今週のキングダムPART30「致命的なこと」
遂に過去を受け入れた羌礼、死闘を終え、一息着いた飛信隊、そこで語られる羌瘣が払った対価と代償、そして、秦国の次の一手が始まる本作を振り返ろうと思います。
あの激闘から一夜明け、羌礼は隊員達に謝罪巡りをします。中には鷹を狩ってる人もいましたが、昴もそれを許し、李信から二度と隊律を犯すなと釘を刺します。そんなこんなで羌礼は正式に飛信隊のメンバーとして、迎えられます。
そんな中、羌瘣をお見舞いに訪れた李信。そしたら、ちょっと肌を出して、治療中の羌瘣と羌礼の二人が居ました。昔だったら、キャッとなってたわけはないんですけどね。とりあえず、その席で御話をすることに。どうやら、切断された気を戻す為に治療していたようです。大技が使えるかどうかな程の禁術だったようです。その過程で信はどうして、そんな危険な真似をしたのか?と問いただします。
その解答として、羌礼は好きだからに決まってるだろうと。
最初は違うと訂正しますが、違わないとようやく認めた羌瘣
尾平だったら、しなかったというのがやっぱ笑えますね。
あんまりに羌礼が色々言うもんだから、一度は少し黙れと怒る羌瘣でしたが、禁術で良かったことがあるそうで。どうやら、寿命は人間のそれより蚩尤族は長く、極端に長い羌瘣は人並みになったと伝えます。そうであろうと無かろうとも、命を賭けたことを伝えた彼女でしたが、そして、それ以上を望まない彼女でした。
命を賭け、闘うからこそ、2人との関係が成り立ったが、それで色んなことを考えることが弱くなるかもしれないと。それが致命的なことになり兼ねないと。それに好きという感情がイマイチ分からない羌瘣にとって、これがベターだったようで、今回のことは忘れて欲しいと伝えます。
李信の話す隙も無いまま、天幕を後にした彼が居なくなった途端、緊張の糸が解けたのか、羌瘣は倒れこみます。これで良かったと満面の笑みを浮かべる彼女にありがとうを伝えます。それに対して、羌礼は戻って来られたのは羌瘣のお陰と同じく、感謝を伝えます。助けが欲しかったから、ここに来たんだろ?との羌瘣の言葉にそうかもと一時の優しい時間を過ごす2人でした。
その後、前線を圧し戻すように羌瘣と羌礼は大活躍したようで、雨降って地固まるとはよく言ったもので。メデタシメデタシ。
そんな中、咸陽では嬴政が動き出し、六大将軍へと舵を切ろうとしていました。
今週は久々の日常回でしたね。特に何があるわけでも無く、恋模様は複雑なようでしたが、2人の関係は何ともモドカシイのですが、これは恋愛漫画じゃなくて、戦争漫画なんだよなぁ。どっちみち、致命的なことになりそうな気がしなくもないのですが・・・。こうやって見ると初登場から実に10年?は経ってると思いますが、ようやく好きを伝えられたかと思うと何とも感慨深いです。この先がどうなるかは、分からないし、そこまでこの作品に恋愛要素を求めているわけじゃないんで、今後を温かい眼で見守ろうと思います。テンもいるしな。そういうのだとキングダムって、戦場班はエロいみたいなことないよね。グロイがほぼ占めてるけども。どうでもいいけど、信の台詞少なすぎww李信はどうすんのかも注目ですね。それより、気付けよ、ラノベ主人公かよ。本当に性に大しての李信の耐性の無さたるや。少しずつでいいんです、少しずつ。どうせ、60巻やって、ようやく好きとは何か考える漫画ですから。かぐや様じゃないんだから。コ○ンだって、90巻位で愛の告白してるんだからww
羌礼は闇が消え、普通の女の子になってて、それまでの狂戦士みが消え、いい子になってたのが違和感しかなかったけど、ページが進むにつれ、その霧も晴れ、これからの展開に要注目ですね。まぁ、賛否のある回だったとは思いますが、死だけが付き纏う世界で彼女を闇から解き放ったことは今後のこの闇しかないキングダムにとっての希望となることだと思います。まぁ、完全にこれで蚩尤族は色々ややこしいことになってるでしょうが、知ったことではありません。こんな強さは強さじゃなく、悲劇でしかないのにな。これであの一族にこれまでの所業の報いが来るといいのですがね。まぁ、紀元前なので無理だけども。それにしても、寿命が長いって、そんなちょうじcry
そして、六大将軍ですが、果たして、どうなるのか?
今後の展開に於いて、いよいよ出て来たこの制度。王騎将軍を筆頭に名だたる六人の大将軍に戦争の自由を与えるこのシステムですが、問題は誰がそれに選ばれるのか?とりあえず、李信は無いでしょうね。幾ら、名だたる武将をあの龐煖を倒したにせよ、嬴政にしてみれば、上げたいでしょうけど、まだ実績がその官位には足らないでしょうね。とすれば、とりあえず、騰さんと蒙武、楊端和は確実にしても、問題は夜盗の桓騎様はどうなんだろうなと悩むけども今後を考えると・・・、鄴攻略戦最大の戦果を挙げた王翦も手堅いでしょうが、彼は危険思想の持主ですからね。そんなヤツに与えて良いのかな?後は壁でしょうね。とりあえず、旧呂不韋派の牽制になるのかしらね?彼は地味ではありますが、堅実で実行力のある闘いであの犬戎族達と闘いましたけど、何か物足りない。残りの王賁や蒙恬かもしれないけど、これも李信と同様に無いかなと思います。あったとしても、それは今じゃない。
これで新キャラが六大将軍に選ばれたら笑うし、録嗚未とかならいいけど、あの人は大将軍の器じゃないから無理か。とにかく、六大将軍がどうなるのか、期待大だし、基より、李牧も動き出すのではないでしょうか?
今回はここまでです。日常回や恋模様や羌瘣と羌礼という戦力増加でこれからの飛信隊がまた強くなり、前に進む2人や六大将軍等、これから希望の持てる回となった今作。これからが楽しみですわ。いよいよ、休息は終り、信の本領発揮なるか?
このブログを最後まで読んでくれた人はスキかコメントお待ちしてます。キングダム同盟はほぼ諦めてますが、ずっと待ってますからね。
そういや、今回で30回か、何か変わったことしないとな。しないけど。
それでは、皆様、ご武運を
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