Neewer ビデオ三脚
遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
今回紹介するのはNeewerのビデオ三脚です。
(Neeweの読み方、ニーワーで合っていますか?)
こちらを購入したきっかけは、とにかく高さの出せるビデオ三脚を欲しかったというのがあります。
ステージ関係を撮影することが多いので、個人的に三脚の高さは重要です。
この三脚の高さは最大193cm。かなり高さを出すことができます。
レビューを見ていると、雲台のパン・チルトはイマイチという意見がチラホラあったので、そこはあまり期待せず、固定用のつもりで購入しました。
いざ三脚が届いて、いそいそとテストしてみると、パンのネジを締めてもわずかなガタつきがあり、しっかりと固定することができません。
固定用としても厳しいか・・・と一瞬残念な気持ちでいっぱいになりましたが、
よくよく観察してみると、ハーフボウルの底に3本のイモネジを発見しました。
試しにこちらを六角レンチで増し締めしてみると・・・
果たして、パンをしっかり固定できるようになりました。良かった!
実はこちらの雲台、フラットベースとしても使えるようです。
先ほどのイモネジを緩めて、雲台を反時計回りに回して外せば、下の写真のような状態となり、他の雲台を載せることも可能です。
もちろん、外した雲台は他の三脚に付けることもできます。
つまりこのビデオ三脚、三脚→ボールアダプター→フラットベース雲台という組み合わせでした。
商品の説明にはそのことは書いていなかったので、少し驚きました。組み合わせ次第で色んな運用ができるので先に知りたかったです。詳しい方なら形状を見ただけで分かるのかもしれませんが。
気を付けなくてはいけないのは、ボウルに3本ついているイモネジの先端が鋭利なので、雲台を載せ替える場合は傷つけないように注意する必要があります(1敗)
さて、固定用のつもりで購入した今回の三脚でしたが、パン・チルトも使えそうです。もちろん有名メーカーのものと比べるとスムーズな動きは難しいですが、全く使えない訳ではないと感じました。
似たような中国製品の雲台を他に2つ持っているのですが、そちらに比べると使えるように思います。
ただどうもレビューを見ていると個体差もあるようなので、あくまで参考ということでお願いします。
雲台の左側には予備のネジが付けられており、そちらを外すとモニターアームなどを取り付けられるアクセサリー用のネジ穴(太ネジ用)があります。
実際に現場で使っていて感じたのは、重さでしょうか。
高さが出せるというメリットがある反面、重量は5.5kg。
撮影して移動してまた撮影・・・を繰り返すような現場では辛いものがあるかもしれません。実際にほぼ1日持ち運んだとき、私は肩が痛くなりました。
ちょっとしたアクシデントとしては、購入してから半年後ぐらいでしょうか、ゆっくりと三脚が後ろに傾きだして焦ったことがありました。
足の伸縮をロックするところが緩くなっていたようです。六角レンチで増し締めすれば直りました。
三脚のボール径は70mmということなのですが、75mmの雲台を載せても使えてしまいました。たまたま組み合わせが良かったのでしょうか。
色々とアクシデントのあった三脚ではあるのですが、今のところ致命的な問題がおきたこともなく、むしろ高さを出せるビデオ三脚として活躍してくれています。
現在はこの三脚はAmazonで販売されておらず、新しいモデルとなっているようです。そちらも購入しましたので、近いうちにレビューできればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。