僕の人生には、ターニングポイントがいくつかあったように思います。 どういうときがターニングポイントだったのかを、振り返ってみました。 ターニングポイントの多くは「人との出会い」でした。 どうしてそのとき、その人に出会えたのかを考えててみました。 それは、ふたつの要素に思えます。 ひとつは、多くの人と出会うよう心がけていたこと。自分の中だけで思考して完結するのではなく、いろいろな人に出会い、いろいろな考えや行動に触れ、そして自分の考えも周りに伝えていました。 この行動は、仕
設備投資の早期回収の必要性から、街の景観が損なわれていく 時代のテンポが進むにつれて時代のニーズは劇的にスピーディに。だからこそ、店舗設置の設備投資は極小に。結果、街の外観がチープになるというジレンマ。 どうにかならないものか。
東京都内で会計事務所を運営している公認会計士・税理士の渡辺勇教と申します。インボイス制度が2023年10月からスタートすること、そして電子帳簿保存法(以下、電帳法)が2024年1月から本格スタートすることを受け、クライアントへ説明行脚に明け暮れています。本業と言えば本業なのですが、もっと数字の話、未来を見据えた戦略の話がしたい・・。 後少しの辛抱です。 そんな僕が、インボイス制度を具体的な相談に対応し、書籍等々を読み込むにあたって見えてきたことをご紹介いたします。 社長の経
32歳にカミングアウトセクシャリティの話は、この数年は僕のなかでは当たり前のことになってしまったので、あえてこれだけをピックアップして話すことは減ってきたような気がしている。それくらい、セクシャリティの話が僕の中ではしっくりきてしまったんだと思う。ポジティブに。 僕はゲイだ。 それは紛れもない事実で、ゲイであったからこそ得られた経験が数えきれない。 32歳はまでは、基本的にカミングアウトはしてこなかった。一部の仲の良い人、心を開いている人にはしてきたが。カミングアウトをしてこ
大切な方の一人に「いつも、優しいな。ありがとう」と言われました。 別の方にも今週、「渡辺さんは優しいですね」と言われました。 小さな頃、じいちゃんばあちゃんに「たけちゃんは優しい子だ」と言われました。 僕って優しいんだ、と言われるから思っていたのですが、 職場のスタッフには「言い方がきつい」「言葉が直球すぎる」「長く付き合うとわかるけど、それまではなんだこの人!?って思う」など散々です。 大切な方に「優しいな」と言われた思ったんです。 僕はその方に優しく接したい、と思って
新型コロナウィルスが流行したせいか、そのせいにしたいだけなのかは思うところはありますが、この2年ほどは個人的な停滞期だったような気がしています。 まぁいいか。 少数精鋭ながら事業(会計事務所+財務コンサルティング)をスタートして早8年。 家族離散となって早10年 交友関係がアメーバの如く変化を続けて早20年 11年連れ添ったパートナーとお別れをして早4ヶ月 犬を飼い始めて早10年 犬の病気に触れて早1年 バドミントンを再開してあちこち痛くなり始めて早1年 サウ
振り返ってみると、僕はきっと器用な方でした。 そして恵まれていました。 祖父母や両親はそこまで貧しかったわけでもなく、学びたいことは学ばせてもらい、やりたいことはやらせてもらえました。 僕自身も、勉強ができないわけでもなく、運動もできないほうではなく、それとなくこなせるタイプでした。 会計士になりましたが、会計士は僕一人では絶対になれませんでした。 その当時知り合った、その方がいて、両親が仕送りを一生懸命してくれたから、僕は会計士になれました。僕の努力はきっと、5%。その程度
先日、パートナーとシンガポールに行ってきました。理由は、僕の妹が子どもを出産し、はじめての「甥っ子」が誕生したからです。 両親ときょうだいの間にある壁僕の家族は、父と母、そして妹と弟の5人家族です。妹に僕がゲイであることをカミングアウトしたのは、母へのカミングアウトと同じ2009年10月頃でした。 うちの両親は結構保守的で、最初母親にカミングアウトしたら「受け止めきれないから妹に言っても良いか」と言われました。その後すぐ母が妹にも僕がゲイであることを伝えたところ、妹はむし
会計事務所や財務コンサルとして多くの企業や個人の方々と関わらせていただいています。 その際に、歯がゆく感じることは、我々は決断を下せないということ。我々の仕事は、あくまでも経営者の決断に資する助言もしくは資料の提供を行う立場にあります。 一番厄介な経営者は、決断を下せない、もしくは、決断を先延ばしにする経営者です。 そういった経営者の方々にいくら助言をし、いくら試算表や資金繰り表などの判断に資する資料を提示しても、馬の耳に念仏状態。 個人的には、決断を下せない、もしくは決断
~生きた証を残したい~僕は今、37歳。 2019年が終わります。 2014年9月に7年間務めた前職(監査法人トーマツ)を退職し、 根拠のない自信と無駄なやる気で満ち溢れ、2014年10月に独立をしました。 それから5年が経ちました。 独立当初は、生きる理由も何もなく、来月を食べていくためにどうするかだけを必死に考え、その中でも、あるべきカタチとはなんなのかを考えてきました。 2015年から2018年は、自分が存在する意味や意義など考える間もなく、仕事の仕組み化と仕事の回し方
どこまで経費となるのか (税理士として、チュートリアル徳井さんのケースを考える) 出ましたニュース。 脱税か否か!?悪質性はあったのか!? いろいろ言われていますが、 3年間も申告をしていなかったとのことで、これは仕方がないでしょう。 ただ、会見を一部みていて気になったことがあります。 ・個人旅行を兼ねた?海外旅行を経費に含めていた ・時計も経費に含めていた よく聞かれます。 「どこまで経費に入るのですか?」と。 この点を改めて考えると、以下の3点が大きく影響してくるかと
今年度の事業計画について尋ねた際に「数字は妻が見ているから」「どうも数字が苦手で」「例年通りなので大丈夫ですよ」などと言って、あいまいな回答を返す経営者の方は少なくありません。 しかし、会社を経営する上で、1年後の会社の存続を保証したり、社員の給料を少しでも上げるために努力したりすることは経営者にしかできない仕事です。だからこそ、私はそのための数字計画や管理も経営者がすべき仕事だと思います。 かといって、経営者が数字と向き合うために難しい会計の知識はいりません。自分で会社
先月「補助金と助成金の違い」の記事を書き、今後シリーズ化していきたい!と宣言した通り、第2弾です。 今回は、2019年4月25日に公募が開始された「小規模事業者持続化補助金事業(商工会議所地区分)」について書かせていただきました。 1.小規模事業者持続化補助金って何??中小企業が一番とりやすい補助金の1つで、最大50万円補助されます。 2.申請~採択までの流れA.事業者(応募企業):公募要項を見て、申請書を作成する ↓ B.事業者:地域の商工会議所へ相談(1回目)
株式会社ゼロベース/渡邊勇教公認会計士・税理士事務所が掲げる理念「クライアントに対して正直で誠実であること」 代表の渡邊勇教がなぜゲイであることを公表し、働くのか。同じくゲイであることをオープンにしながらLGBTに関する情報を発信しているライターの松岡宗嗣がインタビューしました。 第1回「パートナーとの関係が自分を成長させてくれる」会計士の僕がゲイを公表する理由① 第2回「北海道出身」と同じテンションで「ゲイです」と伝えます。会計士の僕がゲイを公表する理由② 第3回「カミ
株式会社ゼロベース/渡邊勇教公認会計士・税理士事務所では、「クライアントに対して正直で誠実であること」を理念のひとつとして掲げています。 僕は必ずクライアントの方に伝えていることがあります。それは、僕がゲイであるということ。理由はLGBTの存在をもっと可視化していきたいという思いからですが、一番は、冒頭に書いた「クライアントに対して正直で誠実である」ためです。 今回は、なぜ僕が公認会計士として働く傍、ゲイであることを公表し、LGBTをサポートする活動も行なっているのか。同