大阪院のブログを始めました
はじめまして、この度大阪院院長となりました野尻です。
大阪院が開業して早くも3か月が経ちました。コロナの影響が明けた今年のゴールデンウイークは、大阪院近くの梅田周辺も大賑わいでした。
私が赤ちゃんの頭のかたちに興味を持ったきっかけは大学病院で頭蓋縫合早期癒合症の手術を行ったことですが、何といっても自身の出産です。
産まれた我が子の頭は吸引分娩により細長く変形しており、それは時間と共に目立たなくなりましたが、授乳やおむつ替えで抱っこしたときに何気なく確認した後頭部が思い切りへこんでいたのです。
乳児の頭蓋骨の柔らかさについては知っていたのですが、その衝撃の光景は今でも脳裏に焼き付いています。
よく寝る子で長時間同じ姿勢であったため、その後は縦抱っこの時間を増やしたり、枕を調整したりと色々した覚えがありますが、初めての育児に必死であまり詳細には覚えていません。。。
その後第2子が生まれ、出産直後から気を付けていましたが、常に抱っこしていないと泣く子だったためか、気が付くと綺麗な頭のかたちをキープしていました。その頃の日本では、医療として位置的頭蓋変形への関心がほぼありませんでしたが、私のようにお悩みになった親御さんは少なからずいらっしゃった事と思います。
幸い現在は、頭蓋変形に対する認識が広まってきており、治療の選択肢もあります。
当院は頭のかたちに特化したクリニックですが
小児科、脳神経外科、形成外科、産婦人科の専門医が診察にあたっており、診察のついでにお子様やご自身の体調なども相談してみようと思っていただけるような、皆様に信頼して頂けるクリニックを目指しております。
病的な変形も位置的頭蓋変形も早めの診断が重要です。
大切なお子様の頭のかたちに気になることがございましたら、お一人で悩まずお気軽にご相談ください。
院長 野尻武子