4度目の旧中山道(サムライロード)歩き録。1話
これまで3度歩いてきた旧中山道(サムライロード)。
今回、長期連休を利用して4度目の街道歩きを楽しんできました。
4度目の今回は、これまでの街道歩きとはまた違って、最高の雰囲気の中で楽しむことができました。その最高の雰囲気を本記事でしたためていきたいと思います。
それではよろしくお願いします!
冒頭でも少し触れていますが、サムライロードは、旧中山道であり今回もこれまでの道のりと同じく、岐阜県中津川市の馬籠宿から長野県南木曽町の妻籠宿までの7.7kmを往復してきました。
いつも地元の低山である金華山(329m)で登山を楽しんでいますが、サムライロードでは金華山の倍以上の標高の峠越えをします。
これがなかなかキツイのですが、4度目の挑戦となった今回は、体が慣れたみたいで結構余裕で歩くことができました。
旧中山道では春の訪れを存分に味わうことができました。
前回は、冬の時期に訪れて街道にはまだ雪が残っていました。
そして、今回は植物の青々とした景色を存分に感じながら、カエルの「ゲコゲコ」という鳴き声やたくさんの種類の小鳥のさえずりを聴くこともできて、これだからサムライロード歩きは止められねぇぜ!ホント中毒になっちまうな!的な(的なー)、ぼくの脳内からは、終始幸せホルモン(ドーパミン?)が、ジュンジュワ~っと溢れ出ていました。
ちなみに春と言ったら…当方、スピッツの「春の歌」が好きです。
(草野さんの声、歌詞、メロディーすべてが好きです)
旧中山道、別名「サムライロード」は、外国人観光客の間で親しまれている呼称のことですが、今回の街道歩きでも多くの外国人を目にしました。
街道の中間地点には、地元の方が管理運営をしてくださっている休憩所があり、そちらでぼくも一休みをしたのですが、その休憩所の外では湧き水で手を洗うこともできます。
湧き水はとても冷たくて気持ちがよく、そちらの水の音も心地よく、枝垂桜の花びらとの様子が綺麗だったので、ぼくがスマホで写真を撮っていると、休憩所にいた外国人も真似をして写真を撮っていました。
上記の写真のような風景は、なぜか心が落ち着き好きなんですよね。
このような感覚は、日本人ならではなのかな?なんて、その時思った次第でございます。
この日の気温は25℃まで上がるということでしたが、街道の地面は土になっており、周りには背の高い木々で覆われているため、太陽の照り返しもなく、時折心地よい風も吹き最高に気持ちがよかったです。
2024年春の初々しい新緑。
太陽の光によって、その新緑もより一層輝いていました。
そして、街道には葉っぱが太陽に照らされている様子が影として映し出されており、上も下も自然界のアートで満たされていました。
街道の至るとこにタケノコが自生していました。
自生しているタケノコの中には、地面がめくれ上がっている物もあり植物の偉大さや脅威みたいなものも垣間見ることができました。
そのような中、次のは凄いです。
ぼくの身長よりも遥かに高かったタケノコ。
実際に目にすると怖かったです。笑
しかし、やがて竹になる筍も、何も支えがなくても真っ直ぐに生えるわけですよね?それも不思議だなーっと。
綺麗な藤の花。
花は咲き始めてから散るまでが、ほんとに一瞬で。
植物の世界は尊いですね。
花に水をあげる時に、花に言葉をかけると、花は応えてくれるんだとか。
ぼくの自宅にも花がたくさんあり、水をあげる時にほんとうの雨を降らせているかのように、散水ノズルを優しい水が出るようにセットして、出来るだけ上から水をあげています。
そして、次の日に花を観に行くと、綺麗に花を咲かせているのです。
それがなんだか嬉しくて。
(続)
本日は、お立ち寄りいただきありがとうございました。