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Esterre 2023.05
はじめに
パレスホテル東京のフレンチレストラン「エステール」へ伺いました。
今年2023年1月より、「ベージュ アラン・デュカス」の小島シェフがご着任されたとのこと。
勝手に評価!
総合評価:3.8 良い。
料理・味:3.9
サービス:3.7
雰囲気:4.1
コスパ:3.6
実際に食べたもの
今回はランチコース「Dejeuner」のうち、メインを2つ選択できる4品のコースを頂きました。
乾杯ドリンク
![](https://assets.st-note.com/img/1689846479405-bwCxFuyLoF.jpg?width=1200)
2,500円(税込サ別)
シャンパンが良いお値段だったので…代わりにアラン・デュカスのスパークリング日本酒を。(すみません)
すっきりと飲みやすい。
アミューズ
![](https://assets.st-note.com/img/1689846362561-0p5ORi4kpf.jpg?width=1200)
鎌倉野菜
右にある緑色の直方体のものは、スパニッシュオムレツ。
![](https://assets.st-note.com/img/1689846387146-KchHeGLRme.jpg?width=1200)
小島シェフの故郷である、鎌倉で採れたお野菜尽くしのアミューズ。
鎌倉野菜の美味しさと抜群の火入れが相まって、とっても美味しい!
フォカッチャは生地に加えて、角切りの蕪も練り込まれています。蕪の青味も感じて、面白い。
![](https://assets.st-note.com/img/1689846510385-INn8ATPhnM.jpg?width=1200)
アスパラ、鰹、アーモンドミルク、玉ねぎ、マーマレード
アミューズ2つもあるのは、嬉しい誤算!!
…なのだけど、こちらは鰹とオレンジマーマレードの組み合わせがイマイチ。
パンのサービス
![](https://assets.st-note.com/img/1689846533036-ZQya0vWMkO.jpg?width=1200)
バターは大盤振る舞いに掬ってくれます(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1689846532254-QTYNsTtNIc.jpg?width=1200)
この他にカンパーニュもあります。
パンはおかわり可能です!
特にムチムチなオーツ麦がお気に入り。
筆者はトータル10個は頂いてしまいました(笑)
スターター
![](https://assets.st-note.com/img/1689846568738-qNsZ5keHun.jpg?width=1200)
ヘーゼルナッツソースはヘーゼルナッツの風味豊かで、優しく滑らかな口当たり。
揚げたポワローも玉ねぎのような甘さがあって、美味しかった!
ただ、個人的にトレビスの苦味が浮いているように感じました。(いらない気がします…)
メイン
![](https://assets.st-note.com/img/1689846594090-qNRaSvcZs0.jpg?width=1200)
アルポワ産ワインのソースが美味しかった!!
茸の旨味がじわ〜と広がり、すっ…と消えます。
ホウボウも言わずもがな、ふわふわ。
最高の火入れです。
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こちら、べらぼうに美味しかった。
厚切りの鴨は噛みしめるほど旨味を感じる。
鴨と鳩のエキスを使ったソース、こちらも優しい味わいながら旨味抜群!!
厚切り3枚、ボリューミーなのも嬉しい。
デザート
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お米や牛乳の優しい甘味を感じる。
アクセントのオレンジマーマレード(?)は程よい酸味。
甘味と酸味の調和がド好み!!
![](https://assets.st-note.com/img/1689846666508-9mxFR4obbl.jpg?width=1200)
付け合わせに。
こちら優しくて甘くて、ほっこりする美味しさ。
小菓子
![](https://assets.st-note.com/img/1689846694311-qq35Bnq3NX.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1689846718173-Os82Y2PWSi.jpg?width=1200)
日本庭園のような装飾はベージュ時代も無かったので、びっくり!
石はやはり、鎌倉のもの。
繊細なお味で、アラン・デュカスのデザートが好きだと再度実感。
サービス
結論、驚きはなかったけれど、パーフェクトでした。
ロオジエやロブションなどでの「面白い!」「楽しい!」サービスというよりも、「ゲストの食体験をサポートする」という感じ。
親身になってお飲み物のご相談に乗ってくださりましたし、何よりお料理の説明、お皿を下げる、一つ一つの動作に温かみ・優しさを感じます。
お値段
MENU DÉJEUNER 4品、ドリンク2杯(日本酒、赤ワイン)で23,000円/1名でした。
以前に比べて値上げはしたものの、十分満足感あるボリューム・内容でした。
まとめ
海と大地、それぞれの食材の良さを殺さずに、しかしフレンチらしい趣向を加えた品々。
時折「?」と感じる品もありましたが、小島シェフが今後どのように昇華されていくのかが楽しみ。
そして、洗練されていながら温かみと安らぎ溢れる店内とホスピタリティ。
「母なる大地」という意味を持つエステールに相応しいレストランでした。
次はマジックアワーを味わうべく、ディナーに伺いたいです。