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漫画感想BAN 第二十五回「人間のエゴは終わりが無くて、際限が無い。故に人間は美しい」

はじめに


 前回はこちらです。

 第二章はこちらです。

 今週も宜しくお願いします。
 本当は有料にしたい気持ちも強いのですが、無料にします。
 そろそろ、有料記事にしたい気持ちもあるんですけどね。
 今回もネタバレありなので、宜しくお願いします。

第一章 週刊少年ジャンプ

第一節 ONEPIECE 第1128話「生人形(リヴドール)」

 太陽神の住まう部屋に閉じ込められたルフィ達でしたが、いよいよ、逃亡劇が幕を開けようとしていました。

 イスカット様で移動するルフィ達でしたが、この街を壊さないように、進行しようとするルフィの優しさよ。
 そもそも、この部屋は鏡張りの部屋の為、其処まで広くないと言うこと、何処まで行っても、巨人の1人部屋であると言うこと。この国の設計図を理解しているナミのお陰で、脱出への道筋は立ったようです。
 この部屋は因みに巨人族の留置場と言うことも判明します。これで此処がエルバフの何処かなのは、確定なんですかね。逃亡しようとする一般人もいるので、余程なひどい目に遭ってたのかも。
 
 逃亡しようとするルフィ達を捕獲する為に、太陽神は網で捕獲に成功したかに見えましたが、ゾロさんやサンジの力によって、逃亡は失敗します。
 興奮を隠せない太陽神でしたが、彼のペットたちは、皆ルフィ達によって、粛清された為、一気に窮地に陥ります。
 一人悦に入る彼を後目に、ウソップは自らのドクロ爆弾草で壁の破壊を試みますが、上手くは行きません。

 一方の太陽神は、相変わらず悦に入る様子で、一人語りに力が入り、麦わら海賊団の面々をたそ付けする姿は昔懐かしのオタクのようでした。
 どうやら、彼の抱えるカラスこと、ムギンがサニー号を回収したことがきっかけだったのでした。
 そして、彼の正体が新巨兵海賊団航海士のロードと判明します。

 彼はそもそも、ルフィの下に着くと決めたハイルディンの意見に対し、反対派の様子。好きではあるものの、下に就くのは認めたくないご様子。
 その結果、ムギンが連れて来た彼等を生人形と扱い、永遠に遊ぼうという下衆じみた行為に及ぼうとしていました。
 しかし、彼の人生は此処まで。これだけのヘイトを貯め続け、あまつさえ、ナミさんをお着換えした行為が相当堪えたようで、ゼウスを操り、雷霆をロードにぶち込んでしまいます。

 そして、ルフィは鏡越しの壁を猿王銃(コングガン)でぶち壊し、ようやく、外を出て行きます。その先に待ち受ける景色や如何に?

 これでルフィ達がエルバフで謂れのない罪を被ることは無さそうですね。
 この全てが妄想で、ロードの独り善がりな暴走劇ということなら、何より何ですけどね。これでロードがタダじゃすまないことだけが分かって良かったです。

 何より、ワンピ世界に於ける神は天竜人である為、太陽の神ではなく、太陽神様と言う辺り、エルバフに於けるニカと言う存在の大きさを推し量ることが出来ました。
 しかし、此処までの話数を使う辺り、何かしらの意味があると言うことでしょうか?
 
 様々な予想が為された今回でしたが、結果としては新巨兵海賊団のロードと言う誰もが予想しない展開になったのは、偉大な気もしますね。
 推しだけど、こいつらの下に着くのは嫌ということなんで、厄介さに拍車が掛かってる気がします。恐らく、雷を浴びて、性格が変わっているかもしれませんね。デュバルみたいに。

 一番考えられるのは、本当のエルバフにはこれに似た何かがあると言うことなんでしょうか。その丸パクリをロードがやっている現実があり、これより酷いことが、この国で起きているのか?

 真偽はさておき、未だ始まらないエルバフ編。答えが見えない中、走り続けるルフィ達の出口は一体どこにあるんでしょうか?

第二節 アオのハコ #168 「これが私だ」

 菖蒲ちゃん交際の少し前。匡君と咲季の決定的瞬間を目撃した彼女は、この恋を応援すると決め、キッパリと匡君を諦め、高砂君と付き合うこととなります。
 悪いのは、匡君の不甲斐なさと言う話もありますが、絶望的なまでのタイミングの悪さ、臆病になってしまう菖蒲ちゃんの気持ちは容易に理解出来ます。
 これで本当に菖蒲ちゃんと高砂君が上手くいけば良いんですけどね。
 
今はその時ではない。

 話は体調不良で倒れた匡君から、大喜に代わり、千夏先輩を探して、スタンプラリーに挑むことに。
 生真面目な大喜は全制覇を目指しますが、千夏先輩と付き合えなかった敗残兵たちによる妨害行為に遭遇し、中々、先へは進めません。

 ようやく辿り着いた体育館にて、ここを通りたくばと言わんばかりの圧でバスケ部とのフリースロー対決を挑まれる大喜。
 圧倒的不利な状況でしたが、その手を差し伸べてくれたのは、男子バスケ部の松岡先輩でした。最初は裏切られた男子バスケ部でしたが、大喜を貶める為に用意された伏兵であり、大ピンチの大喜君

 バスケも弱い彼氏とは付き合いたくないと煽る男子バスケ部員たちでしたが、助け船と言わんばかりに女子バスケ部の渚先輩が現れ、千夏先輩の大喜愛を知る彼女だからこそ、語られる言葉一つ一つに心折れる男子バスケ部。
 結果として、松岡先輩共々、戦意喪失の男子バスケ部により、大喜は何とか、先に進むことに成功します。

 何とか抜け出せた大喜君は、着ぐるみの人ならあっちの方で観たよと言われた話を信じ、体育館倉庫の方向に向かい、探し始めるのですが、まんまと倉庫に閉じ込められてしまいます。
 人間の悪意は際限がなく、何処までも醜悪で何処までも愚かと言うことが分かる回でした(多分、違うと思う)。
 
 松岡先輩はいつから、こんなネタキャラに降格してしまったんだと胸が痛いです。しかし、大好きな千夏先輩を取られ、嫉妬を拗らせた結果がこれだと思うと何とも醜い。
 こんなことすればするほど、千夏先輩へのイメージ低下は避けられないんですけど、それを無視してでも、大喜には地獄に落ちて欲しいんですかね。
 本編序盤で大喜が千夏先輩と関わることで、他のクラスメイトから狙われる話はありましたが、正に今回はそれが現実となった回でしたね。

 何より、当の本人が何処にいるかも分からない状況ですが、恋はこれ位のドラマが無いと面白くないよね。是非も無いよね。
 個人的に匡君と菖蒲ちゃんの関係がこれで一度終わりを迎えましたが、そうはならんやろということだけを信じ、強く生きて行こうと思います。

第三節 SAKAМОTО DAYS DAYS185 「狩人」

 枷を倒し、B2階層に降りて来たシン、平助。ボイルは枷に銃口を突きつけながらも、目的地に到着します。
 其処は巨大迷路と化しており、枷ですら、人数が把握出来ない程、魔改造が施されていたのでした(最下層の人達はどうやって、生活してるんだろうか)。

 B2階層に到着したシンと平助が扉を開けるといきなり、砂漠エリアに到着しますが、その際、謎の裸男に遭遇します。
 彼は身ぐるみ奪われてしまい、この部屋で眠っていたようですが、彼もまたシンの会いたい占い師を目的として、此処に訪れたようで・・・。

 しかし、その期待とは裏腹に彼等の前にスーパー蟻地獄三兄弟なる謎の一団が現れ、シン達を襲います。
 しかも、シン達はアリ地獄で万事休すの上、彼等は高所から高みの見物と言う算段で一方的に追い詰められてしまいます。
 その窮地を救うべく、シンは彼の取られた道具を回収すべく、道具を奪った三兄弟の1人から、武器を離すように暗示をかけ、見事回収に成功します。

 その結果、彼の一撃により、三兄弟を撃破する彼の名前は天弓。
 彼の力は本物で弓矢を操り、敵を屠る実力派はシン達の助けになり得るのか?

 またしても、変なキャラが出て来ましたが、彼の言う友人は有月?

第四節 魔男のイチ 第6狩「デスカラス班」

 キング・ウロロは此処にいる魔女たちへの恨みを晴らすとイチを煽りますが、彼にはその言葉は全く聞かず。ウロロの中が虚無であることを見抜き、大げんかを行います。
 その結果、シラベドンナにより、イチは問題ないと判断され、晴れて魔女の仲間入りを果たします。
 シラベドンナはイチの記録係として、クムギが指名されます。彼女にとって、青天の霹靂に等しく、1人追いつけない状態に。

 それから、イチは魔女として、魔女協会の様々な部署を巡り、武装を整えていきながらも、次の目標は氷鮫(ヒザメ)と呼ばれる魔法の討伐に向かいます。
 
 反人類魔法専門部隊として、デスカラス班は結成され、完全に巻き込まれたクムギを他所に彼等は一路、氷鮫のいる村に向かいます。

 何とか、その他の魔女の信頼を経て、ようやく次の目的地に向かうイチたち、デスカラス班。最初は三人と一匹ですが、どんどん仲間が増えていくんですかね。
 中でも、シラベドンナの存在感の強さが光った回では無かったでしょうか変な人ですが、此処まで言い切り、全員を信頼させる辺り、只者ではないことが証明されました。
 今回でもしかすると出番はないかもしれませんが、戦闘面がどうなのかも、今後、明らかになると思われるので、今後に期待したいです。
 やはり、この作品は面白いです。それぞれの表情差分も然ることながら、テンポも良くて、良い勢いで来ているので、早く次回が楽しみで仕方ありません。

第五節 願いのアストロ 第25話「世剣レリ」

 氷室を蹴り飛ばしたキンパ。何とか、蹴り倒したのも、束の間、氷室の部下たち2人の風と水のアストロによって、形勢は氷室サイドに傾きます。
 しかし、それだけでは飽き足らない氷室は2人の覚醒を促し、何かの薬を投与し、更にヒバル達を追い詰めていきます
 やがて、ヒバル達は竜巻に飲み込まれ、氷室の氷によって、全面凍らされると言う絶体絶命のピンチに追い込まれます。

 汚いと非難するヒバルでしたが、どうやら、氷室の部下2人は人工異能力者(アストロイド)と呼ばれる存在であり、暁鑛によって、人工的に他人のコネクターをリンクさせることが出来るようです。

 彼のやり方を非難するキンパですが、自らの尺度で語るなと氷室は自らの歪んだ思想を意気揚々と語る姿は何とも滑稽の一言に尽きました。
 権力に溺れた彼の姿に、レリは薄っぺらい正義と言い放ち、自らのアストロは現在を壊すと言って、ミサイルをぶっ放し、氷から、ヒバル達を救います。
 レリは最後まで自らの揺るがぬ信条の下、改めて、氷室に喧嘩を吹っ掛けます。ここからの巻き返しに要期待!

 和久井先生の描く悪キャラの灰汁の強さは異常ですね。氷室のイカレっぷりがよく分かる回でした。
 何より、彼の語る正義が余りにも、薄っぺらと言うか、ありきたりな所が個人的に好印象です。自らに酔いしれて、善悪の判別が出来なくなっているのが、最高にツボです。
 意図して描かれているとは思いますが、レリの言葉に説得力が増していくと思うと今回のシナリオに対する説得力が増していく気がしています。

 次回はレリのアストロが発言した切っ掛けが明らかになりそうですね。
 自らの善悪を立場ではなく、人と語る彼女の信条、実に気になりますね。

第二章 週刊ヤングジャンプ

第一節 キングダム 第814話 「秦の使者」

 遂に洛亜完率いる韓全軍十六万軍が、決戦の地である英呈平原に出陣します。騰の戦略により、兵は二万減りますが、三万は確実に出て来るので、大したことは無いと言い切ります。
 洛亜完を守備に回さず、ここで攻め落とす理由は、ここで戦わないと言うことは、韓の武威を落すことになる。故に、真っ向勝負で決めるのが、一番良いと言う判断を下した張宰相。
 全員の意見は一致し、この全戦力を以て、秦国軍を叩き潰すことが出来ると確信した韓国軍は王の号令の下、後の無い戦に打って出ることになって行きます。

 韓国軍出陣の後、南陽の使者・関孫と条世が新鄭王都に現れます。
 秦の使者とふてぶてしい言い方をする張宰相を他所に、騰の代理の使者として現れた彼等から、現状の南陽についての話を王都中枢に対し、語り始める関孫。
 それは、南陽は一切の凌辱も武力による弾圧も行われない理想郷と化したと言う信じがたい現状を語り始め、南陽の民である条世すらも、ふざけたことを話し始め、誰もがその戯言を信じるようには思えませんでした。

 何より、その他の城にも、南陽の視察の為の使団を送り、皆が南陽を訪れ、その結果、南陽付近のその他の城は出兵を減らすように助言し、結果、多くの城が兵を減らした経緯があるようです。
 寧は条世の言う未来は、韓が負ける前提ではないかと彼を否定しますが、とても抗えないと秦の恐ろしさを語り続けます。
 全てはその先の未来の為と語る条世でしたが、命がけで此処まで来た彼の思いをぶち壊したのは、張宰相でした。
 完全に騰に丸め込まれたと彼の行動を強く非難します。それは全て戯言であり、凌辱・略奪の無い戦争などないと強く否定した後、必ず勝つと周りに発破を掛け、条世と関孫の2人を牢屋へとぶち込んでいきます。
 
 その後、夜となり、寧姫は条世の下を訪れ、騰からの本当の話をする為に新鄭を訪れたと語ります。果たして、彼がリスクを払って、此処まで来た理由とは如何に?

 どう見ても、新興宗教に騙されてるとしか思えないから、張宰相の怒りは当然なんだよなぁ。
 しかし、条世の言う通り、韓も強いかもしれないけど、秦の勢いを止められるかという問題は大きい気がします。
 趙国の有力諸侯を倒しまくり、経験値も高い李信は脅威だと思う。韓国も雑魚では無いにせよ、ただでは済まない気がする。

 しかし、寧姫に話しを持ちかける辺り、彼女が今後の戦の鍵なのは、間違いなさそう。何より、張宰相の考えは一歩間違えると古臭い危険な思想になり兼ねないだけに、寧姫が彼を止めるみたいな未来があるのかな?
 数の上や兵糧等では、韓国は有利だけど、秦国の方が武に於いては最強な気がします。まぁ、成恢の時みたいな毒兵器使うなら別だけども。

 問題は寧姫が騰に対して、どう考えているとか、韓非のこともあったし、騰の所為では無いにしても、鵜呑みにする程、馬鹿じゃないと思うんで、この条世一世一代の大勝負の行方や如何に?と言った感じでしょうか。

第三章 一言でまとめたい感想戦

 長文で書きたいわけじゃない。けれど、Xに出すのは期限切れの漫画感想をこちらで書いて行こうと思います。
 こちらでどうか、供養させて貰います。説明がないのは、お察し下さい。

  1. HUNTER×HUNTER 書きたいけど、書けません!まとめ切れん。

  2. ひまてん! 本当にそんな応援してええんか?

  3. 逃げ上手の若君 次回から予定調和終了。

  4. カグラバチ 何が起きたと言うんだ、分かんねぇ。

  5. あかね噺 しんどい。

  6. 盤上のオリオン 碧がまさかのラスボスですか?

  7. WINDBREAKER 梅ちゃんは強かった。

  8. FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST アクエリアスが帰って来た(´;ω;`)

  9. 九龍ジェネリックロマンス 認知症はきっついわ。

  10. イリオス 無念の背中だった。

  11. ガス灯野良犬探偵団 強敵過ぎない?

  12. 女優めし 豚肉のから揚げって、ロマンがあるね。

最終章 まとめ

 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
 HUNTER×HUNTER書けなくてごめんなさい。難解だっただけに、パスしました。面白いし、大好きなんですけど、繋がりを理解出来て無かったので。
 それはそれとして、今週も色んなことがありましたね。皆さんはどうでしたか?僕は自分が何を言いたいのか、よく分からなくなっています。

 書きたいこと、言いたいことは沢山あるはずなのに、どうしても、書けない、言ってはいけないと自制し、何も言えなくなっているのが、現状です。
 100言えない訳では無くて、90言えないカンジですかね。言葉を編み出せないと言った方がよろしいんでしょうか。そんな感じです。

 どんなに考えた言葉であっても、誰の下にも届かないのなら、黙っていると言うのが、今の時代なんじゃないでしょうか。
 ネットを駆使すれば、その粗は簡単に見つかり、自分は正しいと押し付けるようなことが簡単に出来る今だからこそ、本当の正しさへの在り方が問われているんじゃないでしょうか。

 言葉選びは慎重にしないといけない、誰も何も考えていないと頭では理解していても、僕自身、何度も書き直し、書き直し、良い人間で居たい、一歩踏み越えないようにと気を回す余り、何も言えなくなっているのが、現状です。

 本当にSNSから遠ざかった方がいい気もするし、辞めた方がいい気もするんですけど、其処までしがみつくのは、きっと、それが良くないと頭で理解しているからなのか、それとも、これしか、自分が自分でいる存在証明なのか。
 ともかく、今言えるのは、まだここで踏ん張っていたい。ここをゴールにはしたくないと言うことですかね。

 話が長くなりましたが、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
 最後まで読んでくれた貴方はスキ、応援コメント、フォロー宜しくお願いします。

それでは、また!

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