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はじめてのnote そして今、思うこと。

初めまして。 0_shun_1です。これは0から1へと1歩ずつ前へ進んでいきたいという意味を持って付けました。これから話す内容はいきなり自分のストーリーから基づいてメッセージを込めた内容となっております。
いきなり話す内容が意味が分からない人もいるかと思いますが、経緯や詳細などについてはこれから少しずつ発信出来たらなと思っております。
まずは、自分の経験を持って、少しでも自分と似た境遇や、少し違った経験でも何か気付きを与えられるものとなれば嬉しく思います。
よろしくお願いいたします。

今、思うこと。。。

警察へと自首をして、約5か月。長かったような、短かったような何とも言えない時間を過ごしてきた。
この期間で、自分が双極性障害という病気だったということが分かったり、自分と向き合う時間が増えたり、継続的に取り組むものができたり、人の温かみというものを知れたりして、自分には必要だった時間なのかもしれないし、将来、必要な時間だったと言えるような人生を送れるように過ごしていきたいなと思う。

ただ、まさか自分がこんな人生を歩むなんて、自分で罪を犯しておきながら言うべきことではないけれど、今でもそう思ってしまう。
普通に考えれば、やっていることの重大さが分かるはずなのに、あの時の自分はとにかく目先のことしか見えていなくて、ばれずに返済さえ出来ていれば、とりあえず大丈夫だという風にごまかしながら毎日過ごしていた。思い返してみれば、急激に借金が膨れ上がった昨年の7月あたりからは、思い出す限り、毎日毎日焦りを感じながら過ごしていた。つかの間の安心は大きい支払日を乗り越えた時に訪れて、またすぐに焦りだす日々に逆戻りする。日々金策を調べては何かしらで資金調達をして、それを多額の支払いのためにオンラインカジノに入れて増やすということばかりの繰り返しをしていた。ただその時にはすでにギャンブル依存症が重症化していた自分には、入金するときに決めていたルールを100%守ることができず、上手くお金を増やせているときは、気分もハイになってしまい、どんどん賭け金額が大きくなっていき、どこかで破滅するのを繰り返していた。そして上手く増やせないときは、気分も落ち込み、イライラをして物に当たってしまうようになっていた。ただ、それもなるべく家族には気づかれないように一人の時に発散していた。そして、また次の金策に走るというループから抜け出せなくなっていた。正直言うと当時の気持ちは仕事どころでもなく、あらゆる事に身が入らず、抜け殻のような、生きている心地がしないような生活を送っていた。

そういった当時のことを考えると、今年5月に自首をしたことによって、これからの自分はどういう身になるかまだ何も分からない状況だけれど、常に焦って、生きた心地がしなかったあの日々を思うと、今穏やかという表現はおかしいかもしれないけれど、その辺はすごく解放されたという気持ちが正直ある。やっておいてこんなこと言える立場ではないけれど、あの生活は思い返すだけできつかった。それにばれずにあのまま過ごしていたら確実にもっと罪を犯していたと思う。ここまででも充分に重い罪だけど、これ以上重ねずに済んでよかったという思いもある。

そして今、自首して約5か月間が過ぎた時間の中で少しずつ思うようになってきたことは、少しでも自分と似た境遇の人のためにできることはないか、救うと言ったら大げさすぎるけど、力になれるようなことをしたい。だからと言って何をしていいか全然分からないし、何が出来るのか分からない。だけど、あの当時の自分も自分と似たような体験をしている人はいないかってよくネットやらSNSで探していた。きっと同じ境遇の人もいるんだという安心感なのか、そういったものが欲しかったんだと思う。だけど当時の自分が探した時には、そういった境遇の人に出会えなかったというか、自分に刺さる人がいなかった。だから自分は、自分の体験談を基づいて情報発信をして一人でも多くの人に気づきを与えられたらなと思うし、それが今自分がすぐ出来る方法かなと思う。正直言うと、さらけ出したくない自分の人生の恥であるけれど、今自分ができることをそして今思っている感情を忘れないうちに書き記していきたい。

そして、案外境遇や理由は違えど、自分と似た体験や実際に今その状況にいるっていう人は結構な数いるんじゃないかと勝手に思っている。
ギャンブル依存症の中には自分がギャンブル依存症だと認められない人が多いかもしれないけど、中にはギャンブル依存症だと自分で分かっていながら、中々その沼から抜け出せらない人も多いと思う。自分もそうだった。だからこそそういう人はまだ救いようがあるんじゃないかと思う。まさか自分も自分がギャンブル依存症になるなんて思いもしなかった。逆に前の自分はそういった人たちを馬鹿だよな~なんでそこまでになるんだろうという風に思っていた。だけど気づいた時には自分もその沼にはまってしまっていた。だからこそ似たような人ってそれなりに多くいるんではないかと思ってしまう。

きっかけは小さな出来事で浅はかな軽い気持ち、考えから始まってしまったから。そのきっかけが、今もよくニュースで耳にする、物価高や各種税金の増税や、給料が上がらない日本の現実や当時問題になっていたのは老後2000万円問題など。そういったニュースを見てはただ単にこのままじゃまずいな~、なんか副収入的なものを作らないとな~みたいな考えから始まってしまった。そういったものに危機感を覚えながらも特に何も勉強せずに、簡単に稼げるようなものに飛びついてしまったことが自分の過ちだった。ここでは自分の犯した罪の詳細だったり、そうなるまでの詳しい経緯とかは省いて話しているけれど、きっかけはそういったところからだった。この世に楽して稼げるものはない。それは今の自分には重々よく分かっている。だけど、こういった今の日本の情勢や、SNS社会では自分のように浅はかな軽い気持ちがきっかけとなって自分と似た境遇になったり、また別の問題を起こしてしまったりする人は多いんでないかと思うし、今後さらに増えていくんじゃないかと思ってしまう。現に、類は違えどニュースになっている闇バイトもきっかけは高時給のバイト感覚で応募して始めてしまう人がほとんどなんだろうなと思ってしまう。こういった事件や問題はこれからもっともっと増えていく気がしてならない。これからさらに加速していくであろうSNS社会。だからこそSNS社会に翻弄された自分が、少しでも似た境遇にある人たちに気づきを与えられたらいいなと思う。

今、現にギャンブル等で借金がある人たち。今日が一番借金の少ない時です。現に今は大勝ちしてハイになっている人。気づいた時には借金が膨らんでいます。今が勝っててラッキーだと思ってそこでやめてほしい。だけど、勝っている時こそ周りが見えなくなって、頭の奥片隅ではいつかは負けることは分かっていながらも、もっと行ける精神の方が強くなってしまい、熱くなってやめらず、破綻する。結局こういったのを見る人たちは、負け込んで、どうしたら良いか分からなくなって、同じような境遇の人を探してここに辿り着く人がほとんどだと思う。


更に、段々と噓をつくのが当たり前になってくる。だけど嘘をついて良いことは一つもない。結局は自分ではどうすることも出来なくなるのだから、いかに早く、本当のことを家族だったり周りの人に言うことが被害を最小限に抑えて、自分の傷も家族や周りの人の傷も小さく抑えることが出来る方法であると思う。自分は嘘に嘘を重ねたために、親や家族に惨めな思いやストレスを与えてしまったり、会社に迷惑をかけてしまったり、自分が自首するような罪までも起こしてしまった。ただ沢山な人を裏切ったこんな自分でも、最後は家族が救ってくれた。だからこそ似た境遇にある人は特に、いち早く本当のことを話して、傷を少しでも浅く、大事な人を悲しませないために、手を早く打ってほしい。きっとどこかで、気づいているはず。もう自分だけの力ではどうにもならないことを。

特に18歳から23歳くらいの若い人たち。年齢を限定して言うのはよくないかもしれないけど、衝動的に何気なくやってしまったことがこれほど大きなことになってしまうこともある。行動力があることは素晴らしいことだけれど、なんでも行動に移す前にはよく考えて、よく調べて、もしくは分からなければ周りの大人たちに相談することがいかに大切なことか。それを今となってすごく思う。中にはそんなことくらい言われなくても分かっている人たちもいるだろうけど、きっとそうでない人たちも沢山いるので、自分と同じような人をこれ以上生まないように、今自分に出来ることは伝えることしか出来ないので、今ここに自分の思いを記してみた。

今後も自分の病気、双極性障害のことについてや、ギャンブルにのめり込むようなってしまった経緯や、自首するまでに至った経緯やこれまでの生活なども少しずつ伝えていきたいと思う。

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