わたしの「生きるチカラ」考察
生きるチカラとは何か?
日本の教育制度の根本に流れる
テーマであることは疑いようもない
何故なら、
保育所保育指針
幼稚園教育要領
にも書かれているくらい、
日本の幼児教育では
基礎とされている言葉だから
さて、それを踏まえて
生きるチカラとは?を
私なりに再考察してみようかな、と
そもそも「生きるチカラ」とは?
「文部科学省HPより抜粋」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
「生きる力」とは…
知・徳・体のバランスのとれたカ
変化の激しいこれからの社会を生きるために、
確かな学力、豊かな人間性、健康・体力の知・徳・体をバランスよく育てることが大切です
* 基礎的な知識・技能を習得し、それらを活用して、自ら考え、判断し、表現することにより、さまざまな問題に積極的に対応し、解決するカ
* 自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性
* たくましく生きるための健康や体力など
これまでの学習指導要領でも
子どもたちの「生きる力」をはぐくむことを目指してきました
これからも「生きる力」をはぐくむという理念は変わりません
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文科省的には、
バランスが取れた人間ということらしい。
果たしてコレは
真の意味での
「生きるチカラ」とはなんだろうか?
着 火
私が思春期に入る前くらいまでは、
「〜クラブ」での父からのお土産(?)は
マッチだった。
その後私が成人を過ぎた頃
友人はライターで火を付けていた
そんな私でも、
お寺で線香に火を灯す時には
マッチを擦らねばならず、
中々焦ったものだった
今、40歳未満の方で
マッチで火を着けられる方は
どれくらい居るのだろう?
コレに氣がついた時に
一抹の不安を覚えたわたし!
しながら
昨今のアウトドアブームから、
もしかしたら火打石の様な
別のアイテムで火を着けられる
そんな若者だって居るし、
私の知らないことを
沢山知っていて教えてくれる
子どもたちも沢山居る
スマホで動画編集する方法を
最初に私に教えてくれたのは
小学生たちだったりもする
こうして実際の火だけではなく
心の火を着けてくれるのは
年齢に関係ないのかもしれない
昭和に戻りたい?!
わたしは昭和生まれだけど、
同僚は平成生まれで
観ている子どもたちは令和生まれ
ジェネレーションギャップに
かなり悩んでた時期も
あったのだけど、
実は!
コレが最高面白いことに
氣付いたときに、
わたしは猛烈に成長したと
思ってる!
年代が違うからこそ、
若い人からも
子どもたちからも学べたし、
斬新なアイディアやスキル
それらはわたしにとって
糧にしかならない訳だから
良く、
「昭和が懐かしい」と
遠い目をして言う人が居るけど、
わたしは全くそう
思ったことがない
若かった頃に戻りたいとは
一度も思ったことはない
確かに、
もう少し若かったなら
躊躇しなかった色恋はあったけど…笑
しかしながら、
子どもたちはいま、
どう思っているのだろう?
生きる為にもがく
何故、◯を選ぶのか?
生きることが当たり前だと
思って生きてきたけれど、
心理や療育の現場に
入ってみると
そうでない人たちの存在を知る
将来が見えない
未来に暗さしか見えずに
もがく氣力さえ失う若者
そして、
仕事に就けなくなり
家に引き篭もる40代と、
それを支える年金受給世代の母親
社会とはかけ離れてた世界の中で
支援という言葉すら知らずに
犬猫に囲まれた生活を送る人たち
そして
誰に相談しても
納得できる答えを得られず
認めることも出来ず抗う若い母親
コレまでの
想像を絶する現状が
まさかわたしの住んでいる世界でも
起こっていた
手段を選ぶことも、
思い付くことも出来ず、
生命の灯火はどんどん小さくなり
何の為に生きているのかすら
わからないという現状が
この世界にはあると知りました
短絡的なんかじゃなく、
そこには複雑な事情が根付いていて
絡み合っていることも知りました!
知る権利?知るって何だ?
世の中には、
先ず、知ると言う意欲が大切で、
例えば母子扶養手当だって
知ってなければ
受け取ることは出来ませんし、
(実際私は1年間受け取ってません…涙。)
しかも、
相談相手を間違えると
あらぬ方向に向かうこともあります。
だからこそ
迷ったときにどうすれば良いか?
誰に聞けば良いか?
わたしには偶々、
近所に弁護士の娘さんが居て
その人が手続きを教えてくれましたが、
わからない…って待ってても
何もはじまらない。
先ずは、
「わからない!教えて!」
の発信から始まると思う
知るは意欲があれば
集まってくるのでは?と
思って居て、
検索エンジンやら、
チャットGPTに投げてみても
返ってくる
重要なのは聞き方と場所で、
ただ投げたら直ぐに返ってくると
思いがちだけれど、
案外人には、
そこに「熱」がないと
届かないものなのではないだろうか?
結局…生きるチカラとは?
私は知ろうとすることだと思う!
何処かの大学の
キャッチコピーか何かに、
知識はチカラ
という言葉があったけれど、
知識というよりも
知識を得ようとするチカラ
なのではないかと思う
先程、火起こしの話をしたが、
それも同様のことで、
知識を先ずは
手に入れようとしない限り
知識は得られず、前には進まない
だったらどうする?
知識を得る為の行動を起こす
その為の「意欲」を導くこと
それはいつ出来るのか?
幼少期なのではないだろうか?
このプロセスを学ぶことで、
自らが困難に立ち向かったり、
助けを求める勇氣へと
繋がるのではないでしょうか?
わたし達は何処かで
諦めることを
覚えてしまったりもしたけれど、
もし、過去に、
諦めずに向かい続けた記憶が
僅かでもあれば、
疑問に思ったり、
「不快」を感じることに対して
立ち向かえるのではないかな?
と、
わたしは考えていて、
これがわたしの思う
真の生きるチカラだと思い、
その為の学びと遊びを
今後も提供したいと思う!
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最後まで読んでくださって
ありがとうございました!