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放送大学での学びの方針、見えてきたかも

今年度から放送大学の専科履修生になり、興味の赴くままに7科目を履修登録して受講。その他に2科目ほど履修登録なしで、webで講義の視聴のみしました。

私は放送授業(テレビ・ラジオで講義を受講する)しか受けていませんが、それでも膨大な数の科目があり、さらにはweb授業(webで受ける)、面接授業(全国の学習センターで受ける)などもあるので、本当に科目はよりどりみどりです。

今まで受講してみて「思ってたんと違う」と思った科目はあったものの、それは自分が予想していたのと違ったというだけで、思いもかけないことを知ることができて、世界が広がったと感じます。

来年度もまた専科履修生を申し込もうと思っています。引き続き面白そうな科目を手あたり次第に受けるのもいいけれど、何か選択の基準がある方が選びやすいし、モチベーションが続きやすいかもしれません。

ということで、これまでの経験と私の今の感覚で、現時点で軸となりそうな事柄を考えてみました。


哲学・思想・芸術・メディア系の科目

私は、絵が下手なのと、美術作品を見ても「絵が描いてあるなぁ」以上の感想がわかない(苦笑)ことが長年のコンプレックスでした。
一方で幼少期からずっと楽器をやっていたので音楽(クラシック)は得意です。
近代のクラシックは絵画芸術との関連もあるし、現在の音楽シーンはアーティストのメイクやファッション・CDジャケット等のイラスト・映像・舞台装置などももれなくついてきます。「音楽を突き詰めて考えたら、音楽以外の芸術をいずれ考える必要が出てくる」のではないか、と常々感じていました。
こんな気持ちから、芸術論、そこから遡って哲学や思想、逆に実用側にシフトしてメディアやデザインについても広く浅く学べるといいな、と思っています。

心理学系の科目

元々は心理学の講座自体には興味を持っていなかったのですが、前期に「仕事に役立つかも」と思ってクリティカル・シンキングの講座を受講したところ、私のよくない考え方の癖が「人の心理のよくあるパターン」にズバリ当てはまっていることを痛感しました(涙)
断れない・完璧主義・過去をくよくよ考える・・・自分の考え方を客観的に観察することが少しでもできれば、これまでに起きたことは変えられなくても、今後少し生きやすくなるのではないか、と思います。

学芸員の資格取得につながる科目

元々博物館が大好き。観光に行った先で県立博物館にキャプチャーされて観光名所を一切回れずに帰ってくることもしばしばです。博物館は国立や公立が多いですが、自社PRと技術紹介を兼ねた博物館的な施設を持っている企業もあり、いつか私の勤務先もそんな施設を作れるといいな~、と野望を持っています(笑)放送大学では学芸員の資格に必要な科目の単位が取れるので(実習だけは他の大学で行う必要あり)、こつこつとチャレンジしてみようかな、なんて夢を膨らませています。

理系科目を受けるとしたら:生物系

大学時代から今までリケジョを貫いてきているので、基本的には理系科目はお腹いっぱいです。笑
ただ私は大学入試で生物を受験しなかったため、生物の知識は高1の「細胞がどんどん分裂していく」というおぼろげな記憶でストップしています(苦笑)。
子どもが成長していくのを見たり、自分が中年になってきたりで、生物に関する知識って何よりも実用的だよなぁ、と感じることがあります。それなので、理系科目を受けるとしたらまずは生物系だな、と思っています。

最後に:細く、長く、楽に続けよう

何を受講するかよりも、これが一番大事かなと思います(笑)。
今は、適応障害での休職から職場復帰して、短時間勤務中。放送大学の勉強は、残業防止と気持ちの切り替えにも役に立っています。
ただ、この生活がいつまで続くかわかりません。生活のことを考えればフルタイム勤務に戻ることは絶対必要だし、そうなれば毎日の過ごし方もタイトになり、時には残業もあるでしょう。健康問題や家族の事情など、その時その時で優先するべきことも出てくると思います。
勉強が本分の学生とは違うので、優先順位を守った上で、時間や心を豊かにするために学び続けていけるといいな、と思っています。

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