キョウジ

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    記憶に関することをとことん追求しようと思っています。

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コンピューター!コンピューター!

場面3 友情 「ねぇ、食堂にでも行かない?」 「いいことをしにか?」 大道寺が二ヤついた。 「バカ。昼食にきまってるでしょう!」 「とも限らんが」 「神田君も呼んでよ」 「おまえが呼べばいいじゃないか」 「そっ、そりゃまあ、そうだけど」 曜子が顔を赤くした。 「あれーっ、なんだ、なんだ」 大道寺が素早く突っ込む。      to be conntinilyu

    • conpilyu-taa- conpilyu-ta-

      seane2  予兆 「なんだ、これ狂ってるわ」 麻美曜子が大道寺をねめつけた。 「そんなはずわないよ」 大道寺が曜子からオモチャの腕時計をひったくった。 目を見合わせると、ふたりが吹き出した。 「すべての時計はclcにより統括コントロールされているから 狂う確率は0.00000000000PERCENT。つまり絶対に 狂うはずはないでしょう、大道寺さん」 「いや、曜子ちゃんの色香にだけは弱くてもしかしたら 狂うかもよ」 「バカ」 曜子が微かに頬を染め

      • コンピューター!コンピューター!!

            take 1 混乱                       中央情報制御センター 「大道寺補佐官、たっ、大変です」  神田一等技術士がモニターパネルを食い入るように見ながら 眉間に皺を寄せた。 「どうした? また恋人に逃げられたのか」 大道寺は好物のポテトチップスを頬張りながら、ご満悦だった。 「違います」 「じゃあ、恋人に告訴されたんだ」 「どうしてですか?」 「ストーカー行為をしたから」 「決めつけないでください」 神田は頬を膨らませて

        • ラスト・アイドル

          男どもがあらゆる女を喰いつくし、あらゆる女に飽きてしまった20xx年。

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