漫画感想BAN 第二十一回第二章「最もフィジカルで最もプリミティブで最もフェティッシュな内容」
はじめに
前回はこちらとなっております。
今回はヤングジャンプやその他の作品をご紹介します。
ネタバレありですが、宜しくお願いします。
第二章 週刊ヤングジャンプ
第一節 キングダム
前回の騰の活躍により、南陽の城主こと、龍安は生存。危機は去ったものの、処刑に関わった剛京もまた、秦に帰還すると思いきや、騰は彼を残留し、この南陽立て直しの為、助力するように助言します。
今回の騰はどうにも、センチな感じで強気と言うか、手探りな面が目立ちますね。少しでも、戦力を温存したいのか、最低限の被害を抑えたいと言う心情の現れなんでしょうか。
秦国軍は、次の戦いの為、集められた一般兵たちの練兵に努めていました。どうやら、面白い奴もいるようですが、所詮、素人の集まり。簡単には、上手くいかないようです。
一方の李信は騰から、南陽の民との関わり方を考えておくようにと言われます。彼こそが、この南陽攻略の鍵になり得るからというものでした。本当に今回の騰さんは、抽象的過ぎる。
そんな李信達は、南陽の民から、舘を与えられるのですが、最初は断る李信。しかし、敵国にとって、今の李信達は、桓騎と同じ程、恐れられる血に濡れた存在と言う認識である為、彼等から恐れられているようで。
我呂からそれを言われた後、他の南陽の民の様子にようやく気付いた李信は考えると1人、考え込んでしまいます。
始めが重要なのだと言う剛京の言葉を思い出し、李信は皆で韓の民との食事会を提案します。
当然、河了貂からは反対されますが、李信にも考えがあるようで、何とか押し切られます。しかも、飛信隊側は武器の持ち込み禁止と言う縛りに。これがどんな事態を招くのか?
それぞれの不信を抱えながらも、韓と飛信隊の食事会が催されました。
無論、お通夜ばりの暗さ。出会って、未だ時間が立ってない状況に於いて、これは仕方あるまい。こうなるのは、自然なんですけどね。
父の仇と襲い掛かろうとする韓の民も居る中、その不安を見て見ぬ振りをする飛信隊幹部たちですが、李信と隣で食事をする長老・温形様が襲い掛かって来たのでした。
しかし、李信の顔は分かっていたかと言わんばかりの冷たい表情で彼を見つめていました。
南陽と秦、和解に向けた道のりは未だ遠く。優しく接して来た人間からのこの攻撃なだけに、李信としても、これは覚悟していたに違いないですね。
時間をかけて、ゆっくりと和解する方向のテンに対し、李信は間髪入れず、立ち向かうのは凄く良いと思います。時間を掛けたら、掛ける程、この溝は埋まらない気がするからね。
しかし、まぁ今回は細かいコマが多かったですね。侵略者でありながら、優しい彼等についていけない韓の方々の心情は至極当然なんだけど、ジジイは黙ってろと冷遇されてる場面もあったりしたので、じじいの方が憎しみ強いのかもしれません。
凄い動きのある回ではありませんでしたが、平和への一歩とは地道なことの積み重ねなのかもしれませんね。
来週はお休みです。
第二節 【推しの子】
カミキヒカル、それは弱り切った人間に対して、教唆するのみで、自らは手を下さず、悪を為す最悪にして、最恐のラスボスでした。
ニノも、リョースケもまた、彼の言葉に唆され、赴くままに行動を起こしてしまった。この世界のどんな悪よりも吐き気を催す邪悪。こういう人間を良く知ってる僕にとっても、一番嫌悪すべき存在だと思います。
カミキにとって、家族と言う繋がりも、邪魔でしかなくて、本当に無駄だと思えば、誰かに全てを託し、自らはそれを傍観するのみ。
それはルビーも例外ではなく、不敵に見せる笑顔が全てを物語っていました。そもそも、あかねに妨害されたとはいえ、何度か行ってますからね。
アクアが下劣で利己的な嘘つきと罵るとカミキもまた、アクアは自分と同じと自らを重ねます。ここでアクアのこれまでが重なるのは、気持ちが良いね。
カミキと同じということだけを認めるアクアでしたが、ルビーは違うと言い放ちます。
彼女の歌声や思いは誰かを思い、愛したいと願う者の愛の瞳だ。アイにルビーの瞳を掛けているのが、そういうことなんでしょうね。
アイを愛し、ルビーを信じているからこそ、この星の輝きを放つ瞳は自分達のような嘘で陥れるものであってはならないと考えているのでは無いでしょうか。
そして、ナイフを差し出すアクア。彼はやがて、カミキ殺害へと舵を切るのでした。もう、こうするしかないのか・・・。
これがアイの望んだラストではないと分かっていても、殺さない限り、彼を止めることは出来ないのかという気持ちとアイの動画に対するちゃぶ台返しが過ぎやしませんか?これじゃあ、ただの茶番じゃないですか。
あの時はルビーを復讐に巻き込まない為の方便だったんだと思いますが、結局、殺害と言う形でないとこの悲劇を止められないと言うことなんかな?
しかし、どうにも納得できないおじさんがいます。どうにも、これまでのアクアの行動との矛盾が隠しきれず、噛み合ってないような気がしてならない場面ばかり。
復讐はしないと社長に行ったくせに、最終的には暴力に打って出たり、まだ黒幕がいるとかなんとかと一貫性が見いだせないんだよな。
どうにも、乱雑でいい加減になってはいないかと考えつつも、何かしらの意図があるとしか思えないし、誰もアクアが犯罪者になって、物語が終わるとか、シャーロックとモリアーティのようにライヘンバッハの滝つぼに落ちるが如く、心中ENDと言うのも、納得出来ない。
医学系大学受験はfakeで、最初からカミキを殺さないといけないと言う覚悟の下、バレないように行動していたと言うなら、話しは別ですけど。
しかし、そうなって来ると復讐反対派のあかねが、アクアの言うことを従順に聞く理由も納得できない。自分はカミキと戦う、あかねはルビーを守ってくれと言われ、全てを託したとして、このような行動に出るのが、分からない彼女ではないので、何かあると信じたいですけどね。
一番ありそうなのは、脅して言質を取るなんですけど、無理でしょ。其処までバカでは無いからね。何より、司法ですら、裁くことの出来ない敵であるカミキにどう足掻いたって、勝ち目はないからね。
残念なことに、今のアクアを止められる人は誰も居ません。B小町は勿論、あかねも社長も居ない。今の所、ミヤ子さんがいないのが、気になるんだけど。ミヤ子さん・・・?まさかね・・・。
ルビーが歌おうとした曲、「推しに願いを」凄く気になります。
正に【推しの子】ラストに意味を持つんじゃないでしょうか。何だよ、推しに願いをって。星に願いをが元ネタなんだけど、ここでも星ネタかよ。
一体、推しに何を願うんでしょうね。これが披露されるのいつになるんだか。
調べたら、こんな楽曲が出て来ました。恐らく、これとは違う曲になるとは思いますがね。そりゃ、あるよな、これ。歌詞も【推しの子】意識してるらしいので、本当にどんなジャンルの楽曲になるのか、要期待です。
こちらも来週はお休みです。
第三章 一言でまとめたい感想戦
長文で書きたいわけじゃない。けれど、Xに出すのは期限切れの漫画感想をこちらで書いて行こうと思います。こちらでどうか、供養させて貰います。説明がないのは、お察し下さい。
ひまてん お尻がエロい。
逃げ上手の若君 後醍醐天皇、しんどすぎるって。
ウィッチウォッチ 首輪がクソワロタ。
キルアオ キングダム世界の人間すげぇ。
盤上のオリオン 新時代の女王誕生である。止まってはいられんよ。
黙示録の四騎士 戦が始まる。トリスタン、何があったんだ。
名探偵コナン めでたしめでたし。
葬送のフリーレン へそくり返してあげて。
女優めし 卵が最強と言うことで。
イリオス 覚醒ターン来たのか?はよ、終わってくれ。
ガス灯野良犬探偵団 ご飯食べられなくなるレベルの惨劇。
オリエント 終わり方が急すぎない?嘘だろ?
アルスラーン戦記 NARUTO?
軍靴のバルツァー この革命が一時で終わらないことを祈る。
スロウスタート 社会人と学生百合をすこれ。
ゆゆ式
私の推しは悪役令嬢。
ささやくように恋を唄う
嫌われ魔女令嬢と男装皇子の婚約
突風とビート カレーにミルクとは・・・。
ゴーストフィクサーズ 人間関係は複雑みたいです。
寝坊する男 毒の王・・・。
ダンダダン さよなら、ターボババア。これで終わるとはとても。
以上、一言でまとめたい感想戦でした。
最終章 まとめ
今週もありがとうございました。最後まで読んでくれた方はスキとコメント、フォローを何卒、宜しくお願いします。
モスバーガーの月見フォカッチャ、美味しかったね。本当に月見ブームが半端ないよなぁ。このまぜるシェイクも美味しかったです。暑い日には、これに限りますね。
今度は、メンチカツフォカッチャ食べたいです。
漫画とは全然関係ないけれど、こういう記事も悪くないよね。是非も無いよね。
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