人生はやるかやらないか、の「やる」をやる。
まったく人生はやるかやらないか、
それだけに集約できるほど行動は大事です。
だからこそうつなど精神疾患で動けない時はジレンマの渦にはまり、
二重三重の苦しみを味わいます。
そんなうつなど精神疾患も回復の段階に応じて動くことを積極的に取り入れた方がいい時があります。
うつではなく健康な人も、その面倒だとかゴチャゴチャウジウジした感情を乗り越えて行動していくことがカギとなります。
やるべきことを溜め込んで、憂鬱な気分になり、
溜め込んだばかりにやるべきことの山に埋もれ
身動きできなくなる、なんて経験ないでしょうか。
動くことは自分自身の浄化にもなります。
部屋の一か所だけでも掃除したらスッキリしたことがあると思いますが、それと同じです。
いっそのこと一気に片づけたいと思っても、私ひとりの体はひとつなので、並行してできることはあったとしても、基本的にはひとつのことしかできません。
ですから、ひとつひとつ、片づけていくしかないのですね。
片づけるにはやるしかありません。
とはいえ、目の前に山になり積みあがった「やること」に動悸もしてくるでしょう。
それは、それが限りなくはるか向こうまでつながっていると思ってしまうからです。
当然です。それだけ積み上げた山の向こうは見えませんから。
でも、やれば先は見えるのです。確実に。
スムーズにはいかないこともあるかもしれません。
でも、詰まった先は近づくのです。確実に。
それならば、
今日だけがんばってみませんか。
…じゃあ半日だけ。
1時間だけ。
そうして今後も状況に応じて3日だけ、1週間だけ、1か月だけ、
と自分のサイクルやペースに応じて期間を決めてしまえばいい。
今日すべてを終えられなくても、
そのように少しでも進んだあなたは、着実に人生を自分のものにしていっています。
誰に何と言われようと、誰に何と思われようと。
言われたとしてそんなの勝手に言わせておけばいい。
やるだけやったならそれでいいでしょ。
ちゃんと行動したのだから。
堂々としていてください。あなたは立派です。
貯金とやるべきことをこなしていくのは、
"達成しながら先を見ていく"という意味では似ている感覚かもしれません。
しかし違う点は、
貯金はあってもあっても不安になる方もおられるかもしれませんが、
やるべきことを消化していくのは、不安になることは一切ない、ということです。それどころか、次々に好転していくきっかけが増えていきます。
仮に新たな不安が生まれたと思えても、それは"展開"です。
やるべきことに詰まっているのなら、なおのこと、
一度時間を決めて、必死にがんばってみてください。