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うちのパンダ
うちにはパンダがいます。いや、あります。
「パンダ」と聞いて思い浮かべるものは、動物?上野?
イタリアのオープンカー
うちのパンダは車なんです。
車のパンダと聞いてピンとこない方は、ぜひとも想像してみてください。
イタリアのオープンカー。
赤色、外車、左ハンドル…
恐らくアルファロメオあたりの、ちょっとセクシーな艶っぽい赤色の車を想像するのではないでしょうか。もしくはフェラーリのオープンカーなど?
ところがどっこい。
我が家のパンダは、THE大衆車。流れるようなフォルムの高級車の対極をいく車なのです。それでいて「外車のオープンカー」と言ってもウソにはならないポテンシャル…
こんなくるま
一体どんな車なのか、パンダについてもう少し説明をしてみます。
イタリアのフィアット社が1980年頃から生産を開始。
当時フィアットは業績が芳しくなく(というかイタリア自体が不景気)、低コストで作れるコンパクトカーの開発・デザインをデザイナーのジウジアーロ氏に外注しました。
開発期間も短く条件も厳しい中、彼はさまざまな独創的アイディアを盛り込み、ついに革新的なデザインの車を完成させます。それが初代パンダなのでした。ちなみに名前の由来はやはり、動物のパンダから。
パンダについてもっと知りたい方はぜひこちらも。歴代パンダについてかわいく紹介されています↓↓
ここがパンダ
当時画期的だったパンダのデザイン。時代が変わってもその個性は色褪せません。(むしろ逆に新しいのかもしれない…)
個人的にこれぞパンダ!と思うポイントを挙げてみました。
うちのパンダは1997年製。初代パンダの後期型にあたります。
カクカクのフォルム・・・子供の描きそうなくるま。どこもかしこも直線的。しかしそのバランスは何とも絶妙。実際パンダを描いてみると分かります。
ガラスも平面・・・外の景色がゆがみません。でも運転中ガラスに顔をぶつけることもしばしば(サイドのガラスと顔の距離が近い)。
無塗装バンパー・・・ちゃんと仕事をしてくれるバンパーです(=軽くぶつけたとしても傷になりにくい)。
色・・・トロピカルレッド。ちょっと色褪せてもはや朱色ですが、それも良しと思える色です。
内装ほぼなし・・・というか見せる内装。内側からもトロピカルレッドが楽しめます。扉の薄さも内装の簡素さを物語っています。
ダッシュボード周りがシンプル・・・計器のパネルやボタンは簡素そのもの。助手席側の物入れもシンプル&大容量。CDを縦に並べられます。
ワイパーが1本・・・一生懸命働いてくれます。
外から見ると本当に小さい・・・乗っている時よりも外から見たときに小ささを実感します。駐車場でほかの車と並ぶと一目瞭然。
などなど。
もちろんパンダ以外の車でも、特に同じ年代の車は当てはまる点があると思います。そして、これらのポイントが果たして良い所なのか、悪い所なのか書いていて疑問…
でもいいんです。これがパンダなんです。
なぜだかそう思わせる(思いたくなる)不思議な魅力をもった車です。
上手く説明できませんでしたが、とにかくパンダの魅力はこんなものではないのです。これから、いろいろな出来事を振り返りながらパンダの魅力を再発見、発信していけたらと思っています。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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