スピーカー「TX15」 ~ストリートアンプの先駆け~
部屋を掃除していたら懐かしいものが出てきました。
CRATE(クレイト)のアンプ「TX15」。通称タクシー。本体はもう無いので箱だけですが。
当時はバッテリー内蔵でまともに使えるのがこのスピーカーしか無くて、
お世話になった方も少なからずおられるのではないでしょうか。
今でこそリチウムイオンバッテリーが主流ですが、
こちらのスピーカーに内蔵されているのは何と鉛蓄電池!車のバッテリーなんかに使われているものですね。
なので、めっちゃ重い!それでも当時は頑張って持ち運んでいましたね。
音質も特にこれといった不満もなく、満足していました。
さすがにバッテリー駆動時は負荷があるのか、AC電源駆動時よりも小さな音量で音が割れていましたが、
当時あった乾電池で駆動するスピーカーなんかと比べると遥かに使える音でした。
持ち運びを考慮してか持ち手が付いていたのも嬉しいポイントでしたね。
スピーカー業界は進歩が凄まじく、どんどん良いものが生まれて、
私も違うスピーカーを使うことになりTAXIは売却しましたが、
このスピーカーを使っていた頃が思い出深いのもあり、愛着があります。