
漫画感想BAN 第三十回第二章「【推しの子】はどうすればよかったのか?それを皆で考えよう」
第二章 週刊ヤングジャンプ
第一節 キングダム

密会の末、何とか対談の場を作り、無血開城を望む騰。しかし、寧姫は断固として拒否します。それは当然の帰結。何せ、自らの国が滅ぼうとしているのだから。
しかし、騰は彼女を攫い、戦場を見せます。それは栄光も無いただただ暗闇の地獄、痛みに耐えるだけの苦痛のみが蔓延する光のない世界を見せつけ、彼女に何としてでも、無血開城を行わせたいようです。
もしも、それを受け入れるなら、自らの信頼できる兵のみで向かうことを確約します。
戦争を始めた癖にと罵る寧ですが、それは王族が始めたことであり、自らは軍人であるが故、従うしかないという言葉は重いです。だからこそ、王族である彼女に全てを託したようです。
寧姫に残酷な選択を押し付ける騰は彼女を配下に託し、自らは戦場に向かう様子。狙うは、洛亜完の首一つ。これだけで、騰の本気が伺えると思います。
寧姫に考え直す時間を与え、自らは光のない戦場に赴きます。
本当に王騎の配下ですか?と思うレベルの平和主義者。徹底的にやる桓騎と違い、優しさとそれだけではどうにもならない逞しさが入り混じってて、益々、騰と言う人間がよく分からなくなってきました。
無論、それが出来るのは韓と言う土地柄故なんでしょうけど、それにしたって、此処までの譲歩や洛亜完を打ち取れるという自信に至るまで。
ここまで、彼が本気出してくると長年追い続けて来た騰推しとすると嬉しさがこみあげて来ます。
次回からは戦争パートが再開となりますが、騰の投下が停滞している状況を打破することを願うばかり。というか、そうなるんだろうな。
益々、寧姫の重要度が増していますが、発言力も少なく、会議で何の役にも立ってない。張宰相が滅茶苦茶面倒になりそうな気がしてならんな。
同時に騰がどれだけ寧姫を買っているかも伝わりましたが、彼女にそこまで、深入りするのは何故なんでしょうね?言える人が居ないからかもだけど。
正に韓の命運を背負わされた寧姫。このままだと、お飾り姫になり兼ねないけれど、彼女の今後に要注目です。
第二節 【推しの子】について

僕が休んでいる間に連載終了した【推しの子】。まさかの大炎上ENDで終わるという誰も望んでいない最悪の結果とSNSで話題となりました。
アクアは死に、その結果、ルビーは頑張り、結果、スターアイドルになるという顛末に多くの読者からの批判が殺到したようで、賛否両論巻き起こしたようです。
簡単に言うとこんな感じ
アクアを殺すな。誰も幸せじゃないじゃん。
伏線未回収過ぎるだろ。何で、転生したんだよ?
ツクヨミは何だったんだ?
支離滅裂過ぎて、読む気が失せた。転が滅茶苦茶過ぎて、萎えた。
最後は駆け足過ぎない?雑に終わらせやがって。
等、様々な理由が挙げられていました。
ハッキリ言って、僕の気持ちを言うとよく分かりません。
余りにもアンチの言葉を受け入れ過ぎて、自分の感想が無くなっていることに気が付きました。
僕自身、どうでもよくなっているのかもしれません。終わったんだから、ちゃんと褒めてあげようよとか、本当に何も守れなかったかもしれないけれど、人は生きないといけないとか、ありきたりな感想しか浮かんできませんでした。
どう終われば、良かったんでしょうね。僕にも分かりません。
僕個人としては、何を言っても、他人の意見の猿真似でしか無くて、これが自分の意見なのか、他人の意見なのか、よく分からないというのが本音です。
だったら、記事書くなよと思いますが、意見位言わせてよ。個人の自由なんだからさと言うことで。
アクアの犠牲により、カミキは死んで、ルビーが怯えることは無くなりましたが、誰だって生きてて欲しいと思うのは、当然だけど、僕はこれで良かったなんて、陳腐な言葉しか出て来ません。
世の中には絶対悪は存在するし、アイは止めて欲しいといったけれど、そんなに人間は単純では無かったということでしょうかね。
司法ですら、裁けない存在に対する時、人は無力ですね。刑事ドラマのみすぎなんですけど。
最近の漫画って、あと〇話で終了みたいなの多いけど、あんまり好きじゃないですね。終わりが分からない方が盛り上がるような時代に生まれたのが、良くなかったのかもしれません。
NARUTOの最終回辺りから、こういうの増えて来たけれど、SNSを盛り上げる一環なのかもしれませんが、何て言うか、スリルが無いよなということで。風情がないよな。
その結果、皆が壮大な結果を求め、自爆するみたいなオチが何とも嫌です。あとは編集が終わるように片付けろと催促してるみたいなのが、何とも(あくまで個人の感想です)。
けれども、僕としてはやるべきことはやったと信じたいし、最終巻で回収される情報もあるらしいので、今はそれを信じたいです。
今言えることはお疲れ様でした。赤坂先生・横槍メンゴ先生の次回作にご期待下さい。
第三章 供養したい感想戦
僕の心のヤバいやつ 京ちゃん、ニコちゃん、あはれ。
FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST アルドロンさん、面目躍如。
葬送のフリーレン ゴリラ確定で悲劇の予感。
ガス灯野良犬探偵団 呉越同舟。
盤上のオリオン 女には負けられない戦いがある。
黙示録の四騎士 血統は全てを穿つ。
今週は少な目ですが、ご了承下さいませ。
最終章 まとめ
最近は忙しくて、毎日があっという間に過ぎていきますね。
本当に最低限の漫画しか読めてない現状、ブログの主としては如何なもんだろうという苦悩に苛まれてはいますが、これからも応援頂けると嬉しいです。
最後まで読んでくれた方はスキとコメント、フォローを宜しくお願いします。
それでは!