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構造設計者の維持管理の方法に関する役割【建築士試験】

こんにちは!ゼロ所長です。

今日は、構造設計者の維持管理の方法に関する役割について考えるね。
こんな問題が出題されることがある。

構造設計者は、施工の段階においても設計意図が実現されていることを確認する必要があるが、 供用期間中の維持管理の方法については、建築主の責任のため、建築主に任せるべきである。

正解は・・・×となるのだけど、なぜだかわかる?
知識ゼロの人が読んだら意味不明の文章だね。
一緒に考えてみよう。


構造設計者の施工に関する役割

建築業界にいれば、常識的に正解できるハズだね。

間違っている部分は「供用期間中の維持管理の方法については、建築主の責任のため、建築主に任せるべきである」という部分だ。

供用期間は、建物が竣工してから使用に供する期間のことだ。

要するに、問題文をざっくばらんに書くと

設計から施工までは責任もってやるけど、建物の完成後は責任ないしご自由にどうぞ」と言っているのと同じだね。

確かに、建物の供用期間中の維持管理については、建物の所有者である建築主に責任がある。

とはいえ、一般的に建築主は建築の専門家ではなく、また、建築物の性能や特性を一番把握しているのは設計者だから

供用期間中の維持管理の方法を「建築主に明示」する必要があるんだ。

まとめ

よし。これまでの情報を元に整理しようか。

  • 供用期間中の維持管理の方法を「建築主に明示」する必要がある

こんなかんじで問題を解けるよ。

参考

最後に参考にした記事を掲載しておくね~。それでは~。

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