僕は本当に優しいのか
大切な方の一人に「いつも、優しいな。ありがとう」と言われました。
別の方にも今週、「渡辺さんは優しいですね」と言われました。
小さな頃、じいちゃんばあちゃんに「たけちゃんは優しい子だ」と言われました。
僕って優しいんだ、と言われるから思っていたのですが、
職場のスタッフには「言い方がきつい」「言葉が直球すぎる」「長く付き合うとわかるけど、それまではなんだこの人!?って思う」など散々です。
大切な方に「優しいな」と言われた思ったんです。
僕はその方に優しく接したい、と思っているからそうしているのではなく
(ここでは体調を心配している)、以前してもらった優しさがあったんです。僕はその人にしていただいた優しさを、その人が困っている時に全力で恩返ししたい、それだけなんだなと気づけました。
「優しさ」は、取り繕ってできるものではないと思います。
そして「優しさ」は、受け取ったことがないと、それをお返ししづらいものな気もしました。
もちろん、どちらから「優しさ」をスタートするのかはあるかと思います。その人と良い関係を気づくためには、まずは自分からその「優しさ」を渡すこと、それから始まる気がしています。
仕事もきっと一緒。
「売ろう」と思っても大して売れないし、売りたいと思わない。
この人、この会社にはこれがあったら良い(と思う)、この人、この会社を思えばこそ、あった方が良い(と思う)サービスを心から提供すること、それが大切な気がしてきました。
お客様に資するサービス(僕の場合は、会計・税務・経営相談サービス)を深掘りして考え、優しさ溢れる事務所にしていきたい。
いつも支えてくれている、多くの方々に恩返しを。