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勝手に野菜を植えるゲリラたち

unkn0wn

先週末からZINEをつくりはじめた。
できれば今週中には入稿してしまいたい。

このZINEは主にユウちゃん×ヤマちゃんで制作している。
ふたりで本でも作ろうや って話をしてから3年も経ってしまったけど、俺たちのチュウニングはいまが1番合っている気がするから、一緒に物作りするのにベストなタイミングのように思う。

とは言っても、この世に生まれて31年と6か月、いつだって今が1番良いと思い続けてきたもんですから、自分はちょっこり今びいきなところがあると思う。
あとになって考えたら、まだ早かったかなって思う可能性もある。

最近は店に引きこもって作業ばっかりしていて、結構良いスピードで良いものがつくれていると思う。

もしかすると自分は本を作るために生まれてきたのかもしれない。
文筆・編集・デザイン・イラスト・通信販売・音楽・パソコンほか、これまでやってきたあらゆる遊びたちがどれも満遍なく活きてきて、どんどんイメージが湧く。
イメージに手が追いつかないから日中はとにかく作業していて、疲れそうな気がしたら早めに海を見に行ったり、夜なら月見たり料理したりしていて、心身ともに調子が良い。
昨日は八百屋で4人×1週間分の野菜を買って、野菜スープとチャーハンを作った。今週もたくさん料理したい。

世間がどうなってるのかいまいちわかっていないけど、自分たちの日常はいい感じで進んでいる。

ゲリラ園芸がはじまった

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俺たちが運営しているNEO POGOTOWNは、沖縄市のパークアベニューっていう商店街のなかにある。

この商店街にはやたら巨大な鉢が大量に置かれていて、南国の奇妙な植物がミチミチに植えられている。

中には放置されて雑草が生い茂ってるだけの鉢なんかがたくさんあったから、そいつらを勝手に耕しまくってトマトやオクラの種を撒いているという不届き者のゲリラがいるらしい
結構たくさん植えられているから、順調に育てば2か月後には大量の野菜が実るだろう。

風の噂で聞いたけど、この野菜たちがもし順調に実ったときは、街の人たちが勝手にちぎって食べて良いらしい。もちろん俺たちも食う。

ゆくゆくは奇妙な植物たちも全部どかして、この通りを野菜で埋め尽くしたいらしい
給付や補償も悪くないけど、この先どうなるかわからない以上、お金以外の形でも生活のバックアップを取っていけるってのは良い。俺たちの生活は、昨日よりも丈夫になる。

NEO POGOTOWNはただのお店じゃなくてオルタナティブベースだと思うので、もうひとつの形っていうのを考えて実践していきたい。
この、名前も知らないゲリラたちのように。

誰だかわからないけど、この人たちのことを#路上野菜解放戦線 と呼ぼうと思う。
散歩道が食材で埋め尽くされるのも時間の問題だ。

サポートされた金額は、大切な飲食店や、大好きな友人のために使われます。