ソードアート・オンラインアリシゼーションを振り返る
全47話でお送りした長編こと、アリシゼーション編は本当に大作でした。キリトにとって、この長編は分岐点だったと思います。そんなアリシゼーション編、そして、次のプログレッシブについての御話もさせて頂きます。
その為、今回は忖度無しでお送りします。色々とぶっちゃけたいと思いますので、本当に気分を害された場合はご了承頂きたいと思います。
アリシゼーションは自分の中では、アリシゼーション編とアンダーワールド大戦編の二つに分けられるのですが、個人的に僕はアンダーワールド大戦編推しです。どうしても、アリシゼーション編が好きになれなかったのが、本音ですね。ここだから、本音で言うけど、未だにユージオ、アリスとか好きになれないのですよね。まぁ、シノのんとか好きになるまで、物凄く時間係ったので、いつかは好きになる日が来るのかな?
第一部 アリシゼーション編の考察
第一章 前半戦について
とりあえず、アリシゼーション編から語りますが、キリト、ユージオ、アリスを主軸にした展開だったので、その世界に埋没しようとする余り、中々ついていけなかった印象も強いですね。世界の仕組みや正しくあろうとする善性が強いアンダーワールド人は最早、人間との違和感すらなく、キリトが本当に心の何処かで祈っていたアインクラッドのような別世界。元々の趣旨は違えど、アンダーワールドという世界はこれまでとは一線を画す世界。
そんな世界で二年以上の時をキリトにとって、初めての男子バディであり、キリトの心の友になるユージオと共に旅をして、絆を深めるのが、アリシ編の一番のキーポイントですが、第一話の幼少期からあんまり、感情移入出来なくて、キリトが氷を手に入れる場面からアリスが禁忌を犯すまで。ユージオは一人、罪の意識に耐えながら、終わることのない木こり生活を送り、幸か不幸か、再び巡り合い、その出会いを通して、一度は死線間際まで追い込まれたりもしますが、キリトとユージオはその闘いを生き残り、ギガシスダーの樹を倒し、整合騎士を目指し、やがて、世界の真実に気付くという内容が大まかな内容ですが、やっぱ、アスナさん推しの自分にとって、キリジオって、なんか嫌だなと思うのが人情なんでしょうな。ユージオの魅力って、女々しさなヒロイン属性でありながらも、時に見せる男らしさなんだろうなと思いますが、男からそれを見せられても、ちょっとよく分かんないです。好きな人にとってすれば、失礼を承知で言うのですが、中々、楽しかったとは言えなかったのよね。ごめんなさい。
最初にジョニー・ブラックの剣ないよ~が心底、腹が立ちましたね。まるで親の仇のような気持でした。最初は笑ってたのですが、僕のフォロワーにしつこくこのネタを言ってくる人がいまして。それにイライラもしたし、何より好きなキャラをディスってる印象が強すぎて、本当に嫌になりましたね。だから、剣ないよぉ~は本当にマイナスでしたね。
ライオスとウンベールの回とかも、吐き気がしたのですがね。あの回は本当に何だったのかと思う程で、原作読んだのですが、堕落した貴族を象徴した内容なんでしょうが、それにしたって、酷すぎて、辛かったシーズンがアンダーワールドでした。故に感情移入しづらくて、今も改めて見るかと言われたら、少し難しいかもしれません。それで言うと未だにロニエとティーゼもそこまで感情移入出来てない印象もありますね。やはり、SAOと言えば、キリト軍団が大好きなので、余計に強かったし、あんまり気持ちが高まらない感が否めないのです。本当にごめんなさい。2人のキャラが未だによく分かってないのが実情ですかね。だから、一時期名前間違えまくった時期があった程に関心が薄い。これは本当にサイテーですわ。申し訳ない。
アンダーワールドの後半戦は余計にしんどくなりましたね。何が辛かったかと言うと孤独な闘いだし、整合騎士が自分の性癖に突き刺さる人が少なかったことですかね。それでいて、バトルが凄く面白いということも無いし、ユージオの葛藤とかが、あんまり入って来なかったんですよね。それぞれに色んな過去を背負っている騎士達。そこが一番面白いんだろうけども。
第二章 後半戦について
その中、それを変えたキャラが2人いました。一人目はアドミニストレータですかね。まぁ、坂本真綾補正が掛かっているというのもあるんですけど、アンダーワールドの支配者にして、冷酷残忍且つ、目的の為なら手段を問わず、自らも生き残る為ならと現実世界の柳井を騙す程の人心掌握術の人工知能と絶世の美女であり、長い歴史で醜く醜悪な存在のチートキャラ。正に女王様と言わんばかりの姿がとても、心に突き刺さった感が強いですね。本当に好きなキャラですね。最後のキリトとの闘いは燃えたし、剣の巨人を作るまでに至る心情は察するに余りあるのですが、それにしても、とことん悪い女でしたね。それを坂本真綾さんという絶対正義が演じるのだから、外れ無しですよね。SAOでここまで悪い女って、居なかったし、これは男じゃなくて、女だからこそいいんだなって、凄く共感しましたね。個人的推しシーンは寝顔ですかね。中身は醜悪なのに、寝顔は正に絶世の美女でしたよね。チュデルキンの気持ちが分からなくもないですね。
もう一人のベルクーリ伯父様はアンダーワールド編で語りますが、男らしく自分の正義でそれを信じる覚悟や信念には本当に惚れましたね。
第三章 アリスとユージオ
そんなアリシゼーション編のユージオやシャーロット、カーディナルの最期はキリトの心に深い闇をもたらすわけですが、何か、壮絶というか、血みどろの闘いで気持ちは離れてしまったというか。面白くなかったわけじゃないけど、ただただ感情移入出来なくて、ユージオが闇堕ちしたり、自分の生きる道を選んだりと好きだったら、生きてと思ったかもしれないのですが、どうも、僕には伝わらなかったのよね。だから、余計に最後の闘いは頭に入って来なかった印象です。本当にごめんなさい。嘘をついても良かったのですが、ぶつからなきゃ伝わらないことだったあるので、言わせて貰いました。ユージオは本当に今も苦手で時折、キリトの隣はアスナさんじゃなく、ユージオと言うワードは僕の逆鱗に触れるワードですかね。だから、あんまり言わないで欲しいです。このワードが余計にキリアス過激派の僕を邪悪なテロリストに変貌するワードですかね。僕にとって、キリアスは宗教そのものなので、申し訳ないですが、ご理解の程、宜しくお願いします。ユージオヒロインとかもそこまで好きじゃないですね。
アリシゼーション編で欠かせないキャラのもう一人はアリスですね。このアリシゼーションプロジェクトの要であり、このストーリーの主軸たる存在、それがアリスです。アリスも色んな人達の運命に翻弄され、別人格にされたりと過酷な人生を過ごしたヒロイン。それがアリスです。よくあるキリトがツンケンして、色々あったけど、最終的にはキリト大好きになるヒロインでしたね。彼女も色々あったので、一概に言えないのですが、やっぱ、キリトを介護したり、キリトは自分のものとかアスナさんにライバル宣言したりしてるのが、キリアス親中派の僕には耐えられない内容ですかね。だから、アンダーワールド大戦編最後のニューワールドでのアスナさんの嫉妬シーンなくて、綺麗なアスナさん改変はとても良かったです。それはそれとして、アリスは騎士道精神の持ち主で、今までに無いカッコよさと聡明さが魅力ではありますよね。別に嫌いじゃないですよ。それだけは分かって欲しいです。
第四章 結局アスナさん
さっきから、ディスりが多いですが、アリシゼーション編で良かったことを語らせて頂くとすれば、アスナさんの奮戦ですかね。まぁ、キリトの心音を聞いてたりするのは嫁の特権ですが、そんなアスナさんがキリトの為にラースに乗り込む姿は本当に正妻と言うか、主人公ですよね。そこまで愛してくれるアスナさんが大好きです。原作ではリーファとシノンとユイだけだったんだけど、アニメ版はリズもシリカもクラインも入ってくれたのは本当に良かったです。何より、キリト軍団がGGO参入した時は一番燃えましたね。特にアスナさんの銃弾を破壊するシーンは何より胸アツでしたね。原作にはキリトがやってるの見て、これは出来ないと卑下してましたが、出来てるやないか。やっぱ、アスナさんって、自分はキリトに敵わないといいつつも、実力者なんだよなぁ。その他にもアスナさんが菊岡さんに言い寄る姿や凛子さんを諭したりとアスナさんって、本当にコミュ力高いよな。そりゃあ、キリトを落とす為にあれやこれやするのだから、本当に凄いよな。
後はベルクーリとユージオの闘いが好きですかね。というか、ベルクーリの名戦製造機っぷりたるや。彼がいたから、本当に観たいと心底思いましたね。
そんな中、一番良かったシーンはキリトがアスナさんと共に海外に行こうと誘うシーンが一番好きですね。キリトが夜道での告白。それに従うアスナさん。そして、キスゥゥゥゥ。ありがとうございます、ありがとうどざいます。故に一話が一番好きでした。なんていうか、本末転倒ですね。あんなに良い話だったのに、結局アンタは推し目当てでそれ以外どうでもいいのでは?と釘を刺されかねない発言ですが、ご容赦下さいませ。そんな幸せを打ち砕いたアイツが憎いです、憎くて仕方ないです。
第五章 まとめ
アリシゼーション編を締めるとするなら、誰もが生きる理由を求め、過去に立ち向かい、恐れてしまうけれど、それでも、生きる意味を求めて、その対価として、命という表現はよくありますが、惨酷でキリトを苦しめることになりますが、それを尊いものと神秘的に言うのは余りにも希薄で惨酷極まりないことです。命は一つだけで、当たり前だけど、当たり前じゃないからこそ、人は大切なものを守る為に強くなる。それが自分の命で補えるのなら。SAOはアスナさんが死にかけることがありましたが、何の幸か不幸か、生きてましたからね。キリトも何度も色んな人の死を見つめて来たからこそ、これ程、辛いことは無かったでしょう。それは二年一緒にいてくれた彼だからこその勇気であり、最後の恩返しだったんですよね。そりゃあ、感情移入も一入でしょう。シャーロットもカーディナルも同様です。彼女達がいたからここまで来られたし、人は生かされてるんだなと気持ちは晴れやかにはならず、更なる混沌がキリトに襲い掛かるのだから。それが現状の僕個人の見解ですかね。
とりあえず、第一部はこの辺で。僕の素直な感想は如何だったでしょうか?
異論反論はごもっとも。それを加味した上で、皆さんの主義主張があるのでしょうが、御勘弁下さいませ。
というわけでスキとコメントお待ちしてます。近いうちに二部アンダーワールド大戦編もやりますので、お楽しみに。
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