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リモートワークの日常

 完全在宅勤務で、3年経ちました。
 
 過去、リモートワーク、在宅勤務関係で、これだけ書いてます。
 お時間ありましたら、まあ目を通して見てください。とはいっても、その時々の状況による感想になってしまってはいます。
 
 今日の本題は、過去投稿以降に記載。

 では、改めて今日の現状として、、、、。

 在宅勤務を経験し始めたのは、前の会社でコロナニュースが出た翌月からです。
 在宅勤務は、月に4,5回くらいでした。
 ある営業部門は、3ヵ月目あたりから持ち回りで1人以外は在宅という風にしてました。
 ですので、全社的に均等に取り組んでいたかというと、そうではなく、出社し続けていた部署もあり、部署ごと、あるいは本人判断の部署もありました。

 半年過ぎた頃に、それまで溜まりに溜まっていた鬱積と疲弊と、今後の将来においても憂いしか残らない事が見えてましたので退職。
 そして、即派遣で2社ほど経験。
 
 1社目は、前職と異なる業界で、IT企業でもありません。
 派遣社員は出社義務でしたが、正社員と契約の方は、1・2日出社するのみの在宅勤務化でした。
 ですので、出社しても、社員がほとんどいないのです。がらーんとしていて。ある意味過ごしやすかったですが、放置プレイな感じでした。

 そこは、ある事で1ヶ月で終了し、翌日から別の派遣会社経由で派遣先に。既に社員は同じように1・2日出社する方が多かったです。こちらも、前職ともIT業界でもありませんでした。
 ですが、途中から派遣社員も在宅化の依頼を受けたそうで、週一出社で調整して頂き、3ヶ月ほど勤務してました。
 こちらは、放置と言う感じはなかったです。
 社員化のお話を早々に頂きましたが、労働環境面で前職と変わり映えなさそうな働きづらさを感じたのでお断りし、その時点で派遣契約終了。いわゆる派遣切りとなりました。
 そして、次が見つからぬまま、無職となりました。
 
 とにかく必死に探して数か月後、今の会社に正社員として運良く決まりました。
 決め手の一つは、リモートワークです。但し、年齢もあるのか年収は下がりました。しかし、残業代は満額支払ってくれ、かなり労働管理をされますので、ほぼ残業は私はない状態です。

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 色々書いて、発信したい事はあるのですが、これまでの人生の承認欲求状態になってしまうため、在宅勤務3年経過の今のみを書きます。

1.在宅勤務としてのルーチン

 毎日のルーチンは、完全に決まっているような状態です。
 7時前に起床。
 食事、着替え等をして、8時に仕事開始。
 昼は12時ー13時。
 たまに銀行やコンビニに行き、ついでに散歩もしますが、ほぼ横になっている事が多くなりました。
 昼食は、もうほとんどする日がないです。食べても、クッキーかミニ豆腐や前日の残りのおかずを一口とか。
 
 そして、概ね17時で終了。
 9時から勤務の場合は18時で終了ですが、通院したい場合や銀行、果てはスーパーで買いやすい時間帯を考慮した結果、今は早出勤務で過ごしてます。9時まで待っているのが無駄というのが本音ですね。
 それこそ7-16時勤務でもいいかとも思ってますが、まだ7時は眠いですね。
 
 そして、17時以降、残業はほぼありませんので上がります。
 残業はあっても1時間ほどです。
 
 退勤後は、散歩、ウオーキング、整体、買い物等で過ごして、19時前に夕食。その後は、たまに21時頃、買い物し忘れならばドラッグストアに行くとか、夜ウオーキングに行くなどしてますし、それがないならば、勉強やらなにゃらして、23時過ぎには床についてますが、2時頃まで起きている日が続く事も有ります。

 こんな生活が、3年ほどです。
 ただ最近は、母親一人となってしまったので、ボケ防止や互いの不慮の事故等を想定して、TV見ながら話し相手や喧嘩相手している時間が、食事の頃2時間くらいは、一緒に過ごしてます。

2.人と接する事が無い環境 

 今の会社3年間、最初の顔合わせ日以外、出社してませんし、部はほぼ全員が完全在宅です。
 ですので、最初の出社日は、部長と10名ちょっと程のうち2名の部員としか顔合わせしてません。
 私は結構な数会社を移ってます。
 そして、今の会社実は久方ぶりにSES系の企業なので、社員の多くは常駐先就業なので、そもそも社員の顔知らずに退職していく環境です。
 たまたま内勤業務担当であるので、数名の方と話す機会はあるというだけです。
 
 会議は、勿論Webです。
 ですが、ほとんど私は会議がありません。
 やりとりは、Slackとメール。
 また、毎日朝礼と終礼が数分あります。
 ですので、全く声を出さない日はないのですが、顔を合わす日は、全くありません。
 2年ほど前から、顔出し会議は、お客さん以外止めようという風潮になりました。やはり女性にとっては化粧の必要性があったりするからだとも思いますが、大勢がWeb会議で顔出すと、回線重くなると言う事もあるからです。と言うか不要ですよね。
 それでも顔だしで、個別に状況ヒアリングされる事とかもありますが。
 
 また、人によっては、即Web会議やSlackでの通話を頻繁にされてます。
 ですので、誰もが無口で毎日を淡々と仕事を進めているという環境ではありません。
 単に、私が他社員と触れる機会が少ないだけであり、ほぼ任されている状況だから、会話の機会がないのです。
 
 孤独感はあります。
 というか、去年あたりから出てきてしまいましたので、一人暮らしをやめ、少し前に実家に戻りました。

3.在宅勤務による孤独感

 昨年まで、全く孤独と感じた事はありませんでした
 一人暮らしを夏前までしてました。
 コロナ過となって数か月後に前職を退職。その頃から、なんかおかしくなった感じはありました。
 前職以外でも勤務経験は数社あります。
 その数社と違うのは、前職は初めての別の業界。相応に社員と接する機会が多かったと振り返ります。
 その環境に浸りすぎたのでしょう
 
 突然辞めて、在宅勤務が進んだ会社に派遣を入れて3社。
 全く異なる就業環境に合わなかったかというと、そうではなく、むしろ「願ったり叶ったり」でしたが、しばらくして、急に前職時代の環境が抜けきれず、気兼ねなく接する機会の日々を喪失したからと自己分析してます。
 
 話し相手がいない
 身近に親類も知人もおらず、結婚もしてないので、話し相手は親のみ。 
 それでも、同級生や仕事仲間的な方とWeb会議をすることはできますので、全くの一人ではないのですが、直接会ってというのは、親しかいません。
 
 税金も公共料金もあがり、住みづらいアパートでもあり、一昨年父が亡くなった事もあって、実家に戻る事にしました。
 共同生活として戻る事にしました。
 
 それでも孤独感はある
 あまり親とは昔から良い関係ではない事もありますが、前職まで残業続き、土日出社も普通にあったワーカーホリック状態だったのが、残業も土日出社もほぼ皆無であることから、仕事人生暇になったと言う事も原因と自己分析してます。
 
 これまで、特に家族が欲しいと考えた事はありませんでした。
 むしろいらないかなと。
 知人も普通に話せる人が数名いればいいとも。これまでの会社とは、最初の同期と前職での他部署数名以外は、全て縁切りしてきた様相で、やりとりはしてませんし、同級生ともSNSで無理やり見つけて「久しぶり」感覚で話した程度です。親しかった同級生は、誰一人見つからずで。。。

 在宅勤務は、家族との時間が増やせるとか、介護する人がいる場合、良い就労環境だとも。
 そして、通勤時間と通勤体力の無駄の削減、昼食夕食の外食費の削減、トイレも自由に行けて、ちょっと昼に散歩というのもできる。それこそ、余計な会話をしたくないとか、嫌な上司同僚と顔合わせる事もないといった事から、良い就労環境だと思います。
 
 ですが、個人事業主のような就労環境を生活と共に続けていく事にもなります。
 それが、一人で生活している場合の人です。
 
 これの対処として、会社に集まる日を設けるとか、Web飲み会とかを開催している企業もあるわけです。
 しかしながら、これらは万人に当てはまりません。
 例えば、私の場合なら、わざわざ1時間半もかけて出社したくないのです。しかも夜に行くなんて。体力がもうなくなってきてる年齢でもあります。
 そして、世代としても、まず話が合わない若い人ばかりだと、浮くだけです。だから開催されても行くがない。
 そもそも飲み会嫌いなので、そういうイベントに出たくないという点からも、そういうのがない今の会社は、自分にとって良い環境でもあるのです。気を遣わずに済みますから。

4.孤独は問題と思ってます

 動画を見てると、「孤独者は普通」とか「有能」だとか、「一人の時間を持てることはいい事」だとか、なんか、良いように捉えられている題名が多くありませんか?。
 私、興味を感じないので見ません。
 
 「それって、本当に孤独な状態なの?」と。
 そして、多分、この年齢でボッチの人は、今後もボッチで、孤独死になる率が相当に高い群と思います。
 そうなると、本当に孤独であり、社会からの孤立になりえます。
 まあ、実際、今は地区や役所あたりで、見回りしてくれるので、完全な孤立者は、ホームレスでない限りいないはずです。

 話しを戻しますが、そういたった洗脳的題名と捉えてしまう内容において、どうにも孤独の定義が違っているような気がしてますが、修業でない限り、孤独はあまり良い状態とは思いません。
 ある種の、自己ネグレストだと。

4.空いている時間が問題

 修行。ボッチでも目的があるのです。
 決して暇ではないし、空虚な状況でもないはず。
 そう、孤独って、どこか空虚な環境、空虚な経過時間、空虚な人生だと思います。
 でも、修業している人は、そうではない。
 趣味や勉強でもいいですが、何かの目的、あるいは充実な時間を過ごしている人は、孤独ではないのではないでしょうか?。
 つまり、孤独って、その人が置かれた立場ではなく、置かれた時間環境なのだと。
 
 何か穴埋めすればいいのです。
 私の場合、延々と疲労と文句の絶えない何十年と言う中でも仕事という事と、そこから脱したいという気持ちが常にあり、ほぼ毎日、転職先探しをしてました。ゲームや外出する時もありましたけど、それは息抜きであり、孤独時間となりえる時間は、強いられた残業と転職先探しだったのです。

 私自身、あまり大勢のいる場所が苦手に10代後半の頃からなってしまいました。
 飲み会も嫌いです。嫌いというか、疲れている中、暇な人らに時間をつぶされるのが嫌なのと、酒が嫌いだからです。20代の頃は、同期達と出張や休出がない限り、ほぼ毎週土日は外食や明け方までゲームやカラオケで遊んではいましたので、まるっきり人嫌いなわけではないのですけどね。
 
 そんなわけで、孤独と感じたら、何かその時間を埋める事を見つければいいのです。
 無理に友達作りをするのはやめましょう。ろくなことになりかねません。異性作りも今はほどほどにですしね。会社の人とて、何しているか出自がわからない人もいるわけですし。

5.それなりに

 最後になりますが、そんな孤独感が昨年から出だし、どうも調子が悪くなってます。
 出だしているのは、パニック症状。バス、電車に乗れません。一昨年から少し出る日がありました。原因は不明ですが、血圧が高くなり、太りだした事が原因でもあるようです。タバコを止めてしばらくしてから調子悪くなりましたw。そして、男性更年期とも診断される始末。
 
 恐らく、こういった症状から、将来の不安が強くなっている事。そして、これが原因でもあるのか、孤独感というか社会からの孤立感を得てしまった。
 実は、数年前、十数年前にも似たような状態になりました。
 しかし、高血圧や精神面での症状が出る事は、全くなかったです。
 なんというか、焦燥感とでもいうのか、世の中に対しての失望感の方が強かったと思います。
 そして、当然その頃は、無職の時です。
 転職先探しが思うように行かない日々でもありました。
 やるべき事はあったので、孤独を感じる時間を日々過ごしていたわけではなかったのでしょう。だから孤独感はでなかったのかと。
 
 ところが、今回は明らかに孤独感。
 その為、同級生や知人とWeb、SNSで頻繁にやりとりしましたし、実家に戻るまで、何度も足を運んで食事を頂くようになってました。
 それでも一時的回復はあれど、やはりどこかすっきりしない。
 そこで、久しぶりにチャットサイトを見つけて、2ヶ月ほど会話を楽しんでました。
 まあ、あとは、通院することで、医者と会話するという目的も作ってましたし、次第に整体に行けるようにもなったので、なんらかの目的時間を作る事もできたわけです。
 noteを書いているのもそうですね。動画作成でもいいですし。
 会社の取り組みでも、Web飲み会とか、同好会とか作って、業務以外の時間で取り組むというのも設けて頂くのも有りかと思います。但し、会社のこういった取り組みって、時間決まっているんですよね。相手に時間を合わせずらい人もいるわけでね。。。
 
 こんな感じで、私はボッチ在宅勤務続きでの孤独感をなくすための、時間潰しを作ってるというわけです。
 参考になれば幸いです。

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れいし(ある50代が日々思う事)
情報提供や考え方、そしてこれまでの苦々しい経験での対価として、ありがたく頂戴致します。

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