一生奴隷な働き方「ラットレース」から抜け出す
ラットレースっていうのはロバート・キヨサキさんの金持ち父さん貧乏父さんで出てくるフレーズの1つなんです。働いても働いてもその生活の苦しさから抜け出せない状態を指します。
ねずみがずっとくるくると回るところを走り続けるじゃないですか。
普通に何も考えずに働くとラットレースにはまりやすいんです。
いつまで走るのか、どこまで走るのか、なぜ走ってるのか。
この輪っかから抜け出すことも努力なんじゃないかなと思います。
ワーキングプアという言葉があります。働く貧困層のことを指します。働いても働いても別に貧しいわけじゃないけど豊かになれないということですよね。
こんなラットレース抜け出したいと思いませんか?
でもなかなか中に入ってるとそれが当たり前だから気づかなかったりするんですよね。
旅をすると気づきます。旅に行くと富裕層を見たり貧困層を見ると自分の本当の立ち位置みたいのが分かってきます。お金はこの子達より持ってるけど何のために働いてるんだろう?とかこんなに日本って何で自殺者が多いんだろう?とか。外を見て初めて内側に気づきます。
金持ち父さん貧乏父さんを読んでも成功者は少ないと思います。
ESBIという有名な図があるんですが、働いて労働するのではなく何かを権利化したり不動産持ちましょうみたいな話が出てくるわけです。
インベスターっていう投資家になりましょうみたいな、これは理論は合ってるし本当に正しいと思うんですよ。不動産投資とか株を買ったりとかやっぱり資産がなきゃできないじゃないですか?
だからこの本を読んでも普通の人なかなか難しいだろうなって思います。
ラットレースからどうやったら抜け出せるかについて書いていきます。
■ラットレースから抜け出す
重要なことはファイナンシャルリテラシーをあげるってことです。
お金に対する知識や意識をあげるってことですよね。知識っていうのはもちろん情報とるってことですし、意識っていうのは常に考えるってことです。
もう一つ大事なことは時間当たり生産性ですよね。ついつい月給っていう考え方になってしまうんです。でも18時間働いてたらけっこう時給低いと思うんですよ。時間当たり生産性で考えたら収入低い人ってけっこう多いんです。
例えば会社で営業成績一位の人ってもしかしたらただ長時間労働してるかもしれないですよね。朝の始発から終電まで働いてたらそりゃ営業成績いいに決まってるじゃないですか。それって時間当たり生産性低いと思いますし。
通勤時間もすごい大事で例えばドアトゥドアで会社まで1時間だったとします。そうすると往復で2時間じゃないですか。20日出勤すると40時間ゴミ箱に捨ててることになりますよね。
これ単純計算で時給1500円のバイトしたら6万円多く稼げるわけですよね。
仕事のためにメイクして仕事終わってメイク落とすんだったらそれも出勤時間じゃないかなと思うんです。そう考えるとメイク始めてメイク落とすまでがもし仕事だとしたら、15時間16時間働いてる人いっぱいいると思うんですよね。
24時間しかないんです。8時間睡眠しなきゃいけない、ご飯も1日2時間くらい食べてますよ。そう考えたら全く時間がないんです。
今時代が副業から複業に変わったんです。労働収入ももちろん大事です。この生活の基盤となる収入はキープする。ただ基盤となる収入を時間当たり生産性が高いものに切り替えるのはめちゃくちゃ重要だと思います。
ではどうやって複業をしていくのか。
お金を稼ぐためには時間が必要じゃないですか。なるべく時間を使わずにお金を稼げる仕事も労働以外にプラスオンしていくってことですよね。
積立NISAみたいな資産運用もそのひとつですよね。銀行にお金を預けるんだったら年利2%でも戻ってきた方がいいですし、複利で計算したらまぁまぁお金増えていくと思うんです。
これは時間とお金を交換していませんよね。
あとは自営業者もいいんですがオーナーになるってことです。
例えばマッサージの資格を取ってマッサージ店で働き自分で経営者になりますよね。いっぱい稼ぐためにはいっぱい働かないといけませんよね。でもオーナーになると人にどんどん仕事をふっていくので自分は何もしなくてもよくなりますよね。その子たちにたくさん稼がせてあげてちょっとだけいただくって感じです。
オーナーになると自分の時間とお金を交換しません。なのでハワイでサーフィンをしていてもゴルフをしていてもお金が入り続けるような仕組みが作れる。
豊かな人たちはこういうスキームっていう仕組みづくりっていうのをすごく頑張ってるんですよね。
あとは外貨を持つという手もあります。ただこの手のものって資産運用にしてもオーナーになるにしてもお金がないと始まらないじゃないですか。最初に資本金が必要なので。
労働をがんばって収入額を増やすってことも本当に重要になってきます。
軍資金を集めるうえでも初動としてはダブルワーク、トリプルワークもしくはそういったものをやっていくっていうのは重要になってきます。
まず時間当たり生産性が高い仕事をやりましょう。
そしてパラレルキャリアを形成していきましょう。複数のキャリアを持って多動力をつけていくってことですよね。
そしてギグエコノミーを活用するっていうのも手ですよね。インターネットを介してパッとすぐ始めれる仕事のことをギグエコノミーって言います。
こうやって本業以外にパラレルに仕事を持って複業していくっていう価値観は重要ですよね。
時間というのは有効活用してかなきゃいけないなと思うんです。こういう話をすると時間がないからできないんですっていう人がいるんだけど、じゃあ君ずっと忙しいね。もう愚痴らないでもうずっと忙しいからねって言いたくなっちゃいます。
忙しいことを辞めたいから忙しいからこそ何かをしなきゃいけないんだよっていう時間がないからできないじゃなくて、時間がないからやるんだってことです。
お金がないから動けないんですじゃなくてお金がないから動くんです。
何かをやる理由とやらない理由って本当に紙一重だなと思うんですよね。
サステナブルで持続可能な人生にしていくためにも本当に働き方というのも変えていかなきゃいけないなと思います。
生活のためだけの仕事はもうやめることです。
なぜあなたは仕事をしていますか?
いろんな理由があると思いますがもちろん生活の維持ってのが最も重要なことじゃないですか。家賃を払うため、親に迷惑をかけないため、自分で食費を稼ぐために働くわけですよ。そのためにこんなに頑張れるのに未来のために頑張ろうっていうエネルギーが少ないですよね。別に生活の維持って悪いことじゃないしニートとか人の迷惑をかける人の何倍も自立してていいと思います、でも生活のための仕事って頑張っているとそれで終わっちゃうわけですよ生活のための仕事だけで終わります人生は。
何で夢がなくなってしまったのか。
いろんな理由があるかもしれませんが、一つは生活の維持が夢になってるんですよ。だから夢がなくなるんです。
生活の維持は今の仕事でできてるかもしれないですが、この先どうしていきたいのか、本当は何をしに生まれてきたのか、親をどうしたいのか?夢は何なんだ?ビジョンは何なんだ。
こういう生活以上のことを考えてほしいなと思います。
こういうのを自己実現って言いますが、だって自分の人生じゃないですか。卒業アルバムを友達から探すことないですよね。絶対自分から探して友達いきますよね。
自分という映画の主人公は自分なわけだからやっぱり自己実現するっていうのは重要なことじゃないですか。
大切なことは仕事ではなく「志事」ってことです。仕えることじゃないですよ。僕たちは誰かの召使いじゃないんです。仕えることではなく志事。自分には目的かまある。家族をこうしたい。だからこそ俺は頑張るんだっていうのが志事です。
人間は目的やビジョンや希望を持つと輝くんです。ぜひ志事をやっていきましょう。
普段やったことないことをやるって事はある意味チャレンジじゃないですか。チャレンジってちょっと怖いですよね。だってやったことないんだから。2つの恐怖があると思います。
・何かを変える恐怖
やったことないことをやるのは不安ですしできるかなっていう恐怖が待っています。
・何も変わらない恐怖
僕たちはこの2つの恐怖と対峙してるわけです。みなさんどっちの恐怖を選びますか?
何かを変えて希望に向かっていくというチャレンジの恐怖と何も変わらないっていう恐怖があった時に僕は少しでも光がある希望の方を選択したいなって思っています。ドキドキとワクワクは紙一重でドキドキするとワクワクするし、ワクワクしてる時はドキドキしてるんです。
つまりドキドキが少ない時はワクワクも少ない。ドキドキが多いときはワクワクも多い。
表裏一体です。
このドキドキという感情をワクワクという方に焦点を合わせ直してワクワクしていきましょう。
やったことないことをやる。ないやるって言っていますが、常にないやるをやって欲しいです。ないやるをやってないってことはただのルーティンワークだから工場と一緒だと思うんですよね。工場みたいな人生をやてたい。繰り返したくないと思うんであればどんどんどんどんやったことないことやっていきましょう。
■まとめ
天国に行きたいって言う人もいますが、天国に行きたいんだったら死ぬしかないんだよってことです。天国に行きたい人が死なない理由は明日、もしかしたら明日っていう希望があるからじゃないですか。そのHope(希望)があるからこそ僕たちは天国に行きたい人までもが死を選ばないわけです。
人間はこの希望を持つっていうのはすごく大事なことです。
繰り返しの人生に希望っていうのはないと思います。だって昨日も一昨日と体感したことを繰り返してるだけだから本当に工場、ファクトリーみたいな感じですよ。このラットレースから抜け出したくないかってお話を今日は書きました。
このラットレースから抜け出すためには、まず時間当たり生産性を気にしましょう。
時給単価ってのはすごい大事なことです。
そして副業ではなく複業。
パラレルキャリアを形成していきましょう。
そしてないやる。
やったことないことをやっていくことがラットレースから抜け出す重要なことです。
人間には環境適応能力があります。
ぜひラットレースというところに適応するのではなく自分らしい自己実現の未来に対して適応していくような未来にしていきましょう。