夙夜夢寐
今日はちょっとした私の惚気話。
いつかこのnoteが未来の私を苦しめることになるかもしれないことを重々承知の上で綴る。
幸せだった事実はいつまでも変わらず思い出として残っていてほしいなという願いを込めて。
「彼方の言葉は一言一言がいつも重いね」
これはよく彼氏に言われる言葉。
彼氏は悪い意味じゃないよと言ってくれているが、まぁ重いということは全部が全部いい意味ではなさそうだということくらい私にもわかる。
この重さがいつか自分の首を絞めてしまうのだろうな、ということもうっすら分かってはいるんだけれど。
私の性格を表すとするなら「面倒・重い・繊細・ネガティブ」
いわゆる"メンヘラ" ってやつなんだと思う。
ずっと否定してたんだけど、メンヘラの定義見たら納得してしまった。
ちなみに最近の子の流行りに乗ると"INFP-T"っていうと伝わるのかな?
私は流行りに乗れないタイプなのでイマイチピンとはこないけれど。
でも特徴的には当てはまっているものが多いからきっと合っているんだろうなと思う。
私は音楽、景色、言ったこと、言われたこと、何に対しても一つ一つの捉え方が重い。らしい。
それだけ大事にしてるってことなんだけど、いつか伝わればいいなぁ
まずは音楽。
彼氏の好きな音楽はback number
彼と出会ってから、代表的な曲だけではなく全曲シャッフルで流しても分かる曲が増えてきた。一緒にLIVEにも行った。思い出の曲がたくさん増えた。
きっとこの先良くも悪くもback numberを聞けば彼のことを思い出してしまうだろうなと思う。
だってback numberなんて、カラオケでもよく聞くしドラマの主題歌になることも多い。日本人の中には1曲も知らない人はあまりいないんじゃないかな。どこかの有線で流れたり、テレビでも流れてくるでしょう?
いつか彼と別れてしまった後、back numberは聞けそうにない。そのあと私に新しい恋人が出来たとしても、back numberの曲を一緒には聞けそうにないし思い出の上書きは出来なさそうだ。きっと私は泣いてしまう。
本当に厄介なものを好きでいてくれるな。
そうやって私の記憶にback numberの曲=彼氏って刻まれるの。きっとこの先もずっと。
呪いみたいね。
あなたも私の好きなバンド好きな曲を耳にして私のことを思い出してくれればいいのに。
私ばっかりみたいでずるい。
私の好きなバンドの曲、かなり未練タラタラな曲も多いしあなた曰く重い曲ばっかりらしいので、私がこんなふうに思ってたんだなって思い知ればいいのに。
景色だっておんなじこと。
一緒に見た景色、空の色も空気も匂いも、助手席からの景色も、いつもと変わらない家までの道も、全部大切な思い出で
特に私は日本の四季が大好きだから、季節ごとの思い出は特に思い入れが強い
多分これは前にnoteでちょっと書いたと思うから、気になったら読んでみてほしい。
春に行ったお花見
本当は桜なんてどうでもよくて、ただ春の思い出として彼氏と一緒に桜を見たって事実が欲しかっただけなんだ。やっぱりどうでもよくないけど。桜の儚さが苦しくてちょっと泣きそうだったのは内緒。花より団子だったからあなたはあんまり桜見てなかったけどね。私もりんご飴どうしても食べたくて買ったもん。
夏に行った花火大会
人生初だよあんなに人が多かったの。誘ってくれたことが嬉しくて、人生で初めてたませんを食べたのはこの時で、人生で初めて恋人の隣で花火を見ることができた。あまりに幸せで、花火を見ている横顔を盗み見て泣いた。2回目は花火飽きちゃってコンビニ行ったよね。あれはあれで私たちらしいか。
秋に行った紅葉
この日ね、1年前に出会った日だよって言ったら「重い」って言われたのが忘れられない。ただ会うための口実じゃんばーか。
食欲の秋ですからね、紅葉より食べ物たくさん食べました。食べ物ばっかりだったなぁ。
紅葉めっちゃ綺麗で写真撮ってたけどiPhoneのスペックの差が顕著に出ていて悔しかった。許さないよ12pro(私は12mini)
女の子たちに声かけられて写真撮ってあげたら代わりに2人でって撮ってもらったよね。
写真嫌いな私たちはポーズ分からなくて困ったけど。
冬に行ったスノボ
人生で初のスノボだったから楽しみだったし、運動神経悪くないから出来ると思ってたのに、上手く出来なくて心折れて号泣して困らせてごめん。あなたはちゃんと滑れる人だから私に合わせてるのあんまり楽しくないかなって不安もあったし、上手く出来なくて呆れられるかなって焦って、転んで怖くなって立てなくなって、結局介護状態で連れ帰ってもらいました。
本当はイルミネーションのこととかのほうがロマンチックなのに、冬の夜景とかイルミネーション見に行かなかったんだよね。それだけが心残りかな。
本当は来年も一緒にとか、来年はとか言いたいけれど、臆病な私は叶わないかもしれない不確定なものの約束が怖い。過去に終わりについて話したのが私の中でずっと引っかかっているからだと思うけど。
それでも、季節を一緒に1周できたのは純粋に嬉しかった。
今は季節2周目に突入している。もう少しだけ、もう少しだけと願いながら隣で同じ景色を見たいと思っているけれど、この先どのくらい思い出を増やしていけるだろう。
そんなことを思いながら重い気持ちを背負って生きているからよく泣いてしまうんだろうなとは分かってはいるんだけどね。
私は彼氏にこうしてほしいこう思ってほしいってことが多くて、最近はお互いの価値観生きてきた環境考え方の違いで私がぼろぼろ不満を零してしまうことが多い。主に私が価値観を押し付けてしまっているのが原因なんだけど。心に余裕がなくて彼氏に当たってしまっては反省を繰り返している。こんな彼女でごめん。
普段散々彼氏の不満を言っているけれど、結局恋愛ソング聞いても失恋ソング聞いてもどんな日常の中でも浮かんでくるのは彼氏ばっかりで、くだらない話も2人にしか分からない会話も特別味のない家デートも助手席からの景色もふざけた表情も甘やかしてくれるところもなんだかんだ大好きだなって思っているから、終わりを覚悟する度終わったあとを想像する度悲しくなって泣いてしまっている。まだ1年とちょっとだけど、もう既に忘れたくないことが多すぎる。
そんな重い重い気持ちを抱えながら、今日も今日とて寝ても醒めてもずっと、一日中彼氏のことを考えている。
そんな私にぴったりの言葉だと思っている。
夙夜夢寐【しゅくやむび】
朝から晩までいつもいつも・寝ても覚めても思うこと・一日中、頭から離れず思い続けること
P.S.
彼氏もback number好きなら、毎日3時間は私のこと考えててくれてもいいと思わない?