ドラゴンラージャ1巻 雑感想

ガンダムSEED・DESTINYを適当に見たら記憶に恐ろしく残らなくて困ったので、
文章に書いたら記憶に残るかなあ、ってことで雑に残します。

●キャラクター
○フチ・ネドバル
ろうそく職人の息子。
生意気な17歳。地の文はこいつ視点でなかなか元気。
幼なじみのジェミニに純血を奪われた憐れな主人公。
母親はドラゴン、アムルタットに襲われて死んでる。
よく歌う。

○ジェミニ・スマインターグ
領主の森番の娘。
ちっちゃい幼なじみの女の子。
酔うと「いひひっ」って笑う。
主人公が旅に出ると、当然の如く村に残る。
帰ってきたら村が燃えているかもしれない……(たぶんそんなことは無い)

○カール
森で隠居する男。
腹違いの領主の弟。
知識人。

○サンソン・パーシバル
城の警備兵隊長。フチより十歳ほど上。
恋人がいるらしい。
序盤で死ぬかな? と思ったけどまだ生きてる。

○タイバーン
盲目の魔術師。全身入れ墨。
強い。金持ち。
村に残る。

○領主
気弱な良い人。カールの兄。

○ハルシュタイル公
名前不明。10歳未満。
おそらく養子。
ホワイトドラゴン、カッセルプライムが相棒(どう関係付けるべきが分からないのでとりあえず)
今後メインキャラになる気がする。

●本編
アムルタットが人間に話しかけたのでビビる。
ドラゴンラージャしかドラゴンと意志疎通できないのかと思った。
「十万セル相当の宝石」っていう言い方が具体的で笑える。
宝石欲しいのは理由があるらしい。
案外生活必需品なのかもしれない。
アムルタット「あら、宝石が切れちゃったわ」つって。

ホビットのスマウグのせいで、喋る強いドラゴン=小物なイメージが付いてしまった。

この世界、モンスターがよく出る(オークとかゴブリンとかそういう系)。
村はよく襲われるらしい。

オークが喋った!
喋るんだ、オーク。復讐もしてくる(仲間のためではない)
でもロード・オブ・ザ・リングのオークも喋ってたし、武器を使うから知能はあるんだな。
人型だし。

軌跡シリーズのゼムリア大陸の魔獣って、あくまで獣なんだよね。植物もいるけど。よって喋らない。
だからオークが喋りやがってビビった。

ゴブリンも自我があるし自尊心があるし、恥もあるらしい。
エラい高等生物だ。

カール「オークは知能が低いから、学習できない」

言葉を喋っても、技術開発できるほどの知能は無いのか。
あとどうやら愛の無い生き物みたいだ。

エルフが出てきた。
耳が長い典型的なやつ。

お友達になれるかどうかの話が面白い。
ドラゴンラージャとドラゴンは主従関係じゃないって下りといい、オークの下りといい、ひょっとしたらこういう軸で話が進むかもしれない。

カール
「エルフはそっくりになってしまうんだ。エルフの近くにあるものに。人間にそっくりになってしまうんだ。人間の近くにあるものは」
この文章、リズム感があって好きだ。

サンソンは無自覚に失礼なことを言ってしまった。

十二人の橋
どんな種族でもいいから十二人集めないと渡れない。
この橋では戦えない。
ウルク、ドワーフ、エルフ、人間が一堂に会する。
誰が渡るか。こういう謎々レイトンにあったな。

橋を作ったのはタイバーン・ハイシーカーという魔術師。
二百年前のこと。
いや、もう、タイバーンのことでしょ。

橋渡るとき、フチめっちゃ歌考えてる。歌好きね。

ウルクを向こう岸に投げてお礼を言われる。
ウルクには思いやりの心はあるらしい。

カール「本当の協力というものは、理由なしに生み出されるべきだと思うが」
フチ「それはあんまりにもロマンチックすぎるよ」

カールのそれが理想だな。正しいがロマンチックすぎる。
カールが隠居してるのは人間嫌いだからとかありそう。


●今後の予想

異種族がいっぱい出てきたので、それぞれの価値観や文化みたいな話かも知れない。
人間の理解できない価値観や正義とかそういう話。

あと、とりあえず美青年キャラが欲しいです。

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