釣りで海を守れるのか? 100年先の海を守るための第一歩。
どうも、はうみです。
僕は、釣りが好きで、30年近く釣りをしてきました。
僕の体、知識は9割釣りによって作られています。笑
釣り人として今まで海を見てきて、10年前、20年前と比べると明らかな海の変化を感じます。
釣れる魚の数は減り、サイズは小さくなっていと思います。
釣り方の変化、釣具の進化に追いついていない、自分がいるのも事実ですが、以前に比べると魚を釣るのは難しくなっています。
それに加えて、釣り場の立ち入り禁止が増えて、釣りすら出来ない状況。
それでも魚を釣りたい釣り人は、釣り禁止の場所で釣りをして、釣れる時に釣れるだけ釣って、時期、サイズ関係なくキープする。
そして釣り禁止の場所が増え、大きい魚は減っていく悪循環。
キープすることは悪い事ではないのですが、明らかに小さい産卵が出来ないサイズ、産卵期の卵の入った腹パンの個体を必要以上にキープするのは、どうかと思う。
このままで、100年後自分たちの子孫に釣りをさせてあげられるのだろうか?
自分たちだけ楽しい思いをして、早い者勝ちで良いのだろうか?
昔ばなしにして、良いのだろうか?
考えすぎなのかもしれないが、数年前から真剣に考えるようになった。
しかし、なにをして良いのか分からず、ただ苦しみ、釣りから少し離れた時期もあった。
海の問題に関わるなら、漁師になろうと漁業の事も自分なりに調べた。
漁師も生活のために魚を根こそぎ捕る。捕らないと、生活できない。
魚が少ない年も、とにかくひたすら捕る。サイズなんか関係ない。禁漁時期もあるが、そこに魚がいる限り捕る。
日本は産卵に適したサイズになる前の小さいサイズを捕ってしまう。
当然、産卵出来る個体が減り、魚が減る。
小さいサイズは安いので、多く捕る。もう、どうしようもない悪循環。
海の問題、水産業の問題に目を向けると、自分が思っている以上に深刻で、大きすぎる問題だった。さらに悩みが増してきた。
海外では、資源管理、人間の管理が出来ていて、漁師も大きい、値段の良い魚だけを捕ればいいらし。
無理に捕らなくてもなんとかなるらし。
日本の漁師の平均年収は約250万。海外は約1500万らしい。どうなってるの?
海外は釣りも厳しく管理されている。
レギュレーションがあり、釣りをする資格をもらわないと、釣りができない。
その代わりに大きい魚を狙って釣ることが出来る。
日本は出来るのだろうか?
何か自分に出来ることはあるのだろうか?
そんな事を悩んでいるタイミングで、仕事場の同僚と釣りの話しをしていると、同僚が漁師の孫であることが発覚!
しかも、地元に帰って遊漁船をやらないか?というオファーを「じいちゃん」からもらっているらしい。
同僚は23歳。宇和島出身。今は香川県のとある造船所で、仕事をしている。
「そんなこと急に言われても・・・」とあんまり乗り気じゃない様子。
でも、興味がないわけではないらしい。
僕にとってはかなり面白い話しだ。
漁師と遊漁(釣り)の二つに関われるチャンス!遊漁船なら釣りを通して海の問題、現実を知ってもらう入り口になりやすいんじゃないか?
何かアクションを起こせるんじゃないか?と思い、なんだか分からないが、ワクワクした!!
とりあえず、同僚と「じいちゃん」に会いに行くことにした。
何かが始まるのだろうか?さっぱり分からないがなんか面白そう!!
とりあえず、同僚をその気にさせないといけないなぁ。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。どうなるのかは分かりませんが、今後も記事を書いていきます。