山の再生屋

地方に住むサラリーマンがひょんなことから林業家に魅せられ、技術・重機を習得中。

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最近の記事

様々な道具の使い方

先日子供と一緒に小屋を作って感じた事ですが、道具は使えば使うほど上手に扱えるようになりました。当たり前のことではありますが、子供と一緒に作業して改めて感じました。持ち方ひとつわからなかったのが、次の日には力加減を覚えていました。手も小さく、力もないため、始めはふらついていましたが、重心の掛け方や足腰の使い方をその場で教えると、すぐ実践して、体に覚えさせていました。 使っていくうちに道具は手に馴染むと聞きますが、まさにその通り。そう考えてみて、自分を振り返ってみると、3年前まで

    • 薪割り

      今年は冬に向けた準備をサボっていたため、猛暑の中で薪割りをしました。夏前にキンドリングクラッカーを購入しており、妻や子供たちでも薪作りが出来るようになりました。5年生の兄は小慣れた手つきで薪割りをしてくれました。けれど、蚊の襲撃に遭い、15分くらいで離脱。次に3歳の末っ子がやってきて、薪割りのお手伝いをしてくれました。さすがに1人では出来ないので、一緒にコンコンと叩いて2、3本割ってくれました。次に真ん中の長女がやってきて、これまた小慣れた手つきで薪割りをしてくれました。保育

      • 子供と自転車小屋作り

        今の小学校の夏休みの宿題と言えば、昔同様テキスト・読書感想文に加えて、自由研究になっています。最近は自由研究と言わず、総合研究と言ったりもします。ただ、やることは同じで、自身で取り組む内容を決め、まとめて、発表する。唯一違うのは、高学年の発表の仕方がパワーポイントなどになっていることです。私の子供の頃は、大きめな画用紙に汚い字で手書きで書いたものです。私の子供は自転車小屋を作りたいということで、一緒に材料を見に言ったりも、寸法を測ったりしました。基礎から一緒に作ったので、本人

        • イチョウの木のまな板

          我が家に新しいまな板がやってきました。イチョウの木で作ったまな板のようです。馴染みのお店で包丁を買いに行ったところ、良いまな板が入ったから買わないかと勧められました。そういえば、私が子供の頃はまな板は木製の物を使用していたと思います。気づけば今はプラスチック製のまな板を使用してしました。いざ使ってみると、切った後の感覚や音がどこか優しく感じます。 調べてみると、イチョウの木自体に殺菌作用があり、昔から愛されていた様子。また、傷も付きにくいため、長期間出来るとか。現在はイチョウ

        様々な道具の使い方

          桐の木の伐採

          先日職場敷地内の桐の木を3本程伐採しました。大きいものは高さ8mを超えていました。伐採する桐の木は建物に隣接するように大きく伸びていましたので、高所作業車を使用して切り詰めていくこととなりました。数年前の写真を見る上では、幅も小さく樹高も低かったのでワイヤーで引っ張って伐倒もありかと思っていました。しかし、現物を見てみると、写真とは別物と感じるほど大きく太く育っていました。業者さんに聞いてみると、桐は他の樹木と異なり、若いうちにたくさん光合成を行ない幅も高さも大きくなるようで

          桐の木の伐採

          松山城ふもとの土砂災害について考える

          先日起きた松山城ふともの土砂災害のニュースについて、専門家が分析されていました。結果的には松山城復旧作業に使用されていた作業道からの崩壊がトリガーになっているとのことです。復旧作業以前の話ではありますが、地形が谷になっており、作業道の下はもともと水の流れ道であった様子。地盤が弱いところに作業道を作り、車両が出入りする中で地盤が少しずつ沈下していた。そしてついに大雨の際に地盤が崩れ、土石流となって谷へと流れ込み、ふもとの住宅が被害を受けたということになります。 先日私も作業道の

          松山城ふもとの土砂災害について考える

          山林からの木材搬出先

          私が住まいしている地域でも山林から集材した木材をどこかで買取してくれると思い込んでいました。先日林業研修を受けてきた宮城県気仙沼市では、バイオマス発電のため2m材をtあたりいくらで買取してくれるようでした。調べれば私が住まいしている隣り町でも原木市場やバイオマス発電もあるため、同じように買取してくれると思いきや、基本個人では受付していないとのこと。そもそも間に県の森林組合が入っていて一筋縄ではいかない様子。個人では絶対ダメというわけではないが、大型トラック単位での搬出でないと

          山林からの木材搬出先

          山林の下見

          各市町村が取りまとめしている空き家バンクから気になる物件を見つけ、現地へ見学に行ってきました。私が住まいしている地方では不動産などには山林の物件が出ておらず、空き家のオプションとして付いているケースが多いようです。今回の物件もそのケースでした。今回対応してくださった不動産の方曰く、売主さんは山だけ売りに出しても売れないから出さないことが多いようです。不動産屋で山林を取得したい人がくると、山林所有者さんへ声をかけるケースがあるとか。一般的に空き家も売りに出ているものは全体の3分

          我が家に鳥の巣

          昨年から薪棚に巣箱を取り付けていました。以前、木育のワークショップで子供と一緒に作ったものです。巣箱自体は立派なもので、しばらくはPOST📮として使用していました。一応、住まいは街中ではあるので、期待はしていませんでした。ところが、巣箱の近くを通るとやたら鳥が近くを飛んでくるようになり、あれよあれよとあっという間に巣箱の中からピーピーと鳴き声が聞こえてきました。今思えば、鳥が近くを飛んでくるのは巣箱の中の卵を親鳥たちが守っていたのだと思います。 ヒナが孵ってからは、子供と一緒

          我が家に鳥の巣

          東京キッザニア

          先日、家族で東京にあるキッザニアへ行ってきました。子供がいろいろな業種の職場体験を出来る施設で、30社以上の職場体験が出来るようです。また、職場体験で得たお金を使って買い物も出来ました。各職場内の内装や体験するプログラム内容が凝っていて、子供たちの目はキラキラしていました。子供用の制服を来て接客マナーを学んだり、ハンバーガーを作ったり、消防車に乗って現場へ駆けつけ放水までするものもありました。実際に体験をしなくても外から見るだけでも楽しめるように作られています。1つの職場体験

          東京キッザニア

          卒業展示会

          地元大学の卒業作品の展示会をしていたので、家族で見に行きました。大学はグラフィックデザイン、コミュニティデザイン、建築デザイン、陶芸、日本絵画、洋画など様々な学科があり、バラエティ豊かな作品がありました。写真も作品のようで、「時空を切り裂く○○」となっていました。大学の正面入り口に展示されており、インパクトは絶大でしたw子供たちも周りの大人も、作品と池と風景がマッチしているのを見てしばらく釘付けでした。 子供たちは天井からのプロジェクターの投影やチラシや作品のポップ等、普段と

          おおやキャンパス 木工体験

          岩手県洋野町にある、おおやキャンパスに行ってきました。ベストシーズンは春や秋のようで、キャンプもでき、星空も綺麗に見れるようです。今回は預けている保育園で使用している木製の食器のルーツを探しに、木工体験しにきました。大野木工は1人1芸をうたっており(正確には村全体が1人1芸で地域活性化をはかっていたようです)、職人さんによって作品のテイストがモダンなもの〜丸みがあり温かみを感じるものがあります。今回は乾燥された30cm四方の木材から、ベースとなる形を掘る作業を行いました。専用

          おおやキャンパス 木工体験

          おおのキャンパス 天文台

          子どもが通っている保育園で使用している木の食器のルーツを探しにおおのキャンパスに行ってきました。おおのキャンパスは岩手県の海沿い青森県寄りにある、岩手県九戸郡洋野町にあります。近くには「あまちゃん」で有名になった北三陸の久慈市がありました。おおのキャンパスは道の駅、牧場、宿泊施設、木工工房、陶芸工房、ガラス工房、温泉、天文台と、体験をするには申し分ないところでした。今回は宿泊・天文台・木工工房を体験してきました。宿泊施設は我々が宿泊した部屋は和室で12畳ほどありました。家族5

          おおのキャンパス 天文台

          第一回モルック競技大会

          12月3日(日)に小学生の第一回のモルック競技大会がありました。今の小学校では障害者スポーツ含め、誰でも楽しめる遊びに力を入れているようです。昔は小学校と言えば、ドッチボール大会がメジャーだったと記憶しています。そのドッチボール大会の主催者側が参加者が集まらなく、モルック大会に変更したようです。モルックは以前子供たちと一緒に体験しましたが、性別・年齢問わず競いあえるので楽しいです(前にモルック体験の記事を書いていますので、よかったら読んでみてください)。大会は小学校別でチーム

          第一回モルック競技大会

          自然観察指導員 1日目 座学

          午後からは2人の指導員が座学をしてくれました。1人目は元校長先生をされていた方で、指導員歴30年以上とベテランの方でした。2人目は大学の非常勤講師をされている方でした。自然を次の世代に繋いでいくためには、何もせずありのまま受け継いでいくケース、少し手を加えなければならないケース、しっかり手を加えなければ維持できないケースがある。はるか昔の自然と共存していた時代は、ヒトは木や草花を適度に利用し、そのことが自然にとって生命のリセットとなり、無駄なく循環していた様子。しかし、今とな

          自然観察指導員 1日目 座学

          自然観察指導員講習 1日目フィールドワーク

          少年自然の家で自然観察指導員講習会に参加してきました。(少年自然の家は他県にもあるのでしょうか?)講習会の日程は2日間あり、1日目は野外活動と講義を、2日目は野外活動と参加者によるミニ自然観察会の実施でした。てっきり、座学とフィールドワークの講習会と思っていたため、2日目の実践を想定したミニ自然観察会をやると聞いた時は震えました。周りの参加者も同じ気持ちのようでした。参加者の人数は全員で50名おり、アクティビティ系のガイドをされている方、登山好きな方、登山トレイルをされている

          自然観察指導員講習 1日目フィールドワーク