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基礎の極限支持力と傾斜地の影響【建築士試験】

こんにちは!ゼロ所長です。

今日は靭性と柱と梁の幅厚比の関係について考えるね。
こんな問題が出題されることがある。

基礎の極限支持力は、傾斜地上部の近傍の水平地盤に基礎がある場合、斜面の角度、斜面の高さ、法肩からの距離に影響を受けるので、一般の水平地盤に基礎がある場合に比べて大きくなる。

正解は・・・×となるのだけど、なぜだかわかる?
知識ゼロの人が読んだら意味不明の文章だね。
一緒に考えてみよう。


基礎の極限支持力と傾斜地の影響

図でイメージできると簡単だけど、長々と専門用語を使って「あえて難しそうに」した問題だね。

この手の問題が一級建築士試験では沢山出題される!
やっかいだよね。

ポイントは「傾斜地上部の近傍の水平地盤に基礎がある場合」の部分だね。

ここを図でイメージできれば正解できるはずだ!

傾斜地とは、その名の通り傾斜している土地。
別の言い方をすれば勾配がついている土地なんだ。

つまり、傾斜地上部の近傍の水平地盤とは、傾斜している土地の近くの平らな地盤だね。

ではイメージしてみよう。
ペンと紙を用意してみてね!

  • 傾斜している土地の近くの平らな地盤に基礎を置いた場合

  • 周囲および基礎を配置する場所も平らな地盤に基礎を置いた場合

どちらの支持力が大きい、小さいだろうか?

専門的な知識が無くとも、何となく、傾斜地の近くに配置した基礎の方が支持力が小さくなりそうだよね?

自分が家を建てることを考えてみてほしい。
急斜面の近くに家を建てるよりも、周囲が平らな土地に家を建てたいよね。

その直感は正しいんだ。

実際、傾斜地の近くに基礎を配置すると地滑りを起こす可能性があるため、支持力は小さくなってしまうんだ。

まとめ

よし。これまでの情報を元に整理しようか。

  • 自分が家を建てることを考えてみよう。

  • 傾斜地の近くに基礎を配置すると地滑りを起こす可能性があるため、支持力は小さくなる

こんなかんじで問題を解けるよ。

参考

最後に参考にした記事を掲載しておくね~。それでは~。

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