ヒモクズ浮気彼氏を犬系溺愛彼氏に更生させた話

私の体験をエピソードのように書いてみました
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起：学生時代の彼との出会いと変化

私は澪、20代の女性。自分で言うのもなんだけど、そんなにモテるタイプじゃない。普通に学校に通い、普通にアルバイトをし、平凡な日々を送っていた。そんな私にとって、彼氏との出会いは奇跡みたいなものだった。

彼は私の大学の同級生で、初めて出会ったときから優しい笑顔が印象的だった。みんなに好かれて、友達も多く、彼の周りはいつも賑やかだった。でも、私には特別な優しさを向けてくれた。彼のことが好きになるのに、そんなに時間はかからなかった。

付き合い始めてからの彼は、本当に優しくて、どんな時も私を大切にしてくれた。デートのたびに「澪、今日は何食べたい？」って聞いてくれて、私の好みに合わせてくれた。学生時代の彼は、まさに理想の彼氏だったんだ。

でも、大学を卒業すると、彼の態度が変わり始めた。夢を追いかけると言い出し、仕事をせずに私の家に転がり込んできた。最初は「夢を応援したい！」って思っていたけど、次第に不安が募っていく。私が働いている間、彼は部屋でダラダラしているだけ。家事もほとんどしないし、お金も出さない。それでも、私は彼が好きだったから、なんとか支えようと思ってた。

承：浮気と酷い言葉に耐える日々

だけど、彼の態度はどんどん酷くなっていった。最初は「オレ、ちょっと出かけてくるわ」と言って、頻繁に外出するようになった。それが浮気だと気づいたのは、彼の携帯を見てしまった時。そこには他の女性とのやり取りがあり、その数なんと6回！信じられなかった。

「なんで…？」って泣きながら問い詰めたら、彼は冷たく笑って「だって、お前が追いかけてくるからやろ？」と言い放った。言葉に詰まり、何も言えなくなった。彼の浮気は止まらず、そのたびに心が傷ついたけど、別れる勇気はなかった。

友達に相談しても、「そんな男、さっさと別れたほうがいいよ！」って言われるだけ。それでも彼が好きだったから、どうにかして彼を変えたかった。彼が昔のように優しく、私を愛してくれる日が来ると信じていたんだ。

転：心理学と人の心を学ぶ

別れたくない、でもこのままじゃダメだと思った私は、心理学に興味を持ち始めた。自分のことも、彼のことももっと深く理解できれば、何かが変わるんじゃないかって思ったんだ。

最初に取り組んだのが「認知行動療法」だった。これは、自分の思考パターンや行動を見つめ直し、ネガティブな考え方をポジティブに変えるための技術だ。これを学ぶうちに、彼の浮気や酷い言葉の裏には、彼自身の自己肯定感の低さや、過去のトラウマが影響していることに気づいた。

さらに、「愛着理論」にも目を向けた。愛着スタイルが人間関係にどれだけ影響を与えるかを学び、彼の不安定な愛着スタイルが浮気を引き起こしていることが分かった。彼自身も不安定で、私を試すことで安心感を得ようとしていたんだ。

心理学を学ぶことで、彼をただ責めるだけじゃなく、彼の心の内側にある問題を理解するようになった。そして、その理解をもとに、彼にアプローチする方法を変えていった。

彼が王子様のように変わったことを実感したエピソードは、私の誕生日のサプライズです。

それまでの彼は、私の誕生日を忘れることも多く、仮に覚えていても適当にコンビニで買ったお菓子を渡して済ませるような人でした。でも、彼が変わった後のある誕生日には、びっくりするようなサプライズが待っていました。

その日、彼は何も言わずに突然「今日はお前の好きな場所に連れて行くわ」と言ってくれました。どこに行くのか聞いても「お楽しみだよ」とニヤリ。車で少しドライブした後、私がずっと行きたかったけど、なかなか行けなかった小さな隠れ家レストランに連れて行ってくれたんです。

そのレストランは静かで落ち着いた雰囲気で、二人だけの特別な時間を過ごせる場所。予約まできちんとしてくれていて、私の好きな料理も調べてあったのか、メニューも完璧でした。料理が終わった後、彼は突然「澪、これからもずっと一緒にいたい」と言って、私に素敵な指輪をプレゼントしてくれたんです。

その時、私は心の底から「彼は本当に変わったんだ」と実感しました。浮気や冷たい態度ばかりだった彼が、こんなにも私のことを大切に思ってくれるようになるなんて…。その日以来、彼のことを信じ、愛してよかったと思うようになりました。

結：王子様系彼氏への更生と技術の共有

学んだことを実践する中で、彼の態度は少しずつ変わっていった。まずは、彼を責めるのをやめ、彼が感じている不安や恐れに寄り添うようにした。彼の話をじっくり聞き、「君の気持ちを理解しているよ」と伝えることで、彼も次第に心を開いてくれるようになった。

その結果、彼は浮気をしなくなり、私に対して誠実で優しい彼氏に変わっていった。今では、私を溺愛してくれる王子様みたいな彼になり、友達からも「羨ましい！」と言われるほど。あの時の苦労が嘘みたいに思えるけど、それも心理学のおかげだと感謝している。

私が学んだ技術は、他の人たちにも役立つと感じている。実際に、友達にも「認知行動療法」や「愛着理論」の話をしたら、みんながそれを実践して幸せな関係を築くことができた。だから、私の体験を通じて、多くの人にこの技術を知ってもらいたいと思う。

結論：感謝と未来へ向けて

最後に、この経験を通して学んだことは、どんなに困難な状況でも、相手の心を理解し、正しいアプローチをすれば、関係を良くすることができるということ。彼が変わったのは、私が心理学を学び、彼を理解しようと努力した結果だ。そして、その努力が実を結び、今の幸せな関係が築けたんだと思う。

もし同じような悩みを抱えている人がいたら、ぜひ心理学を学んでみてほしい。自分を変え、相手を理解することで、幸せな未来が待っているかもしれないから。