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憧れの加幸者

「ごめんなさい」

この言葉を
ついつい使い過ぎてしまうことって
ありますか?

私はとても多いです

なぜか?
気が弱いから・・・
先に謝ったほうが、気が楽になるから・・・

人と人との揉め事に関して、
100対0で、
どちらかが一方的に良いとか悪い
という概念が嫌いで
例え99対1でも、
どちらにも非はあると思っている
だからまずは自分の非を探そうというのが
習慣になっているから・・・

ただこの
「ごめんなさい」っていう謝罪の言葉は
知らないうちに「加害者と被害者」という
図式を作ってしまうことに気づいた

ここでいう加害者というのは
「ごめんなさい」を言われた人

普通は「ごめんなさい」という言葉は
謝罪の言葉なんだから
加害者が被害者に謝る時に言いますよね?

でも、ごめんなさいっていう言葉で、
言われたほうが
加害者になってしまうケースがある
それは、相手のことを大事に想って
指摘してくれた時だ

例えば、
ある新入社員に上司が指導する場合
良い上司であれば、
その新入社員の将来を考えて、
厳しく指摘することもだろう

「なんでこのぐらい考えられないんだ!」
「お前だったらもっとできるはずだ!」

言葉尻がきついかもしれないが、
その言葉の根底には、相手への愛がある
成長して、もっと将来活躍してもらいたい
という愛がある

でもその言葉を受け取った時に
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
と答えてると、
段々上司も悪い気分になってくる

そもそも上司だって人間だ
謝られていると
良くなってもらおうと指摘しているだけなのに
まるでいじめているような錯覚に陥る

謝らせてしまった
傷つけてしまった
悩ませてしまった

上司が優しい人なら尚更
いつも誰かの幸せを願うような
いつも誰かの夢を応援するような
いつも誰かの笑顔を見て
自分が笑顔になれるような
そんな心根から優しい人が
加害者になってしまう

じゃあどうすればいいのか?

「ごめんなさい」を「ありがとう」に替える
これが答えだと思う

上司:「これは◯◯した方がいいよ」
新人「ありがとうございます!」
こうすれば、上司も感謝されたことで、
自分が良いことをできたと思えますよね

新人も「ありがとうございます」と言って、
相手を加害者にせずに、
感謝を伝えられますよね

「ごめんなさい」を
「ありがとう」に替えるだけで
「加害者」と「被害者」から
「加幸者」と「被幸者」になると思う

「ありがとう」と伝えれば、
言われた方は
その人のために良いことが出来た
と思える
言った方も、
教えてもらったことへの感謝を伝えられる

だから
相手に「ありがとう」と伝えて
お互い幸せになろう
きっと出来るはず


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