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sayonara

作詞:コニシユウ
作曲:コニシユウ
編曲:OREnoAOHARU

陽が堕ちる夜の始まり
言い出しそうな「さよなら」

憧れる事は、悪い事じゃない
でも、少し見失っていた
あの日の君は、まだ幼なくて
掛け違えたボタンのように

恋をする事は、悪い事じゃない
でも、少し急いでた
あの日の君は、まだ手探りで
両手で掬った水のように

届きそう・・もう少し・・
触れたいから背伸びしてた

触れたいのに触れられない
泣きたいのに泣けなくて
月が光る夜の途中で
寂しいのに笑ってた

気付いてた・・弱いから・・
夜の海に堕ちそうになる

言いたいのに言えなくて
弱いくせに強がってた
月のような君想いながら
言い出しそうな「さよなら」

忘れたくて忘れられない
笑いたくて信じていた
月が沈む夜の最後(おわり)
さえぎるように「また明日」

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あとがき

この「sayonara」は今書いている「ダブり」と
いう物語の第2話で出てくる歌詞です。
矛盾を表現したくて、どこか寂しい感じの
詩ですが、その矛盾があるからこそ、
真実を見ようとするのではないでしょうか?
月は、太陽に照らされて輝きます。
もし、月がみずから光るならどんな輝きをしたのでしょうか?
それとも太陽の光があるから綺麗に光るのでしょうか?

月のような君、弱い自分にサヨナラ
でも、そんな自分にまた明日

         おやつちんみのユウのほう

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