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海外に行ったら取引停止になった
10月中旬、フィリピンと台湾に行きました。
フィリピンのクリスマスは早くて、9月後半から始まります。
イルミネーションがキレイでした。
フィリピンでは、BGCというエリアに滞在。
ここは、夜道の女性の一人歩きも安全と言われ、さながら『進撃の巨人』でいう「Wall・Sina」のような地区です。(行ったことないけど)
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現地では、フィリピンの大手通信会社「Globe」が運営している「G-CASH」という電子決済企業に訪問したり、フィリピン最大手と言われる「ABキャピタル証券」の訪問では、トレーダー室を見せて貰ったりしました。
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興味深かったのは、今年11月に史上初の信用取引(空売り)が開始されるという話題。
1927年にマニラ証券取引所ができて、アジアの中でも最も歴史があると言われているのに、今まで信用取引がなかったらしい。
もちろん、FXもないからフィリピンの人にFOREXの話をしても通用しません。
という訳で、この「信用取引」の導入で、今後、フィリピン株市場が活況づくかもしれません。
なお、「ABキャピタル証券」の口座開設は、日本人でも開設できます。
*マイナンバーとパスポートが必要になります。
さて、海外に行く度に現地で取引をして、その差益で旅費を捻出するので身銭を切ったことは一度もありません。
今回は、FXでも旅費を浮かそうと、ポジションを入れたら取引停止になりましたw
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フィリピン入国後に、証券会社の着信履歴を放置していたのも失態でした。
てっきり、営業の電話だと思っていた。
11月。帰国早々証券会社に問い合わせ、取引停止になった理由を尋ねると、「マネロン対策」との事でした。
担当者からは「資金は自己資金か」「誰かに頼まれて注文してないか」など、根堀葉掘り聞かれ、警察の事情聴取のようでした。
次に「本人確認の為に…、保有銘柄を言ってください」と指示され、「え?180銘柄、全部言うんですか?」と聞き返すと「うわっ、ものすごい数ですね…。では、直近に取引した銘柄を教えてください」と。
それに返答すると「本人確認取れました♪」と、無事に取引再開。
「去年も一昨年も、フィリピンの旅行中に取引しても全然問題なかったんですけど?」と言うと、「金融庁の通達で、今年から厳しくなりました。フィリピンは監視国なので取引停止になりました」との説明を受けた。
いやいやいや…。その取引停止で被ったFXの評価損、大きいんですけど…。
結局、この取引停止のせいで、10月の成績は60万程度で終わってしまった。
11月は11月で、海外勢のポジション替えに振り回され、10月分の穴埋めは思うように叶わず…。結果、90万の差益で終了。
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しかも、取引数量は737。1取引あたり約1200円。
普段は1取引あたり4~5000円なので、かなり割の悪い相場でした。