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人生のだいたいはめんどくさいものだ
新型コロナウィルスが流行したせいか、そのせいにしたいだけなのかは思うところはありますが、この2年ほどは個人的な停滞期だったような気がしています。
まぁいいか。
少数精鋭ながら事業(会計事務所+財務コンサルティング)をスタートして早8年。
家族離散となって早10年
交友関係がアメーバの如く変化を続けて早20年
11年連れ添ったパートナーとお別れをして早4ヶ月
犬を飼い始めて早10年
犬の病気に触れて早1年
バドミントンを再開してあちこち痛くなり始めて早1年
サウナにはまって早3年
ゲイをカミングアウトして生活するようになって早8年
甥っ子が生まれて3年
40歳になりました。
良い意味で思うことは、「人生の大半はめんどくさい」と気づいたことです。
薄々気づいていました。今まではめんどくさいと思うところを避け、どうやって僕なりの楽しい人生を送るのかを考えていたような気がします。
でも避け続けることは無理だなと色々な観点で思いました。
仕事は、一人ではできません。かといって、自分にとって居心地の良い人とだけするのも無理がありました。
バドミントンも自分が思うように体がついてこなくなりました。
恋愛も、自分が思った通りにならないことだらけでした。
犬も病気になっちゃいました。なってほしくないのに。
友だちが40歳をお祝いしてくれました。
人はひとりでは生きていけない、というよりも人は一人でこの世には存在していないんだと思います。
社会とどう向き合い、そこに自分の存在意義をどう自分自身で見出すのか。そこなんだと思いました。
自分一人で生きているわけではない、社会に僕たちは生かされているのだ
そう感じた40歳です。
20代は自分の考えに絶対の自信をもって会話をしていて、相手を論破することを自然としていました。
30代は多少丸くなったものの、独立をし事業をスタートさせたことで自分を大きく見せること、仕事を創ることにトライし、良い思い出も悪い思い出もある年でした。
皆が同じ能力があるわけではない。同じ価値観でもない。
人はいろいろです。
多様な価値観があり、それに支えられ、そして僕自身も誰かを支え。
そうやって社会は動いているんだ。
そう思えるようになりました。
ゲイであったことも大きいような気がします。
自らのセクシャリティをまずは自分が理解し、社会に発信し、そして社会が僕たちの存在を知ってくれる。
自分だけでは作り上げられない、平和な生活です。
さぁ、次の未来をつくるための一歩を
自分にできることはきっと限られているんだと思います。
だからこそのチャレンジ。
どこまでできることが広げられるのか。
それは仕事も遊びも家族もすべて。
ただ無理はしすぎないこと。
前パートナーにお別れしたけど、誕生日は一緒に過ごしたいとお願いをしたら一緒に祝ってくれました。
お金ではない気持ちのこもったプレゼント。
愛犬2匹(わかめとめかぶ)がプリントされたポーチ。
こんなに嬉しいプレゼントはどれだけぶりだろうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1669506789484-AhYXt1GTEc.jpg?width=1200)
僕は今もこのポーチをデスクに置き、眺めながら毎日を一生懸命頑張っていきます。