やっぱり麺が好き! Vol.2~『まるチョク直売センター“イケ麺's Collection Soba(蕎麦)編』
直売センターは、個性的な麺であふれています。ぜひ味わっておきたい美味しい麺=“イケ麺“をご紹介します味よし、値段よしの麺がランウエイならぬ麺箱を彩ります。
※注意 商品の価格やラインナップは、2024年5月1日現在のものです。今後、変更となる場合がありますのでご注意ください。
1.生蕎麦
①『黒の二八そば』
風味が抜群な蕎麦なので風味を味わってほしい。それには、まず、つゆをつけずに食べていただくことをオススメ。冷たい蕎麦が恋しくなる季節に冷たい蕎麦で堪能したい。蕎麦の味も濃くて硬さもいい。
②『北海道二八そば』
風味が抜群な蕎麦なので風味を味わってほしい。冷たい蕎麦が恋しくなる季節に冷たい蕎麦で堪能したい。
爽やかでバランスがいい蕎麦です。大きめな鍋でしっかり沸騰した、たっぷりのお湯で茹でるのが美味しく食べるコツ。
③『恵庭そば』
そば通好みの太切り蕎麦。噛んで味わう蕎麦の風味。
そば粉は、北海道恵庭産。石臼粗挽きなので蕎麦の実を最初から細かくするため皮の除去が難しい。皮まで粉になるので蕎麦自体の色も黒っぽい。
④『JAしんとく町のそば(十勝しんとくそば)』
そば粉は、希少品種である「レラノカオリ」を使用。その特徴は、麺の味、蕎麦らしい香り、かたさ(歯ごたえのある食感)が優れています。
鳥肉や鴨肉、豚肉などを使用した”肉そば”の濃いだしによく合う蕎麦です。
⑤『浦臼 ぼたんそば』
札幌市と旭川のちょうど真ん中になる浦臼町。
ここで栽培されているのが”ぼたんそば”。
丈が長く伸びるそばなので、風雨によって倒伏しやすく栽培が難しいそばでした。90年以上前から全北海道的に作られていましたが、収穫量が少ないことから、ほとんど栽培されなくなります(現在の生産地は、浦臼町と新得町)。
それで『幻のそば』と呼ばれるようになりました。
”ばたんそば”は、他品種と比べて鼻にぬける香りや風味が強く、甘みもあるのが特徴。
そば通”の間では、懐かしさなどから根強い人気がある希少品種です。
⑥『幌加内 雨竜そば』
北海道というと”キタワセ”という量産品種が一般的です。
その生産地の一つである幌加内町や雨竜町で収穫されたキタワセ種を使用。
食感は、つるっとしていて軽やか。更科そば好きにオススメ。
バランスの良い蕎麦なので、温かい蕎麦でも冷たい蕎麦でも味わえます。
東京の老舗蕎麦屋(1884年/明治17年創業)「神田まつや」でも雨竜そばが使用されています。
⑦『美瑛 きたみつき』
これからの北海道を担う期待の新品種”きたみつき”。
北海道の普及品種である”キタワセソバ(現在、道内の全作付面積の9割以上を占める)”と比較してもより多く収穫できる。
ルチン(生活習慣病の予防に効果)の含有量も高く、製麺性にも優れている。今後、北海道内で広く普及が見込める品種といわれる。歯ごたえがある蕎麦です。
⑧『大雪山麓そば』(乱切り)
北海道の屋根といわれる大雪山の麓に位置する東川町。
そこで栽培される「大雪そば」は、大雪山麓から流れ出る雪解け水が蕎麦の栄養となり鮮烈な香りと豊な甘みを与えてくれています。
乱切りそばは、一口すすると口の中で踊るような食感と風味を体感できます。
⑨『韃靼(だったん)そば』
「韃靼」と聞くと私は、オペラ「イーゴリ公」の「韃靼人の踊り」(アレクサンドル・ボロディン作曲)や「韃靼海峡」(間宮海峡の別名)などを思いだします。
「韃靼」とは、中国のモンゴル人に対する呼称といわれています。タタール人という呼び方もあります。
彼らが好んで食べたのが由来で名付けられました。
厳密に言えば、蕎麦ではありません。蕎麦のように食用とされ、独特な強い苦みがあるため「苦蕎麦」(にがそば)とも呼ばれていました。現在は、品種改良もすすみ、苦みも緩和されているようです。
「韃靼そば」は、普通の蕎麦に比べてポリフェノール「ルチン」が約120倍とされています。ルチンは、穀物では蕎麦だけに含まれ、毛細血管に弾力を持たせ血圧を下げる作用があるそうです。その他には、動脈硬化や糖尿病予防に加え、ビタミンCの吸収促進によるシワ・シミ・タルミなど肌の老化防止(抗酸化力)にも期待がもたれています。
北欧では、脳卒中予防のために一定量の摂取が奨励されています。
このように「韃靼そば」は、生活習慣病の予防には最適な食品の一つと言えそうです。
⑩『更科そば』
「まるは製麺所」のロングセラー商品として人気を博している。
「更科そば」は、そば粉から作られる伝統的なそばの一種です。
そば粉に水と塩を加えて練り、薄く延ばして麺にします。
色が白く、歯切れが良く、弾力があり、喉越しが良いのが特徴です。
⑪『ごまそば』
「まるは製麺所」のロングセラー商品として人気を博している。
そば粉にゴマを混ぜていているので蕎麦の甘みとゴマの香りが広がる味わい深い蕎麦です。
⑫『香る桜そば』
桜葉塩漬けパウダーを麺に練り込み、桜もちのような香りがほんのりとして、春を感じさせる桜色に着色した蕎麦です。
⑬『更科 柚子そば』
「まるは製麺所」の新商品。
そばの実の中心部からとれる真白いそば粉(更科粉)を使用し、国産柚子を練り込んだ香り引き立つ蕎麦です。
2.ゆでそば
①『本格茹でそば』幌加内そば(業務用)
北海道北部にある幌加内町は、蕎麦の生産量日本一の場所。
冷涼な気候で昼夜の寒暖差が大きいなど蕎麦栽培に適した畑で収穫される「幌加内そば」は、甘みが強く、クセがない上品な味わいを感じられます。
その蕎麦を茹でて格安の価格(100円)で提供するとともに、店内で立喰いそば(かけそば)としても使用されているPRO御用達の蕎麦です。
②『香り豊か 太切り極みゆでそば』
「まるは製麺所」がオススメするのは、肉や野菜とガッツリ煮込んで鍋料理に使用することを提案している。
個人的には、冷たいつゆをつけて極太の蕎麦を味わってみたい。
③『ずずーっと 恵庭そば』
乱切り蕎麦なので独特な食感を楽しめます。煮込んでも美味しい蕎麦です。たっぷり240gの量です。
次回は、Vol.3~『まるチョク直売センター”イケ麺’s Collection Ramen(ラーメン)編』をご紹介します。
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