こまこ
笑顔の時間を重ねたい
「お母さんも、自分のお母さんにおんなじごつしてきたもんね」 高校生の頃だったであろうか。 あの頃の私はひどくわがままで 家の中では家族とろくに口も利かず 帰りたいときに帰り 食べたいときに食べ 父や母に冷たい言葉をたくさんぶつけた 大変わがままで、勝手な娘であった 当時、そんな私に母は 「"こまこ"とどう接していいかわからん」 と言って、泣いていた それでも私はやめなかった 後にひけなくなっていた そんな日が続いて、ある日の晩 「お母さんも、自分の