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何十年かぶりに親と出歩く

 今年は、家族全員が何らかの厄年という事がわかりました。
 無職のこの時期だからというわけではないのですが、人もまず来ないであろう平日午前中を狙って、私とお袋で厄払いに行く事にしました。

 昨年も一昨年も良くない年周りでしたが、年明けから急に幾つかの企業から面接が来るも、全てお見送りになるか、採用活動白紙という会社ばかりとなってます。
 この年だと、結構きついものがあります。
 派遣でも大手だと社内選考があるそうで、書類選考すらほとんど通らなくなってます。
 正社員でも、なかなか通過しないのに、派遣でこれだと、「どういうこと?」というわけであり、やっと面接にたどり着けば、上記の通りの有様が連続してくると、憑き物落としにでも考えてしまいます。


 何十年かぶりにお袋と歩きました。
 途中待ち合わせし、帰りも途中で別れましたので、正味2時間くらい共に外出です。

 まあ、若いうちは、親との確執はあると思います。
 そんなものないという方がうらやましいです。

 以前にも書きましたが、自分が年を取れば、当然に親も年を取るわけですが、自分時間から見た親の時間は、相当に老いていっているわけです。
 10代、20代、30代の頃の親とは違ってきます。
 自分もパワーがなくなってくれば、親もなくなっていきます。
 どこかで諦めも出てくるのでしょうが、喧嘩するパワーがないのです。

 時間が経てば、環境も変わっていくようですよ。
 それまでは、かなり長い時間ですが。

 今日厄払いにいき、客は我々入れて3組。
 隣の市よりも、もっと先から来ている方達でした。地元の神社なのですが。
 雨という事もあったのでしょうね。

 甘えになりますが、まだ10年は親に生きていてもらいたいです。
 昔はそんな事、これっぽちも思ってなかったのですけどね。
 自分が、今このような状態でかなり弱気になってしまっているのと、一人暮らしが、急に淋しく感じるようになったからかもしれません。

 

 

情報提供や考え方、そしてこれまでの苦々しい経験での対価として、ありがたく頂戴致します。