見出し画像

迷ったら響く方へ〜フルフィルメントを目指して〜

昨日までの三連休の三日間で、CTIjapanのコーチングのスクールを受講していました。春の基礎コースを経て、今回から応用コース。今回は、自分らしく満たされた人生を生きる、というテーマで、日本全国と世界から、19名の受講生、5名のコーチの皆さんと、探求していきました。

今回も学びが多かったのですが、受講前と受講後の自分の変化についてだけ、ここで振り返っておこうと思います。


自分らしく満たされた人生を生きる

今回学んだのは「フルフィルメント」という考え方、あり方でした。自分なりの言葉にしてみると、自分らしく満たされた人生を生きている状態のことだと理解しています。

これは、僕がCTIでコーチングを学ぼうと思った一番の理由で、僕からみたコーアクティブコーチングの中心となるテーマです。これから自分がコーチングを学ぶなかで今の自分に一番足りていない部分ではあるのですが、一方で一番重要になる考え方だろうという予感はありました。

もがきながら過ぎていくカリキュラム

ですが、受講前は、さらに言うと受講の途中までも、ずっと戸惑いながらデモコーチングやセッションをやっていました。

それはなんでだろうと考えると、そもそも、人生の目的や、その人自身がどうあるか、ということについて話すことに対して、自分の中に気恥ずかしさがまずありました。
そして、クライアントにフルフィルメントな状態を促していけるほど、自分に語れるほどのストーリーがあるんだろうか、無いんじゃないかということと向き合うことになるだろうという、恐れみたいなのがありました。
さらに普段は、仕事や家事・育児で、「何を」「なぜ」「どうやるか」というアクションののことばかり向き合うので、Beingを突き詰める意味みたいなものを、なかなか自分で信じられていなかった部分がありました。

最後の最後で訪れた腹落ち

でも3日間の中で、いろいろな人にコーチングしてもらい、自分もコーチングをして手応えや失敗を重ね、またオブザーバーとしていくつものセッションを見る中で、ようやく3日目に、フルフィルメントな状態に向かうことに対する腹落ちみたいなものを得られた気がします。

3日間の時間の中で一番の転換点だったのは、ペアやグループワークで、受講生みんなでその人の「人生の目的」の輪郭を浮き上がらせて行って、最後にそれを宣言して、それをみんなで認知・称賛するというシーンでした。

あのシーンを見ていて、どんな人にも誰かに語るストーリーがあるし、その人なりの人生の目的は、誰かと比べる必要もないし、優劣もないんだということをジワーっと感じることができました。まるでヒューマンドラマや大好きなドキュメンタリー映画のラストシーンみたいに自分には移りました。(受講生の画面が分割されている感じなんかは、まさにラブアクチュアリーのエンドロール前みたいで、満たされた気分でした)

そしてそれは、自分が自分に対しても言ってあげられることなんだということを、今この文章を書いている時にふいに思って、自己受容が今急に降りてきています。

3日間のカリキュラムを終えてまず思うのは、やっぱりもっとこの感覚を発揮していきたいということです。
職場での1on1のアプローチも、もっとこっちに振り切ってメンバーと話してみたいと思っています。
そして家族としても、僕ら家族の目的を少し腰を据えて、カミさんと話してみたいなと思いました。

そんな濃密な3日間で、頭も心もぐったりですが、また今日から楽しくやっていこうと思います。

ともに走り抜けた受講生のみなさんや、コーチのみなさん、2日目の夜に時間を割いてデモコーチングを受けてくれた職場の後輩や、3日間子供をみてくれていたカミさんに最大の感謝を。


いいなと思ったら応援しよう!