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〈#64〉欧州期待の若いゴルファー
2024年10月10~13日に開催された「第89回日本オープンゴルフ選手権」は、JGA(日本ゴルフ協会)100周年記念大会となり、JGA発足の地、東京ゴルフ倶楽部が会場となった。
異常に長いラフのコンディションの中、各選手スコアメイクに苦しみ、試合はロースコアでの展開。結果、18番で長いバーディぱっとを見事に沈めた今平周吾選手がメジャー初タイトルを掴んだ。
同大会には、今年6月に開催された「日本アマチュア選手権」を大会史上最年少の15歳344日で制した松山茉生選手(マツヤマ マオ:2008年7月20日生まれ)が出場し、予選を突破することはできなかったものの大きな話題を集めた。
ちょうど同じ頃(2024年10月10~13日)フランスでは、7月から8月に開催されたパリオリンピックの会場となったゴルフナショナルで全仏オープンゴルフ(Open de France)が開催されたいた。
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そこには現在の松山茉生君と同じ年齢(試合時点で16歳)である三人の16歳アマチュアプレーヤーが参加しており、その内の一人、Lev Grinberg(レブ=グリンベルグ)選手が予選突破を果たした。
彼は2007年11月生まれで、松山君よりちょっと年上であるが、欧米の学校システムだと同学年となる。彼は既に欧州では有名なアマチュアプレーヤーで、現在ベルギー在住のウクライナ人。14歳6か月でベルギーオープンの予選を突破しており(欧州ツアー史上2番目に若年の予選突破記録)、今回のフレンチオープンでは、66-71-70-71の6アンダー(T37)で終え、16歳11か月で見事4日間を戦い抜いた。
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2024年10月時点での世界アマチュアゴルフランキング(https://origin-www.wagr.com/)では松山君が223位。レブ君が154位(ちなみに日本のアマチュア界のエースである中野麟太郎選手は97位)。
日本では既にプロプレーヤー登録している香川友選手(2008年7月31日生まれ)も現在16歳で同年代。これらの選手が世界を沸かす日が来るかもしれない。