プロフィール ~ 芸大生がパフォーマーとディレクターになるまで ~
簡単にですが私のプロフィールを紹介させていただきます。
滋賀県で映像制作・ライブ配信・ステージ音響などの業務を行う事務所を運営しております。
こう書くと固い感じになってしまいますが、実際のところは地域の方や演者さんの力になれるように活動していると言った方がイメージは近いです。
本来は私自身も演者であり、プロのパフォーマーとしてジャグリング等のステージショーなどをしております。
何でパフォーマーさんが裏方的なことを仕事にしているのだろう?と疑問に思られる方もおられるかもしれません。
少し長くなりますので、もし興味のある方は読んでいただければと思います。
まず話はさかのぼって大学生の時から。
大阪芸術大学の芸術計画学科というところに通っておりました。
この芸術計画学科とはどんなところかというのは説明が難しくて、学内でも何をしているのか分からないと言われていました。
ざっくりと説明すると、美術館の学芸員であったり、アートイベントのプランナーであったりと、芸術の企画を考える裏方的な学科でした。
そんな学科に行っていたくらいですので、イベントを企画したりするのは元々好きでした。これは後に生きてきます。
また、ちょうど大学生の頃にパフォーマンスに出会い、のめり込んでいきます。
卒業後、就職したものの合わずに退職。1度パフォーマーの道に専念してみたいと思い、プロのパフォーマーとしての活動が始まります。
最初のころは全然仕事がなくて、とにかく練習ばかりしていました。
徐々に活動を知ってもらえるようになり、時間はかかりましたが軌道にのってきました。
そこで満足できれば良かったのですが、欲深いと言いますか、もっと面白いことがしたくなり、事務所を立ち上げたり公演やイベントの企画を手掛けるようになります。
ここで、大学のときの経験が生きてきます。
話は少しそれますが、この頃から映像に残すことの大切さを痛感しており、ミラーレス一眼を買ってイベントや公演の映像を撮影するようになります。
そのような感じで、パフォーマーをしながら企画を考えたり映像を撮影したりといった日々を過ごしておりました。
転機となったのはコロナ禍で、イベントやお祭りが無くなってしまって何の活動もできない時期がありました。
安心安全に楽しんでもらえる方法がないかな?と考えて、ライブ配信イベントをいくつも開催しました。
この時にライブ配信に関するノウハウをかなり積むことができました。
最初の頃は映像が出ないとか、音がズレるとか、分からないことだらけで試行錯誤の連続でしたね。
今までは目の前にお客さんがいてくれて、一体感で楽しむというやり方しか知りませんでしたが、
ライブ配信のような離れ離れでも楽しめるこういう世界もあるんだなと、自分の視野を広げるきっかけになりました。
そして、この時に確信したのが、マネジメントやテクニカルの知識や技術を持っていれば困っている人を助けることができる、ということです。
コロナ禍の中で何もできないどうしよう?となった中、プレイヤーだけで集まって何かを開催するのは困難でした。
誰かがバックアップ的な部分のサポートをしてあげないといけません。
知識と技術を身につけておけば、これからも誰か困っている方の力になれるかもしれない。
そのような想いがあり、現在の活動へとつながっていっております。
この想いは、私のnoteの記事にも通じるところがあり、実際の制作現場で起きたハプニングやその対処法などを記事にするようにしております。
同じように困られている方の参考になればという想いです。
文字を書くのが好きで、それでいて文章力はつたないですが、良ければ私のnoteの他の記事も読んでいってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。