先に死なないで欲しい
もし愛する人ともう会えなくなったら
もし大好きな友達と一緒に笑い合うことが出来なくなったら
もし当たり前の景色にいた人がいなくなったら
もしもの話が頭の中をずっとまわってる
始まりがあれば終わりがあるし
不変なこともない
でも、変わるのも失うのも怖い
自分の中にある、大切な人の存在が変わるのが怖くて、失ってしまうのが怖い
生きていれば、生きてさえいれば
別れは当然のごとく訪れるし、出会いも当然のごとく現れる
ひとつひとつに悲しんでいられないのはわかっているが
その感情に慣れることがいいことなのかわからない
ただ浸って悲しんで、受け止めて進むしかないのだろうか
戻れないからこそ、戻りたいの願ってしまうのは
醜い欲望の塊なのだろうか
過去を振り返った時に、良かったと思えるような人生を
明日死んでも後悔しない今日を生きることが、永遠を手に入れる方法だと
信じている人は報われるのかな