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就航期間1年のレトロ船『第二おくしり丸』

利礼航路での活躍は、1972年(昭和47)2月から約1年間と短かった。
船体は鋼鉄船ですが船内は、木材が多く使用されておりレトロ感が漂う。「第二おくしり丸」は、利礼航路の後、江差~青苗(奥尻島)航路に就航します。

OKUSHIRI MARU No.2
第二おくしり丸
■総トン数 75トン
■馬力 260馬力
■旅客定員 43名
■就航 1972年(昭和47)2月
■退役 1973年(昭和48)3月
一見、漁船のように見える
船首側
船尾側
船底に荷物が写っている
操舵室は木材が多く使用されている。羅針盤も年季が入っている。その近くには、大きなマッチ箱と灰皿らしきものが確認できる。右手のレーダー機器だけが目新しく感じる。
船の舵は木製と思われる。現在の最新鋭のフェリーの舵は写真の舵の中央部分にある円形部くらいの大きさである
無線機だろうか
''上級の客室''だろうか?
''二等客室''だろうか?
客室なのか船員居住区かは不明。ニッカウイスキーの瓶が転がっていたり、作業服のような衣類があるので船員部屋の可能性が高い
260馬力エンジン

Episode
利礼航路を退役後、道南海運に売却され、江差~青苗(奥尻島)航路に就航する。当時は同じく利礼航路で活躍した『利礼丸』『利尻丸』『礼文丸』なども同航路に就航していた。


参考・引用文献
ハートランドフェリー 船舶表

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