カザフスタンのチョコレート
先日、商社マンの友人がカザフスタン共和国の出張から帰国。
現地のお土産としてチョコレートを買ってきてくれた。チョコ以外にも経由地のモスクワで日本でも人気がある“チェブラーシカのキーホルダー“もあった(noteで発信済)。
今回は、1992年に添乗員として初めて訪れたカザフスタンとお土産のチョコレートについて簡単に紹介します。
カザフスタン・ミニ・ガイド
私は、中央アジアのカザフスタン共和国をソ連崩壊後の1992年に日本の大手新聞社の記者OB・OGと共に添乗員として訪れた。
当時の首都は、アルマ・アタ。現在の名称は、アルマティで“リンゴの里“という意味。首都は、1997年アルマ・アタ(アルマティ)よりアクモフに遷都されます。翌年1998年カザフ語で首都と意味する「アスタナ」に改称されます。その後、2019年アスタナから「ヌルスルタン」に変更されますが、2022年9月に再びアスタナに戻されています。
カザフスタンは、ヨーロッパでもないアジアとも違う特異な国といえます。
国の大半を砂漠が占めますが、かつてカザフ族と呼ばれた遊牧民が行き交った草原も広がっています。
カザフスタンは、歴史遺産や現代的な建築物、大自然を満喫できる魅力的な国ともいえます。
経済的には、地下資源(石油、天然ガスなど)が豊富でカザフスタンの主要産業となっています。
カザフスタンあるある
①カザフスタンは、世界で9番目に大きな国で中央アジアで最大、世界で最大の内陸国です。
②1961年4月、人類史上初めて宇宙に行ったロシア人ユーリー・ガガーリン(1934〜1968)は、カザフスタンにあるバイコヌール宇宙基地からボストーク1号で打ち上げられました。
③リンゴとチューリップの原種は、カザフスタンが起源だといわれています。
④アルマテイ近郊のメデウ(メデオ)スポーツコンプレックスには、世界最高といわれるアイススケートリンクがあります(1951〜1980年までのスピードスケート界で数多くの世界記録がうまれた)。私は、1992年に添乗員として訪れています。2011年、アジア冬季競技大会の会場としても使われています。
カザフスタンのチョコレート
カザフスタンがソ連圏に組み込まれていた頃から種類が豊富で包み紙もレトロで可愛らしいものが多く値段も安かったのがカザフのチョコ。
現在のカザフスタンのチョコレートは、ラハット社(RAKHAT)のものが定番。同社は、現在、韓国のロッテの傘下に入っています。
数年前から新たにバヤンスルー社がソ連時代からの素朴なチョコを一新して人気を博しています。
今回、友人が買ってきてくれたのは、ラハット社のチョコレート。
包み紙は、人物の絵柄やおとぎ話をモチーフにしたカザフスタン・デザイン。何となくシルクロードをイメージさせてくれます。
チョコレートの味は、日本人の口にも合うミルクチョコ。とてもおいしい。
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