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信頼なのか、ナメられてるのか、老害なのか

元同じ部署に所属、今は遠方の事業所の別部署に異動した後輩から、久しぶりにチャットがきました。

〇〇の資料ってありますか?
今度関連の商談があるんで、適当に見繕ってもらえませんか?
元データもあると今後安心なので、一緒にもらえると助かります!
(パンフやプレゼンとかの画像がずらずら続く)

「・・・相手方はどんな方?商談のポイントは?いつまでに必要?」

納期や優先事項はまだはっきりしないんですが、とりあえず今週中、できれば水曜日ぐらいまでにもらえるとうれしいです!

・・・彼が、いまその商談の見通しが立たなくて不安、今後の使い回しのためにデータも集めておけば安心、水曜日までにもらえると嬉しい、というのはわかりました。

商談相手の様子やポイントを簡潔に説明できない。
データを揃えておく機会はこれまでにもあったのに、取っておかなかった。

そんな君に水曜日までにデータを渡して喜ばせるために、私が自分のスケジュール調整して、作業をしなければいけないのはなぜ?

期待の若手の一人ではあるんです。でも、どんなキラキラ人材だって一人では仕事しているわけではない。キラキラを支える多数の平キャラにどれだけ目配り気配りできるかで、彼の将来をいかに気持ちよく支えてもらえるかが多少変わるのではないかな?

無邪気な後輩の先輩、便利なおばさん社員、小うるさいベテラン。
今後どの顔を使っていこうかなぁ、などと考えながら、資料をちょこちょこ集めて金曜日に何とかしてあげた、先週のできごとでした。


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