読書感想文㉘ ~凶犬の眼~
こんばんは、本気(マジ)です。
いつもありがとうございます、お疲れちゃんです。
本日は、柚月裕子さん著「凶犬の眼」を読みましたので感想を述べさせて頂きたいと思います。
前作「孤狼の血」の続編です。
前作ではマル暴の新米刑事でベテラン刑事ガミさんこと大上章吾のもとで成長し秘蔵っ子とまで言わしめるようになった日岡秀一が、日本最大の暴力団組織の明石組トップ暗殺首謀者である国光寛郎とある約束を交わします。
貫くのは正義それとも筋、仁義?
ヤクザと刑事が交わす禁断の約束とは?
明石組内部抗争に巻き込まれ翻弄されながら日岡と国光がそれぞれの立場で関わり絡みあう人間模様がとても面白い物語です。
柚月裕子さんは、登場人物の特に男性の魅力、胆力の強さの描写がものすごく上手いと思います。
それによって物語に重厚感が増します。
登場人物である義侠心に厚いヤクザの国光寛郎は魅力的でありますが、日岡の正義感と信念の強さも決して負けていません。
そんな二人だからこそのプライドがぶつかりながらも惹かれ合うという骨太なストーリーが成立するのだと思いました。
前作「孤狼の血」も秀作でありましたが今回もいいです。
とにかく読んでみて欲しいと思っています。
次作も読みます!
ということで本日は失礼します。
最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。
明日がみなさんにとって良い日でありますように。
では、ごきげんよう。
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