【Unity】iOS用のAdmobメディエーションにUnityAdsを導入してみた(図解多め)
どうも、マカロンです。
またまた久しぶりの記事となってしまいましたが、今回はAdmobメディエーションにUnityAdsを導入について図解多めで書いていこうと思います。
意外とまとめてる人少なかったのですが、一度わかるととても簡単かつ広告収入の増額が期待できるのでぜひ最後まで見ていってください!!
それではいきましょう!
メディエーションって何者?
そもそもメディエーションとは何か、簡単に触れていきます。
Admobの画面に「メディエーション」という項目があります。
ここではAdmob以外の広告サービスとAdmobで表示できる広告を比較してその中で一番単価の高い広告を自動で表示してくれるよう設定できます。
また複数の広告から選定してくれるようになるため、Admob側の広告のストックがなくなった際に代わりに他の広告を表示してくれるようになるので、表示回数の増加も期待できます。
収入ってどのくらい増えるの?
もちろんアプリや広告の種類によって個人差ありまくりなので正確な値は
わかりませんが、僕の広告から取れたデータを共有します。
上の0.61ドルがメディエーション対応した広告から発生した収益
下の0.57ドルがメディエーション非対応の広告から発生した収益
になります。
売り上げだけで見ると差はそこまでないのですが、
ここで注目したいのは表示回数です。
対応後は表示回数12回に対して0.61ドル
対応前は表示回数74回に対して0.57ドル
明らかに収益が上がっていることがわかります。
導入もそこまで難しくないので、検討している人はぜひ試してみましょう!
さて、ここからやっとメディエーションの設定の
話に移っていきたいと思います。
1.UnityAds側の広告の作成
まずはUnityAds側の広告を作成していきます。
①Unity Dashboardのホーム画面下にあるMonetizationという項目を
クリックして広告作成が可能な画面に行きます。
②Monetizationの画面から AdUnits という項目に移動します。
③AdUnitsの項目にはデフォルトで広告が何個か用意されています。
ですが、これは使用また削除をせずにAdd Ad Unitを押して
自分用の広告作成準備に入ります。
④設定項目が出てくるので自分がアプリで表示している
広告に合わせて種類を選び、作成します。
⑤先ほどの画面に自分の作成した広告が表示されるのですが、サンプルの項目では1Placementsなのが、今作成した広告は0Placementsになっているので、ここをクリックしてPlacementsの作成に移ります。
⑥Placementsの項目からAddPlacementを押してこの画面で設定をするのですが、自動で設定するか手動で設定するか選べるので今回は自動で設定します
自動の場合はPlacement Nameを入力して
Backfillにチェックを入れれば完了です。
⑦Setup>API AccessからAPIKeyを作成します。
これはクリックするだけで自動作成されるので画像は割愛します。
これにてUnityAdsの広告作成は完了です。
2.AdmobのメディエーションにUnityAdsを登録
こちらは設定画面が非常にわかりやすいので
広告ユニットの追加までは簡単な流れだけ説明します。
1.メディエーションの画面で「メディエーション グループを作成」を選択
2.広告の種類とデバイスを選択
3.名前を決めて、広告ユニットの追加からAdmobの広告を追加
自分の広告ユニットを追加し終えたら広告のソースから
ウォーターフォールの広告ソースの追加を選択します。
広告ソースの中からUnityAdsを見つけて選択を押すと以下のような画面が
出てきます。ここで手動eCPMを入力しないといけないのですが、公式のサンプルが2ドルなのでまねっこして2ドルに設定します。
次はUnityAdsのGameIDとPlacementIDを対応する
広告にそれぞれ入力いきます。
・GameID
Ad Unitsの画面から確認できます。
・PlacementID
さきほど作成したUnityAdsのPlacementのIDです。
設定が終わるとウォーターフォールの項目に以下のように項目が増えます。
ここまで来たら保存して設定完了です!
お疲れさまでした。
追記 : ウォーターフォール設定後、明らかにadmob
全体の売り上げが減少した場合
ウォーターフォールのeCPMを自動検出にしてもし売り上げなどが減ってしまった人いれば手動で設定に切り替えて自分で見定めていくことや、少し高いeCPMに設定しといて普段はAdmobのデフォルトの広告を出すでいいけどeCPMが高いときだけそっちを優先して出させるみたいなこともできると思いますので、自分のスタイルに合わせて変更していくことをお勧めします。
参考記事
最後に
Admobのメディエーション機能、
想像以上に効果ありそうでワクワクです!!
今回この記事の内容を実際に試した僕のカジュアルアプリがあるので、
もし参考になったよって方いましたら一度だけでもいいので遊んでいただけると嬉しいです(^^)
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ではまた