然一人で行くから共有するならこういうのがいい。フジだとちょっと大きいかな)
のんびりした温泉が好き。
酒がイケる口。
でも悪酔いはしない。
店のコンセプトに合わせた使い方ができる。(立ち飲み屋で長居しないとか)
かけるべき金を使うときに文句を言わない。
本質を捉えた思考ができる。
TPOに合わせた言動がそこそこできる。(不適切発言をしない程度に社会性がある)
原価がどうとか言わずに広い視点で物事の成り立ちを捉えられる。
表面的な尺度でつべこべ言わない。
文脈を理解しようと努める。
他人の好きなものを否定したり茶化したりしない。
否定しないだけで、むしろ好みでなければ好みでないとハッキリ言ってほしい。(not for meというやつ)
自分より背が高い人がいい。(関係ないってよく聞くけど子どもの頃いつもいじられていたから私はコンプレックスがある。今は自分の体格に肯定的だけどそれとこれとは別)
体型は健康診断でひっかからない範囲内。ほどほどに自己管理が出来ていれば範囲内のはず。
自分が持ってるユニセックスの服を貸し借り出来たら楽しいと思う。
清潔感がある人。
選べる立場ではないけど、顔だけで二次元の好みを挙げるならとうらぶだと大典太光世(そう、笹貫ではないのだ)(三次元にお顔がめちゃくちゃタイプなドラマーがいるけどそういう書き方をされるのは本意ではないと思うので)
ひとりで生きていけそう。
でもそれなりに友達がいる。
孤独ではないがパリピでもない。
同性の友達から本人がいないところで「あいつはいいやつ」と言われるような人。
感情的になっているときに感情的になっていることを自覚できる。
理性的に取り繕うことができなくなるくらい心を開いてくれるのは構わない。
だけど八つ当たりされるのは嫌だ。(そして自分もしたくない)
対話する努力ができる。
最終的に分かり合えなくてもどこにすれ違いがあるか整理できる。
他人の物や共有の物を丁寧に扱える。
動物に好かれる。動物が好きなのではなくて、動物から好かれている。
子どもやお年寄りや同性から好かれている。(ただそういう人は異性からも好かれるわね)
親しき仲にも礼儀あり。(頼み事するときのお願いが丁寧とか)
箸の使い方が平均程度に綺麗。
わからないことをわからないと認められる。
大体のことを「分かった気にならない」謙虚さと自分なりの考えを併せ持っている。(とりあえず持論はこうだけどでも色々あるよね、というスタンス)
言葉選びが丁寧。
上品な言葉というわけではなくその場面に最も適した表現ができる言葉を模索できる。
つまりは語彙が豊富であるということか……。
何事も無茶をしない。
他人を褒めることにためらいがない。
過度な卑下や謙遜をしない。褒められたことを素直に受け取れる。
まとめるとたぶん私はサピオロマンティックで、なおかつ等身大で真摯な人が好きなんだけど、でも自分から見た頭のいい人は自分のこと好きになるとは全く思えないので本当に本当に難儀な性格をしていると思う。
(追記: 一見、要求が多いけど連続性があるし、全てを求めているわけではない。まとめた内容を解像度上げるとそうなる。)
逆に自分のアピールポイントってなんだろう?
見ていて飽きないとか?
そうね、飽きさせませんよしぬまでマジで。
あ、上に挙げた項目は普段自分が心がけていることでもあるな。実行出来ていないものもあるけど。
そこそこにおもしれーやつだと思うんだけどな〜。
でもたしかに面倒くさいところもあるもんな〜。
ちなみに街を歩いていてたまに声をかけてくる人は、たぶん冷たくあしらわれるのを期待している様子で、それならそういう店に行ってくれよと思う。願い下げである。
じゃあ仮に出会えたとして、一緒にいて何をどうしたいのかを考えたとき、別に世間一般のような家庭を持つ願望はなくて、それぞれ好き勝手生活している中で時々同じものを観て聴いて食べて思ったことを話して、見える世界を拡げたいんだよな。同じ釜の飯を食った仲になりたい。
体験の共有は親友たちでも構わないんだけど同性の視点ばかりっていうのも偏ってしまうので。楽しいけどね〜。
自分の周りにいる素敵な夫婦はそういう雰囲気があって、楽しそうだから自分も試してみたいな、くらいの気持ち。合わなければそれでいいと思うし。(なんだ、にんげんのまねごとか?)
アプリで探せばいいじゃん、というのも分かるけど、素の顔を出すのは職業柄刺されるリスクを考えると嫌だし、今後も手を出すつもりはない。
やっぱり水35㍑と炭素20㌔と(以下略)
うーん、そしたら雪山で友達増やすところからかなあ?
いわゆる出会い目的ではなくて友達を増やして遊べる人を増やしたい。
興味のあることを全て実現するには人生は短すぎるし、
身の丈にあった生活を一人で続けるには長すぎる。
この乱世をしなないでいるための戦友がいたら何か変わるのか、でもそんな他人に何かを求める人生でよいのか、でも一人で考えていたところでロクな案は出て来ないから。
程よくストレス最小限で遊べたらいいなあ、人生。
なんか疲れちゃったんだよ。