なぜ動物が好きなのかというお話
なぜ動物が好きなのかという話。
私はもともと小学生くらいの時から動物が好きでした。
その頃の好きは、”かわいいなぁ”の好き。
そんでもって、めちゃくちゃ本を読むのも好きでした。
絵本に出て来る動物さんたちはモフモフしてて、これまた”かわいいなぁ”の好き。
そんな私は、小学生中学年くらいになって、絵本じゃない盲導犬・聴導犬・介助犬の出てくるドキュメンタリーの本を読みました。
その時に幼いながら人間と共生…と言うか、むしろ人間を助けて生きてくれている存在であることを、シンプルに尊いなと感動しました。
”一緒に生きていきたいな”の好きに変わりました。
親におねだりして、ホームセンターで5万円まで値下げされている柴犬を飼ってもらいました。今思うともう処分される寸前だったのではと思います。その子が「まろん」です。
いろんな本を読むうちに人間の身勝手で年間何万頭もの犬猫が亡くなっている事実も知ります。「まろん」は救うことができたけど。自分1人で救える動物の数は限られている。
だから、直接救うという思考ではなく、自分以外の多くの人間に、出来れば幼少期から命の大切さを知ってほしいと思うようになっていきました。
賛否両論あるかもしれないけど、大学生の時に移動動物園でアルバイトをして命の大切さや、動物たちを大切にする関わり方を何百人もの園児に伝える仕事をしてみたり。
その後社会人になり、障害児療育をする先生として、あらゆる個性を持った子供たちと「生きること」や「命」について学んだり。
少しでもたくさんの人たちが動物に優しくなれる未来に寄与出来ていることを願いながら。
そして現在は「アート」という切り口で動物に携わっています。
その動物自身の個性や愛らしさを自分の目で見て自分の手で表現しています。
手法は色々あっていいと思っています。その時、自分が一番関心を持てる形で。人間と動物が共生できる社会、幸せなペットが増える未来を作っていきたいなぁ。
次からはイラストレーター活動を通して出会った様々な「初めて」のお客様について書いていこうと思います。